【刑事7人 season6】を手短にご紹介|静かな思考回路で事件を解く!ゼロAファイルは誰の手に?

まあまあ(70~79点)
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おすすめ度:75点(まあまま)

 刑事7人 season6は2020年夏、テレ朝系、毎週水曜夜9時に放送。主演は東山紀之さんです。2015年夏から始まった定番刑事ドラマです。ちょっと風変わりな天樹悠(東山紀之)が記憶力と想像力で時間を遡って事件の謎を解く!

感想

第1話

第6シリーズにもなると、定番と言っていいでしょう。テレ朝系列には「相棒」や「特捜9」と言った定番の刑事ドラマがありますが、どれも微妙に違うんですよね。

まずは主人公の年齢は『相棒』は水谷豊さんで超ベテラン、『特捜9』は井ノ原快彦さんでやや若い。そして、『刑事7人』では東山紀之さんで、この間となるでしょう。

そして、事件の解決方法も、それぞれ少し違うんですよね。『相棒』はコンビ力、『特捜9』はチーム力、『刑事7人』は天樹の考察力と言った感じです。

第1話では事件は解決せずに、広がる展開で終わりました。さすが初回です!引っ張ります。謎解きは第2話に持ち越しとなりましたが、第1話でも要所で天樹の考察力が見れました。

古い事件ファイルが盗まれたことに気づき、謎の暗号が過去の事件に関する日付だと気が付いたところはさすが、天樹悠!いつも冷静に考えている姿がカッコいい。

ちょっと、暗いという人もいるかもしれないですが、考える男は口数は少ないものです。第2話の謎解きが楽しみです。

全話を見終えて

天樹の記憶力と想像力に驚かされます。一度見た資料はすべて頭の中に入っている感じで、どんどん記憶をさかのぼり、さらに犯行現場や、犯行の動機を推理します。

本人も犯罪者に家族を殺されており、今回の「ゼロA」事件の首謀者の気持ちはよく分かると思います。しかし、天樹は犯人を憎んでも恨みを晴らすことはしません。

ただし、どんな事件においても絶対に犯人を許しません。そんな強い意志を持った天樹の記憶力と想像力の謎解きが見応えあります。

笑えるドラマではなく、しみじみと事件解決を見守るドラマでした。

相関図

登場人物

天樹悠 – 東山紀之

天樹悠(あまぎ・ゆう)は一見朗らかで、捜査能力は非常に高い。ひたすら証拠を積み上げ、真実が判明する瞬間まで物事を決めつけないスタイルです。

刑事資料係で莫大な捜査資料と向き合うことで“人間犯罪ビッグデータ”へと変ぼうを遂げました。いざ事件が発生すると、資料係を飛び出し、独自に捜査を始めます。

片桐正敏 – 吉田鋼太郎

片桐正敏(かたぎり・まさとし)がこれまで数々の失態を犯してきたにもかかわらず現職に留まっていられるのは、上層部の弱みを握っているからだと噂されている。

善悪定かならぬ人物であり、専従捜査班の設立を上層部にゴリ押しした張本人ですが、専従捜査班の運営は海老沢らに任せっきりで、気が向いた時にだけフラッと姿を見せる程度です。

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堂本俊太郎 – 北大路欣也

堂本俊太郎(どうもと・しゅんたろう)は東都大学医学部法医学教授で天樹の義父です。警察の依頼を受け、事件性の高い遺体の司法解剖を行います。

事件現場に赴くことはなく、大学の解剖室でひたすら被害者の声なき声を聞き、天樹たちに重大な助言をすることもあります。

今でも亡き妻の残したレシピを大事に持っていて、気が向くと天樹らに手料理を振る舞います。

内容

第1話

警視庁内の資料を完全データ化することになり、紙の資料は倉庫で一元管理することが決まります。

倉庫への移送に同行することになったのは野々村拓海(白洲迅)は庶務係の加山一彦(笠原秀幸)、河本春夫(難波圭一)とともにトラックに乗り込み、倉庫に向けて出発します。

拓海たちは走行中、路上で倒れている男を発見すると、トラックを止めて急いで駆け寄りますが、倒れていた男が突然起き上がり、催涙スプレーを拓海に浴びせます。

さらに突然現れたもうひとりの男に、加山と河本も襲われ拳銃で河本が撃たれて死亡します。

1話の続き

片桐正敏(吉田鋼太郎)の指揮で、天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、青山新(塚本高史)らが、移送トラック襲撃現場に臨場しますが、

間もなく、雇い主にトラックを引き渡そうとしていた犯人があっさり逮捕されます。しかし、運び屋の男たちは、インターネットで雇われただけで詳しいことは知らないまま襲撃に及んでいた。

トラックを調べていた天樹は、「0(ゼロ)-A」と書かれた箱がなくなっている事に気づきます。「ゼロA」はデータ化の必要のない解決済みの事件や事件性のない事故事案ばかりです。

そして、トラックの奥には白い塗料で謎の数字『18820』が書かれています。

そんな中、専従捜査班は法務大臣・高木慎一郎(金子昇)の息子が誘拐された事件を極秘捜査することになります。その理由は現場に残されていたランドセルに、トラックと同じ塗料で別の数字『15113』が書かれていたからです。

誘拐犯からは、母親には「真実は一つだ」という電話がかかってきていました。

捜査を進めるうちに、天樹は高木が検察官時代に担当した事件の資料が「ゼロA」に入っていたことに気づきます。犯人からの連絡に高木や専従捜査班が振り回される中、当時の事件の関係者・加倉井陽一が遺体で発見されます。

その遺体の解剖を担当した法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)は、「犯人の強い恨みを感じる」と天樹に告げます。

さらに、専従捜査班をあざ笑うかのように小林孝之の孫が誘拐事件されます。現場に残されていた自転車には同じ塗料で別の数字『19317』が書かれていました。

事件の捜査を進める天樹は数字が『ゼロA』の箱に入っていた過去の事件の日付だと気が付きます。

しかし、犯人に呼び出された小林孝之の遺体が発見されると、胃の中からカプセルに入った『171012』の紙が出てきて、また一人少女が誘拐されます。

事件は交換殺人も考えられましたが、その線も消え、謎が深まります。

第9話(最終話)

刺殺された男性の遺体が見つかり、天樹悠(東山紀之)ら専従捜査班が臨場する。被害者は暴力団の構成員・八代正(小橋川建)で、白い塗料で目の上に殴り書きされていた…。
法医学教授・堂本俊太郎(北大路欣也)の解剖で、八代は睡眠導入剤で眠らされたうえで刺殺されたことが判明。不可解なことに、目には数字《1748》が刻まれた青いコンタクトレンズが入れられていた。しかも、昨夜青山新(塚本高史)に、その数字を告げる電話がかかってきていたのだ。一方、天樹は数字が示す日付に起きた事件の資料が「ゼロA」に入っていたことを思い出す。さらに、使用された塗料も「ゼロA」に関連する事件と同じものだということがわかる。事件はまだ終わっていなかったのだ――!

翌日、なんと水田環(倉科カナ)にも電話がかかってくる。数字とともに告げられた廃墟に向かった専従捜査班は、そこで秋山真美(東亜優)という女性の刺殺体を発見。真美は、数字《191122》が書かれた紙幣を詰め込まれた口に白い塗料で横一文字に殴り書きされていた。死因は睡眠導入剤を飲まされた状態での刺殺…。
「ゼロA」事件の再来に専従捜査班ががく然とする中、過去に痴漢事件の被疑者になった中村隆弘(筒井俊作)が、目撃証言をした八代を復しゅうのため殺害したと自供。さらに、真美の密告で現金窃盗事件の被疑者になった山寺郁子(横内亜弓)も、真美殺害を自供する。いずれも、「冤罪被害者の会」からの手紙によって、報復に及んだことがわかるが、殺された2人は「ゼロA」絡みの事件とは無関係。犯行に及んだ中村と郁子は、一方的に実行犯に仕立て上げられたのだった…。

そんな中、ついに天樹にも電話が! そして、その電話の声は「これが最後の裁きになる」と告げる。
被害者の接点を探っていた天樹は、八代と真美が高校の同級生で、14年前に甲府市で放火事件を起こしていたことを突き止める。さらにもう一人、宮田達彦(木村了)も当時の仲間だったことがわかり、所在確認を急ぐのだが…?
さらに、放火事件の資料を読み返した天樹と野々村拓海(白洲迅)は、元管理官の道上慎之助(田中哲司)が旅行中に放火事件に遭遇し、犯人確保に協力していたことを知る。当時の詳しい状況を教えてもらうため、道上のもとへ向かった天樹らは、放火事件と同じ日に甲府市で起きた“あるできごと”が、「ゼロA」に関連する事件の発端になっていることに気づき…。ついに、「ゼロA」事件の真の黒幕が明らかに――!
出典:刑事七人 公式HP

ネタバレ

ゼロAを元に法で裁かれなかった者を裁いていたのは元管理官・道上でした。14年前、山梨県で放火事件の直前に起きた松尾夏恵の自殺が大きく関係していました。

夏恵は道上の事実婚の相手で道上から結婚を申し込まれていましたが、夏絵はストーカーに迫られビルの屋上から転落死していました。しかし、当時の捜査では自殺として処理され、道上は自分のせいだと思っていました。

しかし、2年前に道上は放火事件の犯人の一人である宮田が夏恵のストーだと知り、夏恵の自殺は宮田による犯行だと知ると、宮田への復讐を決意していました。

しかし、正義感の強い道上は「ゼロA」の資料を元に未解決事件で明らかに犯人とされている者たちを裁いていました。

そして、今回、道上は夏恵の復讐として、放火をアリバイとして夏恵殺害を隠蔽した宮田を殺し、宮田のアリバイ作りに協力した八代と秋山を逮捕されな方犯罪者を利用して殺害しようとしていた。

八代と秋山を殺すことができた道上は宮田を殺して自殺するつもりでしたが、天樹の説得によって、宮田の殺害は阻止されて道上は捕まります。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は東山紀之、田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也です。

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コメント

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