【それぞれの断崖】を手短にご紹介|息子を殺した子供の母親に恋?最低を通り越した父親!凍り付く洗濯物干し?

まあまあ(70~79点)
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おすすめ度:79点(まあまあ)

 それぞれの断崖は2019年夏、フジ系、毎週土曜よる11時40分に放送されました。主演は遠藤憲一さんです。自分の息子を殺された父親が、息子を殺した子供の母親と親密になる!家族も周りの人たちも困惑するが、一番困惑したのは息子を殺された母親です。驚きの展開が待っている!

内容

オープニング

第一話「息子が殺された」

仕事から帰ってきた恭一郎が見たものは散乱する家の中だった。「何が原因なんだ…」 物は飛び散り荒れ放題のリビングの惨状を前に、志方恭一郎(遠藤憲一)は、妻・雪子(田中美佐子)に呆然と問いかけます。すると狂気を異した中学生の長男の恭介の姿があり、母親にケガまでさせて、暴力をふるっていてた。

ほんの1ヵ月前、それまでは素直でおとなしかった恭介が、登校拒否となり、別人のようにキレて暴力をふるうようになっていた。恭一郎も雪子も、長女の真弓(仁村紗和)、次女の真紀(永瀬莉子)も、訳が分からず途方に暮れるばかりでした。

そんななか、恭一郎は取引先の丹野に相談を持ち掛けると、息子から逃げずに、本音で向き合うことをアドバイスとして受けたる。恭一郎は仕事帰り、偶然街中で友達の八卷満といる恭介を見かけ、海辺に誘う。恭一郎は自分の子供の頃の話を恭介に聞かせると、恭介の口から「生きていくのはつらいね」とポツリと言葉が落ちた。

恭介の気持ちも落ち着いてきたところで、家に帰ると恭介の手帳がなくなっていたことに気づいたが、探しても見つからず、そのままとなった。しかし、久しぶりに息子と心が通い合ったような気がしてほっとする恭一郎でした。

翌日、恭一郎にを衝撃が襲う。会社の上層部が、強引に葵電気との契約を破棄したのだ。猛然と上司に抗議する恭一郎でしたが、もはや決定事項であり覆せないところまで話は進んでいた。丹野を裏切ってしまったと、恭一郎は謝罪に向かうが、窮地に立つ丹野はそれを受け入れる余裕もない状態だった。

落ち込む恭一郎はその夜、深酒したあげく部下に連れられてデートクラブに行く。そのことが、後に自分自身を追いつめることになる。

人生こんなものだ。魔の悪いときに、いつもしないことをしてしまう。

特に、後ろめたいことは

酩酊して帰宅した恭一郎に、雪子が思いつめた顔で告げる。「恭介がまだ帰らないのよ」一気に酔いが覚める恭一郎でしたが、まだ事態を深刻にとらえてはいなかった。まもなく警察から、信じがたい知らせがもたらされる。 「え…恭介が…?」 恭一郎の、悪夢の日々がはじまった。

恭介は遺体となって発見され、志方家には不穏な空気が漂った。恭一郎が恭介の手帳の事を思い出し、海辺の砂浜に行くと手帳を見つける。その手帳に恭介の苦悩が書かれていた。手帳を元に恭一郎は恭介の友達である八卷満に会いに行く。八卷からは恭介が不登校になった理由を聞き出せたが、事件の解明につながる話は聞けなかった。しかし、まもなく、警察が八卷満を恭介殺害の容疑で任意同行する。

警察の捜査により犯人が見つかったと連絡を受けた志方夫妻だが、恭一郎たちは恭介を殺害した犯人が八卷満だと聞き驚愕する。さらに八卷満が13才ということで罪に問えない事、1,2年で少年院を出られることを聞き、途方に悲しむ雪子と、怒りが煮えたぎる恭一郎である。

 

出たー!鬼の形相の遠藤憲一!

最終回

第八話「それぞれ」(最終話)

八卷満と志方恭一郎が一緒に住もうとしますが簡単にはいきません。満は少年院を出所して、母・はつみのアパートでプランターを使って作物を育てようとしますが、アパートの住人から文句を言われ、買い物に行ってもSNSで顔がバレているので言いがかかりをつけられます。

満は出所してから世間の壁にぶち当たります。そんな中、はつみは満と恭一郎とともに暮らそうとしますが、どうしても満が恭一郎を受け入れられません。

そして、満の実の父親が交通事故で亡くなったと警察から連絡を受けます。満とはつみはその父親が軽犯罪を繰り返して刑務所を出たり入ったりしていたことを知ります。そんな父親でも満にとっては実の父親です。満は父親に会いたかったとはつみに話します。そして、満に残されたのは母だけとなりました。

満は母は自分だけのものだと言い、母に恭一郎と別れるように頼みますが、はつみはそれはできないと断ります。すると満は、はつみに「失うぐらいなら、いなくなった方がましだ」と言って、包丁ではつみを刺そうとします。恭介殺害の時と同じ行動をとってしまった満でしたが、はつみが開き直り、「刺してみなさい」と言うと、満は我に返り、母親を刺さずに済みました。

しかし、部屋を出ていく満を追いかけるはつみは、アパートの階段口で満ともみあいになり、階段から落ちて重傷となります。

満は自分の愚かさに愛想が付いて海で自殺しようとします。満の自殺を止めたのが恭一郎でした。助けられた満は恭一郎に頬を叩かれます。そして、その夜、満は恭一郎に「生きていていいのかな」と話ます。うちとけ始めた2人の姿がありました。

被害者の父親が加害者の父親になるこのドラマ、非常に複雑な人間模様が描かれ、最後、満は恭一郎とともに海の近くの畑で農業に励もうとするのでした。

登場人物

 

志方恭一郎 – 遠藤憲一

志方恭一郎(しかた・きょういちろう)は都内にあるマルコーコンピューター社の企画開発部長で、情にもろい仕事人間です。14歳の息子が同級生に殺され「被害者の父」となります。家族が崩壊していくなか、憎悪の果てに「加害者の母」を探し出すが絶対に許せないはずの女に自分と同じ苦しみを見て、心揺さぶられます。

八卷はつみ – 田中里美

 

八卷はつみ(やまき・はつみ)は事件の加害少年である中学2年生・満(みつる)の母親で、旦那とは離婚していて、クラブホステスで働きながら満を育てる。そんな時、最愛の息子が同級生を殺害してしまう。背負った十字架の重さに苦悩し、恐怖や悲しみを忘れるかのように被害者の父親だと知らずに志方との仲に踏み出す。

志方雪子 – 田中美佐子

志方雪子(しかた・ゆきこ)は恭一郎の妻で、本来は明るい性格です。14歳の息子の不登校や家庭内暴力に悩む中、息子が殺され「被害者の母」となり、一方的な世間の注目にさらされ、周囲の環境や夫との関係が変わっていく。2人の娘を守りながら、崩壊する家族を支える彼女が下す決断に注目です。

相関図

ドラマを見終えて

このドラマでは恭一郎の行動の驚かされっぱなし。息子を殺された後に、加害者を特定すること自体もタブーなのですが、恭介は独自に調査をして息子を殺した八卷満の母親を見つけます。次に恭一郎がとった行動は、はつみがどのような心境でいるのかを確認します。そして、はつみも苦悩していることを知ると、少しずつ、恭一郎の心ははつみに魅かれていきます。

一番驚いたシーンは恭一郎がはつみのアパートに泊まり、朝、洗濯物を干しているところを妻の雪子に見られ、目があったシーンですね。

えらいこっちゃーですわ!恭一郎の顔も固まっています。雪子も何も言えず去っていきました。ここから志方家の修羅場が始まります。娘二人も恭介の事を幻滅し、幻滅どころではないかもしれないですね、ありえないでしょう!としか表現できない。

結局、時間が経つと雪子も娘二人も恭一郎とはつみのことを認めるのですが、何とも言えない関係ですね。このドラマを見ると、少し頭が混乱します。

実際、こんなことがあり得るのだろうか・・・。とだけ疑問が残ったドラマでした。

ある意味見る価値ありですね。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は、遠藤憲一、田中美里、清水大登、渡邊蒼、永瀬莉子、仁村沙和、内田滋、梨本謙次郎、目黒祐樹、田中美佐子です。

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