ガンプラの組立て方

ガンプラに挑戦
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ガンプラのシリーズ

ガンプラにはHG(ハイグレード)、RG(リアルグレード)、MG(マスターグレード)、PG(パーフェクトグレード)の種類があります。サイズはHGとRGは1/144スケール、MGは1/100、PGは1/60です。

これら以外にもSD(Super Deformed)シリーズという、頭が大きく手足が短い低頭身タイプのものもあります。

HGの特徴は値段が安く、機体種類が多い。はじめからコーティング加工(値段高め)された物もあり、初心者向けであること。RGは大きさはHGと同じなのですが、複雑な動きが再現でき、見た目もかなりリアルになる分、部品が小さく、シールも多い。かなりの組立て感を感じたい人にお勧めです。HGより値段はやや高めになりますが、完成した時の感動はかなりのものです。

MGは値段が高めですが、サイズが大きくなる分、部品はRGより少し大きくなり、扱いやすくなります。完成品の迫力が欲しい方にお勧めです。PGは上級者向けです。値段もかなり高くなります。ものによっては、2万円を超えます。SDはコミカル感を楽しみたい方にお勧めです。値段が安く、組み立て時間もかなり短いです。

これらの中で、一般的なのはHGでしょう。機体の種類も多く、初めてガンプラを作る人には、組み立てを楽しめて、完成度が高いです。手ごろにアニメで見たことがある機体を再現できます。

組立てる前に

準備

組立てる前にやることは、道具を確認。箱を開ける。説明書を軽く読むということでしょう。ここではHGシリーズのジムを手本に説明いたします。道具ですが、日ごろプラモデルを作らない人は爪切りでもできますが、安くてもいいので、プラモデル用のニッパーは欲しいかな。必要な道具はニッパーだけでOKです。

 

(箱を開ける)

(袋から出して、ニッパーを用意)

もしよろしければ、

ランナー、ゲートとは

ランナーは、プラモデルの各部品を作るために樹脂を流し込むのですがその道筋で、部品がついている丸く太い部分の事です。ゲートはランナーと部品をつなげている薄い部分です。ランナーは作業の邪魔になる場合は適度に切断してください。不要に切りすぎると混乱のもとになるので、最低限でお願いします。基本的には切ることなく作業は進められます。

部品の取り出し方

ゲートは部品を切り離す時に切るのですが、まずは、できるだけランナー側を切って、部品にゲートを残してください。

(ランナーからゲートを切る)

(取り出した部品)

 

こんな風に、部品にゲートが残りますので、次はゲートを切ります。このときに注意するのができるだけ切り口の抵抗を小さくするように切ることです、強引に切ると切り口が白くなり、部品の色によっては目立ちます。ガンプラはそのあたりも配慮してゲートの位置を目立たないところにしていますが、あなたも少し注意して切りましょう。もし、白くなったら、爪で擦ると誤魔化せます。中級者になるとやすりを使うのですが、初心者はそこまでしなくてもOKです。

(ゲート切断)

 

組立て

組立ては説明書に従って、組み立てるだけです。注意することは焦って組立てようとしないことです。落ち着いて丁寧に組立てます。また、説明書の中には注意する点、特に部品の向きや、シールを貼るなど、注意事項も組み込まれています。これらを見落とさないように注意してください。今回のジムは足から組立て開始です。

(両足完成)

 私の場合、写真を見ての通り、ゲートの切りカスが散らばらないように、箱の上でゲートを切り、作った部品は紛失や作業中に当てたり、落下して壊さないように、箱の中に入れておきます。

(胴体完成)

(両腕、頭部、腰部が完成)

(武器なども一式完成)

ここまでくると、完成までもう一息。一番楽しい、仕上げです。

(完成)

作成時間など

ジムの部品数は100個ほどです。作成に要した時間は約2時間。プラモデルの組み立ての話をするときに組立時間を参考にしますが、急いで作っても、あまり意味がありません。休み休み作ってもいいし、日を開けて作っても問題ありません。ただし、部品を失くさなければ。

このジムの値段は定価700円ですが、540円で購入しました。今回は組立だけでしたが、塗装をしたい時などの練習台にはちょうどいいです。ジムには失礼なのですが。

ジムが作れれば、他のガンプラも十分作れます。私の他の作品も参考にしてください。そして、せっかく作ったガンプラは飾ってもよし、改造してもよし、遊んでもよしです。ガンプラは自由です。

作成の注意点

ガンプラを組み立てる時に注意することは、組み方を間違った時の対処方法です。まず、焦らず対応しましょう。組み間違ったということは、一度組んだものを外す作業が発生します。手で強引に外せる場合もありますが、何ヶ所かあるジョイント部分を折ってしまう事があります。専用器具や、マイナスの精密ドライバーを使用して、丁寧に外してください。ガンプラは接着剤を使用しないのでジョイントが命です。間違っても丁寧に対応すれば、大丈夫です。

もし部品を紛失、破損した場合は部品発注をすることもできます。発注については、こちらで紹介しています。

ガンプラの組立て方
HGジムを使って、ガンプラの組立て方を説明します。初めてガンプラを作る人には参考になるのでどうぞ。ガンプラの一番いいのは接着剤を使わないので、溶剤臭くないところです。作るときにいつも思うのですが、この技術はすごい。ガンプラには日本のモノ作りの精密さが詰まっている。

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