【仮面ライダークウガ】を手短にご紹介|倒した怪人グロンギが大爆発で街を破壊する?バイクへのこだわりが半端ない!平成屈指の本格派特撮ドラマ!

おすすめ(80~89点)
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評価:85点(おすすめ)

ズバッと内容:かなり本格的!バイクアクションが凄い。

仮面ライダークウガは仮面ライダーBLACK RX放送から10年ぶりとなった仮面ライダーです。平成になってから第1作目の仮面ライダーです。残虐性が問題となり、この後に続く平成仮面ライダーシリーズの作風に大きく影響を与えました。主人公は映画やTVドラマで大活躍のオダギリジョーさんです。

仮面ライダークウガはこれだ!

2000年1月30日~2001年1月21日に、テレビ朝日系列で全49話で放送されました。実はベースの色は白、赤、青、緑、黒とあり、さらに金色の装飾あり、装飾ナシもあります。

クウガは昭和の仮面ライダーに近い感じでシンプルです。物語中には仮面ライダーはクウガ1人しか登場しません。1人で怪人と戦うスタンスも昭和ライダーと同じ作風です。

変身シーン

オダギリジョーさんが若い。変身ポーズもシンプルです。バイクアクションも凄いです。クウガが乗るこのバイクはビートチェイサー2000といって時速420kmで走ります。

1台目はトライチェイサー2000

ビートチェイサー2000はトライチェイサー2000の後継機です。トライチェイサー2000は時速300kmでしたが、それより早いバイクに乗る怪人が現れたため、新しくビートチェイサー2000が登場しました。

ライダー史上No1のバイクアクション

バイクアクションは仮面ライダーシリーズでクウガがNo1と言われます。私は仮面ライダー全てを見たわけではないですが、この映像を見て驚きました。物語の中で何度か、バイクアクションが出てきますが、このシーンは凄かったです。

バイクアクションは成田匠さんです

成田匠さんは少年時代からバイクトライアル(自転車によるトライアル)を始め、いくつもの大会を制覇しました。その後オートバイに転向し、1980年代後半から1990年代にかけて日本トライアル界のトップライダーとして活躍しました。父親はトライアルバイクの第一人者の成田省造さん、弟の成田亮さんもトライアルライダーでライダー一家です。この動画の怪人は弟の亮さんが演じて、兄弟共演をしています。

ストーリー

この物語はかなりわかりにくいです。その理由はこれからご説明しましょう。

物語の始まり

長野県九郎ヶ岳で発掘された遺跡から怪人グロンギが現れ人々を襲います。警察では怪人の事を未確認生命体と呼びます。現れた順に番号を付けます。

遺跡の中から”石”も出土し、偶然、未確認生命体1号が襲った警察にいた五代雄介が”石”の意志を感じでお腹にあてると、”石”がお腹に入り、五代が怪人に襲われてパンチやキックをするたびにクウガ(白色)へと変身していきます。

しかし、周りの人にとってはクウガも未確認生命体なので白いクウガは未確認生命体2号と呼ばれます。その時のクウガは白色がベースでしたが、後に能力によって色が変わります。赤色は未確認生命体4号と呼ばれます。

クウガのフォームの紹介
フォーム名 特徴など
グローイングフォーム 素の状態、パワーダウンした時などはこの状態になる
マイティフォーム 基本フォーム、ライダーキック(マイティーキック)を放つ
ドラゴンフォーム 跳躍力・瞬発力が高い。棒状のドラゴンロッドを扱う
ペガサスフォーム 視覚、聴覚など五感が優れている。ブラストぺガサスを放つ
タイタンフォーム 装甲が厚く防御力が高い。タイタンソードを扱う
ライジングフォーム 赤~紫のフォームに金の装飾がされ、それぞれの強化型となる
アルティメットフォーム クウガ最強の形態、上記のフォームとは一線を画す強さ

怪人グロンギ

いかにも怪人!って感じの怪人です。これは、未確認生命体1号です。蜘蛛タイプの怪人です。グロンギは200体が蘇ったのですが、クロンギ社会は複雑で、クロンギを復活させた未確認生命体0号も蘇らせたグロンギを倒します。

グロンギ語

仮面ライダークウガのストーリーはかなり複雑です。その一つが怪人はクロンギ語を話すので、見ている側には何を言っているのかわかりません。こんな設定は見たことがない。始めは耳を疑いましたが、途中からは諦めて雰囲気で判断しました。

文字はこちら

絵のようなもので、これを物語の中では城南大学院生で古代文字の研究をしている沢渡桜子が解読していき、クウガの成長に助言をします。

グロンギには名前があるが作中では分からない

例えば、未確認生命体第5号の”ズ・メビオ・ダ”を例に説明します。”ズ”は階級を意味しており、この怪人はズ集団に属します。”メビオ”は固有の名前です。語尾の”ダ”は属性を意味します。第5号は哺乳類です。

名前の説明

<頭文字>

ゲゲルというのはグロンギによる人間を殺すゲームです。詳しくは次の項にまとめました。

ズ集団 下級のグロンギで、武器を持たず素手で戦うタイプが多い
メ集団 中級のグロンギで、特殊能力持つものが多い、ゲゲルによってズ集団からメ集団に格上げされる
ゴ集団 上級のグロンギで、武器を持つ、ゲゲルによってメ集団からゴ集団に格上げされる
ラ集団 ゲゲルの進行役。ゴ集団で多数の人間を殺すとザギバスゲルルに挑戦しすることが出来るが辞退してラ集団になることが出来る。
ヌ集団 裏方家業担当、ゲルるに使用する武器などを修理、調達する。ヌ・ザジオ・レのみ
ン集団 最高位。王のン・ダクバ・ゼダのみ

<語尾>

昆虫
哺乳類
鳥類、飛行体
水棲生物
植物
爬虫類両生類
種別関係なくン集団につく

バイクテクニックが注目されたクウガvsズ・メビオ・ダや、ズ・メビオ・ダの演者の元美人女子プロレスラーについてはこちらでご紹介しています。

グロンギは多くの人を殺す

グロンギはゲゲルというゲームで人を殺します。最下級のズ集団のゲゲルでは殺す人数は数十人なのですが、ゴ集団になると1日に数百人の人を殺します。こんなに人を殺すストーリーはめったにないでしょう。

全49話のうち、第23話に一条薫は「これまでに1,389人が殺された」と言っており、グロンギは「18時間で288人を殺す」などと言ってます。人が死ぬ数は半端じゃありません。さらに、子供や女性関係なしに、どんどん殺していきます。画面上でもちょっと残酷な感じもします。

当時、放送局にはかなりの苦情が来たみたいです。

ゲゲルとは、グロンギの目的
ゲゲルとは 人を殺害するグロンギ族のゲーム。ゲゲルを達成すると階級が上がる
ゲリザキバスゲゲルとは ゴ集団のグロンギによるゲゲル。ザキバスゲゲルに続くゲーム、セミファイナルゲーム。
ザキバスゲゲルとは ン・ダクバ・ゼバとの戦い。辞退してラ集団になることも可能
グロンギの目的 ゲリザキバスゲゲルを達成し、ザキバスゲゲルで王である”ン・ダクバ・ゼバ”と戦い勝利してダクバのベルトを受け継ぎ強力な力を手に入れること

グロンギの爆発は半端ない

仮面ライダークウガに倒されたグロンギは消滅するのではなく爆発します。この爆発も階級が高いグロンギほど大きくなります。例えば、Z集団なら数メートルの爆発なのですが、第30話では初めてゴ集団の怪人が倒されたのですが、爆発の影響は半径3kmの範囲となり、窓ガラス10万7,000枚が割れました。物語の中では大問題となり、クウガ(作中では未確認生命体4号)が悪者になりかけました。その後は、怪人を人がない場所や地下に誘導して倒すことになりました。

強引に運ばれるグロンギ

グロンギを倒す予定地までグロンギを誘導できなかったときは、弱ったグロンギを倒す(爆破)予定地まで運びます。その運び方が強引で、バイクの先の角に弱ったグロンギを乗せて運びます。

 

この角なら弱ったグロンギなら運べそう。

登場人物の紹介

登場人物の紹介をします。写真は当時の写真です。

五代雄介 – オダギリジョー

オダギリジョーさんが演じる仮面ライダークウガになる主人公です。常に明るく振る舞い。細かいことは気にしないタイプです。五代は「みんなを笑顔にする」や「みんなの笑顔を守る」とみんなの笑顔のために戦い続けます。そして、五代は仲間から心配されてもは「大丈夫だと思いますよ」と簡単に言います。あくまでも周りに心配をかけない人間です。石(変身ベルト)が体に入っていても気にしません。そんな人間です。

一条薫 – 葛山信吾

葛山信吾さんが演じる長野県警に所属する五代の良きパートナー。クウガが乗るバイクであるトライチェイサーやビートチェイサーは警察で作られており、一条の一任で五代に渡している。生身の人間でグロンギと戦ったが命を失うことはなかった不死身の男でもある。銃やライフルの射撃はピカイチ。未確認生命体B2を倒した。

射撃については次元大介を超えている

沢渡桜子 – 村田和美

元女優の村田和美さんが演じる城南大学大学院で考古学の研究をしており、九郎ヶ岳遺跡から出土した古代文字を解読する。五代とは大学時代からの友人。五代のよき理解者。

まとめ

仮面ライダークウガのストーリー設定は凄すぎます。普通に人がいる公道をクウガがバイクで走り、渋滞の中をクウガがバイクで進んでいくシーンもあります。

かと思えば、たくさんの人が殺されているのに、人々は普通の生活を送っています。全体的にストーリーは殺人が多く、暗闇の場面も多くあって、暗いイメージの物語です。

しかし、本来、仮面ライダーとはこんな色の物語のハズです。石ノ森章太郎先生の作風が残っていました。ちなみに、”おやっさん”は健在でした。きたろうが演じてました。

主な出演者

主な出演者(敬称略)はオダギリジョー、葛山信吾、村田和美、葵若菜、きたろう、大塚よしたか、水島かおり、セルジュ・ヴァシロフ、水原詩生、竹島由夏、石山雄大、松山鷹志、米山信之、田中理恵、畠山真、菊池隆志、森富士夫、西手勝秋、井上高志、内田大介、岡田理恵、中真千子、新穂健太郎、鎌田雄太郎、高木智晃、三野友華子、七森美江、藤王みつる、野上彰、森雅晴、山口涼子、高月忠、小川信行、婆裟羅天明、軍司眞人、浦井健治です。

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