同窓会、10年ぶりに君に再会できる
会場で君を見つけた時、私は安心した
全然変わっていない服のセンスと笑い方
君が友達と楽しそうに話している姿を私は遠くから見ている
近づくタイミングを計っている自分に気が付いたのは間もなくのことだ
意識はしていなかったけど、私は君に話しかける事をためらっている
会場には100人ほどが集まっていたが、私の目線は君しか見ていない
男友達が私に声をかけてくるがその返答は適当なもので
久しぶりに会った友達にはちょっと失礼だったかな
今だ!
どうしても、君に話しかける事に高い壁を感じていたが、一気に乗り越えていく
話し始めると、君は昔と変わらず私に笑顔を見せてくれる
君の笑顔は昔も今も私に勇気とか元気とたくさんの気持ちを与えてくれる
10年前、君に告白したけど私はフラれていた
そんなことも気にせず、普通に話してくれる君にはそのままでいてほしい
君に何か起きても私が君を助ける
君をひとりにはさせないと
心に誓うが、君は私を必要としないだろう
そんなことを分かりながらも私は君を見つめている
金曜日の朝|生きているのか 死んでいるのか
今日は朝から街が賑わっていた。
何をしているんだろうと、外を見ると、なぜか私は空の上から街を眺めていた。
あれ!?
手を見ると少し透けているような感じがする。
ん!
私は死んだ!?
街の賑わいをよく見てみ...
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