ランニングを趣味にしたサラリーマン9話|CBA竹山マラソン!に挑む

オリジナルシナリオ

3度目のチャレンジで42.195kmを走りきれるか?

42,195歩を走ればゴールするはずだ!

いろんな事を自分に言い聞かせて、挑むCBA竹山マラソン。

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いよいよスタート!CBA竹山マラソン会場へ

本番前日

壮太は初めての大きなマラソン大会を前に、前日から少し緊張しながら、家から車で2時間ほどかけて、竹山市に前日受付をしにいきます。

当日受付もしていましたが、当日は何が起きるかわからないので、前日受付をしようと竹山市のランナー受付会場に行くと、壮太以外にも前日受付をしている人がいます。

竹山市は秋に収穫される農作物やぼたん鍋など食べ物が有名で観光地としても有名なところです。

壮太は係の人に引換券を渡して、参加賞のTシャツやゼッケン、マラソンの案内冊子などをもらいます。

これまで、参加した”みなも笠井川マラソン”や”大石マラソン”とは大会の規模が違って、参加者は1万人です。

係の人が壮太に「頑張ってくださいね」と声をかけてくれて、壮太も元気に「頑張ります!」と答えます。

これが、メジャーなマラソン大会か~、と心のなかで何度も呟きます。

夕方に来たので、今日は帰って明日に備えようと、壮太は受付を済ませると車で家に帰ります。

明日の今頃は走り終えているはず、どうなっているのだろう、と期待と不安でいっぱいです。

家につくと、何をしていいのかわからず、ソワソワする気持ちを落ち着かせるために家の近くのスーパーまで歩いて買い物に行きます。

大会当日の朝

スタートは10:50なので、会場までの移動時間も考えて5:00に起床します。壮太はいつも会社に行く時間より1時間早く起きます。

少しソワソワしながら出発の準備をします。必ずいるものはわかりやすいのですが、万が一のときのために使うものは持っていくかどうか悩みます。

ゼッケンやシューズにつけるタイムを計測するチップは何度も確認します。

6:00、家を出発しますが、外は真っ暗。さあ、行くか!と心のなかで気合を入れて、壮太は車を走らせます。

7時頃になると徐々に明るくなってきて、竹山市に向かう車も増えていきます。みんなマラソンに参加する人なのかな~、と運転しながら仲間意識が芽生えてきます。

大会会場の近くには駐車場がありますが、壮太より早く来た人達の車で満車になっているので、壮太は会場から1.5kmほど離れた大きな駐車場に車を駐めます。

壮太は車の中で、服を着替え、靴を履き替え、会場に持っていく荷物と車においていく荷物を分けます。

準備が終わると、会場へ向かいます。壮太以外もたくさんのランナーが会場に向かいます。普通、1.5kmというと、ちょっと遠いのですが、ランナーにとっては気にならない距離です。

ランナーは普通とは違う人種なんだと、日常生活で思うことがたまにありますが、一番の違いは距離感ですね。

壮太の距離感も普通の感覚ではなくなっています。

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いよいよスタート!緊張の号砲

会場到着!

壮太がトボトボ歩いて会場につくと、屋外ステージや屋台もあって、これまでの大会とは比べものにならない盛況ぶりです。

これが、メジャー大会か!と何度も思います。

野外ステージではCBA放送のアナウンサーが司会をして開会式を盛り上げています。ゲストランナーや応援芸能人の方もステージで紹介されます。

これが、メジャー大会か!、またもや壮太は心のなかで呟きます。

今の時刻は9:45、スタートは10:50で、スタートブロックには10:30までに集合します。

スタート時刻が刻一刻と近づきます。

壮太は荷物を預かり所に預けるために、最低限の荷物を腰巻きのポシェットとスポーツウエアのズボンのポケットに入れます。

今から食べるおにぎり、走る直前に食べるゼリー、走りながら食べるゼリー、スマホ、腕時計、貴重品(カード、小銭)などが壮太の手元に残した荷物で、ほかは預けます。

大会のパンフレットにはコースにあるエイド(食べ物)や給水所が書いていましたが、壮太は何が起きるかわからないので、走りながら食べれるゼリーを持って走ります。

10:20になると、会場内に「あと、10分でスタートゲートが締まります」とアナウンスが流れ、壮太は急いでDブロックに向かいます。

スタートブロックは自己申告の目標タイムが早い人達から順にA~Dブロックまであります。

壮太はこれまで2度の完走をしていますが、タイムが遅いのでDブロックスタートとなります。壮太は最高完走タイムは5時間11分で、目標タイムは4時間30分で申告しました。

なので、Dブロックで当然です。

そして、この大会で最も注意すべきなのが制限時間です。制限時間は5時間10分で壮太のレベルではギリギリアウトです。

当然、途中にも関所があり、それぞれに通過制限時間があります。この大会を完走できれば、他の大会でも十分完走でき、壮太の今後のマラソン人生の試金石になります。

ちなみに、集合時間に間に合わなかった人はDブロックの最後尾に集められます。

なので、壮太は集合時間に間に合っても間に合わなくても、Dブロックスタートになります。

スタート!!!

10:25、壮太はおにぎりやゼリーを食べたあと、Dブロックの中団付近に入ります。もう、スタート直前です。ここまで来ると、自分を信じて走るしかない。

壮太はこれまでの2度のマラソンとは全く違う雰囲気を楽しみます。

仲間たちと来ている人たちは仲間同士で話をしていて、初めて走るような話をしている人もいます。マラソン慣れしている人もいて、みんないろんな心境でスタートを待ちます。

そんな中、壮太は一人で参加しているので、一人でソワソワしてスタートを待ちます。

10:45、「スタート5分前です」と会場にアナウンスが流れ、ランナーたちの緊張感が高まります。

10:50、スタートの号砲とともに花火が上がります。

でも、明るいのでバン!バン!と音と煙だけが見えるだけ。先頭の人たちはスタートしたのだろう。

壮太は号砲だけ聞こえて、動かないスタートブロックの中にいます。

参加者が多い大会では後ろのブロックの人達のスタートは遅くなります。1万人が同時にスタートというのはちょっと無理ですからね。

壮太がスタート地点着いたのは、スタートの号砲が鳴ってから10分後、ようやく壮太のCBA竹山マラソンがスタートしましす。

ランニングを趣味にしたサラリーマン10話(最終回)|私の趣味はランニングだ!
今度こそ走り切るぞ!と意気込んではいけない。無理に力を入れるとスタミを消耗する・・・。THE 省エネモードでスタートしたCBA竹山マラソン、その結果は・・・。

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