【捨ててよ安達さん】を手短にご紹介|モノが擬人化!代表作は”完パケ”?少女の正体は”へその緒”?

まあまあ(70~79点)
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おすすめ度:79点

 捨ててよ安達さんは2020年春、テレビ東京系、毎週金曜深夜0時52分に放送。主演は安達祐実さんです。ある仕事の依頼から始まった安達祐実さんの断捨離です。

安達祐実さんが持っている捨てられないモノが擬人化!夢に出てきて、自分を捨ててくれ!と名乗り出る。

子であり母であり妻であり女優である安達祐実のリアルとフィクションが入り混じった、「安達さん」の心を紐解く物語です。

内容

オープニング

第1話 「完パケ DVD」

ある日、女性向けのライフスタイル雑誌の編集者から“毎号私物を一つ整理してほしい”という企画の相談を持ちかけられた安達さん(安達祐実)。

その日の夜、家の本棚から本を取ると安達さんの20年前の代表作「完パケ」のDVDが落ちてくる。「完パケ」はDVD化されていなくて、4年前久しぶりに会ったスタッフがDVDに焼いてくれたものだ。

安達さんは何気なく、そのDVDを再び本棚に戻してベッドに入り寝って夢を見る。夢の中では少女(川上凛子)がいて、安達さんの部屋で話をしていると、玄関チャイムが鳴る。扉を開けると女の人(貫地谷しほり)が立っていて部屋に入ってくる。

1話の続き

女の人は「完パケのDVD」だと自己紹介すると、安達さんは引く。しかし、そこは夢の中、少女が状況を説明すると、安達さんもDVDさんと話をしだす。DVDさんは4年間放置されて一度も見てくれないことに不満を持ち、自分を捨ててくれと安達さんに頼む。

安達さんはDVDを見なかった理由の一つとして、過去の自分に戻りたくないと話す。すると、少女とDVDさんは世間では過去の安達さんと今の安達さんは混同していない、安達さんの演技力には定評があり、安達さんは立派な女優であると話す。

安達さんはDVDを捨てる事を決意するが、最後に3人でDVDを見る。DVDさんがDVDを見るのはシステム上おかしいがそこは夢なので・・・。

DVDを見終えると、DVDの捨て方に話が映る。中身は燃えるゴミ、ケースは燃えないゴミ。中身はシュレッダーで粉々にするか、カッターできったり、層を剥がす・・・。その話を聞いたDVDさんは怖くなる。

その様子を見ていた安達さんはDVDを捨てずに自分の娘にあげることにする。目覚めた安達さんはマネージャーの西村さん(西村晋弥)にDVDを捨てずにあげることにしたことを告げる。

最終回

第12話「へその緒」(最終回)

女性向けのライフスタイル雑誌の編集者から“毎号私物を一つ整理してほしい”という企画の依頼を受けた安達さん(安達祐実)はこれまで多くのものを捨ててきた。

しかし、どうしても捨てられないものもあった。

そんな中、今回は安達さんの夢に出てきていた謎の少女(川上倫子)の正体が明らかになる。

安達さんにとって母親の存在は絶大的なものである。母親が正しいことは理解しているが、自分は母親のものではないと葛藤している。

その代表となるのが、へその緒だ。

これまで夢の中に出てきた少女は自分は大人で、あなたであると言ってきたが、その正体はへその緒。

3ヶ月前、安達さんは母親との電話で自分は母親のものではないといって、へその緒が入った小箱を赤いゴミ箱に捨てていた。

安達さんにも娘がいる。安達さんは娘は自分のもので、自分は母親のものではないと思っていた。

そんな矛盾を抱えたまま、へその緒を捨てようとしていた安達さんの前に現れたのがへその緒の化身である少女である。

少女は自分を捨てないでと涙を流しながら安達さんに話すと、その思いは安達さんの心に届いた。

朝起きた安達さんはへその緒を捨てることをやめた。今回の雑誌の取材の企画で捨てたものもいくつかあったが、安達さんはものを大切にして生きていこうと決意する。

捨てるものと捨てないもの、捨てれないもの様々なものにまみれた人生を安達さんはこれからも歩むのである。

登場人物

安達祐実 – 安達祐実

安達祐実(あだち・ゆみ)はある日、安達さん(安達祐実)は女性誌の編集長から「手放して心地よく暮らすひと。」をテーマに“毎号私物を一つ捨てる”という連載企画の相談を持ちかけられる。

謎の少女 – 川上倫子

毎回、安達さんの夢に出てくる謎の少女です。その正体は最終話で明らかになります。

ゲスト

毎話モノが擬人化する。擬人化を演じるのが豪華ゲストたちです!

ドラマを見終えて

毎回、安達さんの周りにある捨てる捨てないを考える物語です。少なからずとも安達さんのこれまでの人生に関与してきたものばかりが、擬人化して登場します。

捨ててほしいと懇願するものが多い中、最終回では捨てないでと謎の少女(へその緒)が安達さんにお願いしたのは印象的でした。

輪ゴムや、過去にアルバイトをしたときの給料明細、彼氏に見合う大人のふりをするために買ったハイヒールなど様々なものがあった。

全般的には面白かったですが、最終回より、途中の物語のほうが面白いです。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は安達祐実、川上凛子、西村晋弥、新井美羽です。

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