【さくらの親子丼2】を手短にご紹介｜親子丼で閉ざした心にノックする？子供シェルター・ハチドリの家！

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おすすめ度：73点（まあまあ）

　さくらの親子丼2は2019年冬、フジ系、毎週土曜夜11時40分に放送されました。主演は真矢みきさんです。親から虐待された子供や不幸な出来事によって心を閉ざした子供たちに親子丼を食べさせ心を開きます。

他の主な出演者（敬称略）は、柄本時生、井頭愛海、岡本夏美、柴田杏花、尾崎真花、祷キララ、日比美思、浦上晟周、塩野瑛久、相島一之、名取裕子です。

内容

問題を抱える子供たちを保護する子供シェルター・ハチドリの家に住む8人の子供たちが九十九さくらとともに問題を乗り越えていきます。さくらに反抗する子供や心を閉ざしている子供たちもいますが、まずは腹ごしらえ。さくらが親子丼を食べさせて子供の心に入ります。

ハチドリの家は子供を保護するために住所は公になっていません。しかし、原則として、2ヶ月で退所する規則となっているので、その間に問題を解決したい。子供たちの問題は主に、親子関係のもつれや、犯罪となっています。

ハチドリの家は三谷法律事務所の三谷桃子が中心となり、弁護士の川端哲也、ホーム長の鍋島真之介が運営していり、そこへ、臨時の調理担当として、さくらが雇われました。

ハチドリの家に住む子供たちは普通の考え方や、精神状態ではありません。さくらの理解を越えた行動をとります。さくら自身も子供たちの問題を解決しながら気づくことがたくさんあり、成長していきます。

親は子供を大切にするのか。子供達とさくらとの間で大きく考えが異ないます。親に裏切られ続けた子供たちに、親を信用させることは簡単ではありません。一時的に改心した親も時間が経てば元に戻ることもあります。

最終回では、子供たちが、それぞれの生き方を選択して歩んでいきます。貞子は一度は手放した子供を取り戻すことを決意して、詩は東京大学法学部に進学します。由夏はさくらとともにハチドリの家を去り九十九堂へいきます。マリアは母親が離婚して先へ進みます。茜は夢だったアイドルを目指し、玲奈はハチドリの家に留まります。拓士は女装バーで働きます。香は妹のために保護観察中に補導され、残念ながら少年院へ戻りました。

登場人物

九十九さくら – 真矢ミキ

九十九さくら（つくも・さくら）は古本屋・九十九堂の店主で、優しく、力強い女性ですが、高校生だった長男を殺された犯罪被害者家族としての経験もあり、悪い事には真っ向から立ち向かいます。自分自身が過去に縛られながら、悩みを抱える子供たちのために親子丼を振る舞います。ある時、ハチドリの家の調理係がいなくなって、三谷に頼まれて臨時で調理係を受けたのをきっかけにハチドリの家の調理係となります。

川端哲也 – 柄本時生

川端哲也（かわばた・てつや）は弁護士です。元々優秀な学生で大学在学中に司法試験にも合格しています。正義感が強く、ハチドリの家に住む子供たちを支援します。上手くいかなこともありますが、粘り強く、冷静に立ち向かいます。

三谷桃子 – 名取裕子

三谷桃子（みたに・ももこ）はハチドリの家の経営に携わる弁護士です。さくらとはさくらの長男が不慮の事故で殺害されて時に加害者側の弁護士として知り会い、その後も付き合いはありました。子供たちの入退居に関する仕事を受け持っています。

相関図

ドラマを見終えて

8人もの問題児を相手にしていたさくらは大したものだ。

• • 古井戸貞子は妊娠中で記憶喪失の状態で保護された。
  • 小宮山歌は病院長の父親の過度な期待に応えられず虐待を受けていた。
  • 新城由夏は傷害致死事件を犯している。
  • 白鳥マリアは義父からの性的虐待。

<li井口茜は実の母親からの暴力。/li>

• 藤島玲奈は母親の借金返済のため風俗店で働かされていたが、店の売り上げを盗み逃げ込んできた。
• 中里拓士は性同一性障害で悩み続け居場所がなくなった。
• 大豆生田香は傷害事件で少年院に行ったが、現在、仮出所。

最終回では川端弁護士が未来は子供たちが作るものと言っていました。子供の成長には、環境が大きく影響します。大人が子供を守らないといけない。さくらや川端弁護士の子供達への愛情が凄く感じられたドラマでした。

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