【ボランティア参加】
世界遺産姫路城マラソンも今回が5回目。これまで、5回連続で、応募し、5回連続落選。何とかこの流れを変えようと考え、今回はマラソン大会運営を支えるボランティアで参加することを決意した。振り返ってみれば、人生初のボランティアだ。5年連続、落選し、今回のボランティアも落選したらどうしようかなと考えていた10月の終わりに、ボランティアの「申込受付完了の知らせ」が届いた。どうやら、ボランティア参加は当選したようだ。いつもはランナーとして、他のマラソン大会に参加しているが、今回はその経験を活かして、ランナー目線の支援が出来ればいいなと思い、頑張ります。
【説明会の会場】
ボランティアの説明会が1月26日にありました。マラソンの開催が2月24日なので、ほぼ1ヵ月前となる。11月中頃に家に届いたボランティア説明会の案内に従い、説明会場の姫路市役所北別館に8:30に向かった。入り口にはボランティア説明会の案内があり、北館に入ると係の人から資料を頂き、初参加の私はスタッフウェアも頂いた。
(北館入り口)
(スタッフウェア)
実は今回の参加の目的にはスタッフウェアを手に入れることもあった。少し、動機は不純だが、全力でマラソン運営の応援を行います。少し時間が早かったので、人はまばらだったが、説明会開始の頃には50人ほど集まっていた。団体参加の人は代表者だけの参加のようだ。案内のグループ名には企業名や団体名があったので、そのグループについては代表者のみの参加のようだ。
(会場の様子)
【ランナー受付説明会】
大きな規模のマラソン大会はランナーの受付を大会前日に行う。そして私のボランティアも大会前日から始まる。まずは、受付の流れの説明を受けました。いつもはランナーとして、係の人たちの誘導に従い受付を行うのだが、今回は立場が逆、出来るだけランナーに不安な思いをさせない対応を求められる。特に、遠方からくるランナーは姫路の事をよく知らないはずなので、丁寧な対応を心掛けなければならない。8割の人たちは市外の人のようだ。全国47都道府県と海外からの参加者も大勢いるようです。
この説明会ではすべてのボランティアの人たちに共通する決まり、注意点と前日受付の流れ、人の配置の説明を受けた。私の役目はナンバーカード引き換え窓口。そこでは、ランナーの本人確認とナンバーカードの受け渡しを行う。代理受付の場合は別に案内する。受付会場の図も頂いた。
【スタート関係説明会】
ランナー受付説明会が終わり、次はスタート関係説明会の部屋へと移動した。ここでは、およそ20人集まっていた。そして、大会当日のスタートブ関係のボランティア説明会が行われた。
ランナーは、大会応募時に申請した完走時間を元にA~Dブロックに分けられる。早い人ほどAブロックになる。そして私が受け持つブロックはというと、なんと遅延ブロック。
この遅延ブロックとは所定時間までに各ブロックに入れなかった人たちが集まる場所で、スタートはDブロックの後となる。例えば、大会当日に緊張からトイレに行きたくなる人がいて、トイレの順番待ちをしている間に整列時間に間に合わない場合がある。そういう人は、遅延ブロックへと誘導される。遅延であっても完走さえできれば問題ないのである。
大会当日を思うととても寒そうである。私も防寒対策だけはしっかりしておこう。そして、ランナーたちの全員無事スタートを見届けたいものだ。
【心肺蘇生講習会】
スタート関係説明会が終わり、次は心肺蘇生講習会の会場へと向かった。講習会場では練習相手の人形がたくさん並んでいた。参加者は沢山いて、100人はいたと思う。姫路市消防局の人たちが丁寧に教えてくれた。私は以前にも何度か心肺蘇生講習会は受けているのだが、過去の事はあまり覚えていない。ので、今回もまた初心で講習を受ける。
(講習の様子)
私の練習相手はこの人形だ。この人形を使って講習開始。意識の確認、人を呼びAEDと119番連絡の指示、気道確保、胸骨圧迫0.5秒/回を30回、AEDの装着・・・。との流れ。可能なら人工呼吸である。
(私の相手)
残念ながらこの人形が回復することはなかったが、もし本番で誰かが倒れた時には思い切った行動をとろう。マラソンでは必ず無理をする人がいる。それは仕方がない事でもあるし、私も十分理解できる。その辺はランナーの自己責任の領域となる。万が一の時には私が助ける。修了証はスタッフウェアに貼る。
【説明会を振り返って】
マラソンは大会運営者、ボランティアの人たち、応援の人たち、その地域に住む人たちの協力で成り立つ。ランナーはその人たちに支えられて、ゴールを目指す。いつもは自分とみんなのためにゴールを目指し走るのだが、今回は1人でも多くの人が完走し、自分の目標を達成できるようにご協力をさせてもらいます。
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