映画【嘘八百】を手短にご紹介|骨董品は贋作だらけ?騙しあい、思わせたもの勝ち!

見てほしい(90点以上)
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おすすめ度:95点(見てほしい)

 嘘八百は2018年1月に公開された映画です。主演は中井貴一さんと佐々木蔵之介さんです。大阪を舞台に骨とう品で騙し合い。贋作なんて当たり前!そして、存在しなかった千利休の幻の茶器を作りあげる。

箱、譲り状、制作秘話もでっち上げ、すべてが嘘八百だが、贋作は歴史も超える。最近作ったものが400年以上前の幻の骨とう品になる!

感想

骨とう品の世界なんて、知ったかぶりの世界。本物のように見えれば、どんどん本物に見えてくる。これが贋作の当たり前。

秀吉に持ち上がられ、最後は落とされて命を失った千利休。悲運の千利休にはロマンがたくさんあるのだが、それゆえに逸話もたくさんあり?いろんなことが推察されます。

商売と言えば、大阪となるのがちょっと気になりますが、歴史的に見てもそれは仕方がない事。

この映画でも大阪を舞台に怪しい話となっています。坂田利夫が出演し、1985年の阪神タイガースのバース、掛布、岡田の話が出てくれば、そこは完全に大阪!

騙すスリリングな展開もドキドキでしたが、贋作だが一生懸命作る佐輔が凄い!贋作用の土ってそうやって作るんだ。と感心しました。

やっぱり真面目な贋作づくりは本物を越えますね。

相関図

登場人物

小池則夫 – 中井貴一

 

小池則夫(こいけ・のりお)は骨とう品屋・古美術獺(かわうそ)を商いにしていますが、実態は素人を騙して安く買い、他の店に高く売る詐欺まがいの商売をしている騙し屋です。

妻の陽子とは離婚?していて、娘のいまりと自動車でカモを探します。

骨とう品の目利きはかなりできて、巧みなしゃべりで、嘘を本当のように伝える事が得意だが、ひょんなことから佐輔に騙されます。

佐輔に騙されたことがきっかけで、小馬鹿にされた樋渡と棚橋を騙し返すことを思いつく。

中井貴一さんの関連記事

野田佐輔 – 佐々木蔵之介

 

野田佐輔(のだ・さすけ)は元は腕のいい陶芸家だったが、過去に自分の作品を安く買い、客に高額で売る樋渡と棚橋に利用されたことがあり作品作りに失望した。

その後、樋渡とは縁を切ったが、これをきっかけに贋作づくりで小銭を稼ぐ暮らしをしていた。

佐輔には飲み屋「土竜」に集まる贋作仲間がいるが、則夫を騙したことをきっかけに則夫も仲間となり、樋渡と棚橋に復讐する(騙す)ことを決意する。

内容

ネタバレ

佐輔が土からこだわり、何度も作り直した利休の幻の茶器を作る。則夫は歴史背景も作り上げ、オークションで一気に勝負に出る。

会場には佐輔の仲間たちが見守る中、則夫の仕掛人の力もあって値は吊り上がる。

そのれに乗せられて、樋渡も値を上げていく、そして、8000万となったところで、棚橋が「これは贋作だ」と叫ぶと、セリは一旦中止となる。

みんなが帰った後、則夫たちがガックリしていると、樋渡と棚橋が再びやってきて1億で売ってほしいと裏交渉してきて、佐輔の茶器は1億800万円で樋渡が購入した。

すべては上手くいき、佐輔たちは棚橋たちを騙し返すことに成功して、大金を手に入れます。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は中井貴一、佐々木蔵之介、友近、森川葵、前野朋哉、堀内敬子、坂田利夫、木下ほうか、塚地武雅、桂雀々、寺田農、芦屋小雁、近藤正臣です。

出演者の出演作品

この人もライダー出演者!

 

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