おすすめ度:98点(見てほしい)
AI崩壊は2020年1月に公開された映画です。主演は大沢たかおさんです。近い将来、AIが開発され都市圏に住む人々の生活はAIなしでは成り立たなくなっています。
そんなある時に何者かの仕業でAI「のぞみ」が暴走して、多くの人を殺し、独自の判断で不要な人々の選別が行われようとします。今は引退している開発者の桐生浩介が逃亡しながら真犯人を突き止める!
感想
アメリカ映画の『逃亡者』(ハリソンフォード)を思い出させる逃亡劇です。浩介は頭が良くて、不死身の人間。
船の上から海に飛び降りても生きていて、警察の襲撃で車が崖から落ちて、爆発した時には車を自動運転させていて、浩介は別の車で逃亡していました。
さらに、警察のAI「百眼」の目を盗み、街中の防犯カメラからも姿を消します。さらに警察のドローまでもハッキング。
さらに体力も強靭で、ジョギングとサーフィンで鍛え上げられた体はかなり頑丈、スタミナ満点!
子供想いで、子供を助けるために警察に追われながらも1人でAIのプログラムを作り上げます。
いやー、参りましたね。凄すぎです!
完璧な男が逃げながら真犯人を探し出す、いかにも『逃亡者』です。
日本版逃亡者も最近特別ドラマで見ました!
そして、ベテラン刑事の合田京一(三浦友和)と若手刑事の奥瀬久美(広瀬アリス)のコンビが良かったです。合田の感が冴えわたり、「百眼」以上に浩介を追い、さらに浩介が犯人でないことも分かっていました。
三浦友和さんの走った後のゼーゼーハーハーの演技がいい!これ演技じゃない?本当に疲れてる?
残念なのが警察のAI「百眼」ですね。眼が足りなかったのでしょう。完全なデータ不足で、あっさりと浩介に雲隠れされた挙句にハッキングもされました。
目が離せない展開で、この映画は面白い!
相関図
登場人物
桐生浩介 – 大沢たかお
桐生浩介(きりゅう・こうすけ)はAI「のぞみ」の開発者ですが、現在はその職から離れてシンガポールで娘の心と暮らしています。
この度、「のぞみ」の功績が認められ総理大臣賞を授与されるという事で帰国しました。
数年前、妻の望(松嶋菜々子)のガンをAIを使って治そうとしたのですが、国からの認可が下りずにAIを使った治療が出来ず、望は亡くなりました。
AI「のぞみ」-
AI「のぞみ」(えーあい・のぞみ)は国民の8割が利用している日本が世界に誇る総合型医療AIシステムです。
のぞみは浩介の開発コンセプトから医療に特化したAIとして運用されていましたが、スマート家電などと連携して人々の生活を支えています。
2030年、のぞみは電気、ガス、水道に次ぐ第4のライフラインとなっています。
西村悟 – 賀来賢人
西村悟(にしむら・さとる)はAI「のぞみ」を管理するHOPE社の社長で、亡き望の実弟。浩介と望の意思を継いで”人を幸せにするためのAI”をモットーに「のぞみ」を管理、運営する。
合田京一 – 三浦友和
合田京一(ごうだ・きょういち)は麹町署の定年間近のベテラン刑事で、「刑事の基本は現場」という昔ながらの捜査がモットー。
奥瀬(広瀬アリス)と行動を共にして、浩介を追うが、合田は浩介が犯人ではないと睨んでいる。
内容
主な出演者
主な出演者(敬称略)は大沢たかお、松嶋菜々子、田牧そら、賀来賢人、玉城ティナ、岩田剛典、高嶋政宏、芦名星、余貴美子、三浦友和、広瀬アリス、野間口徹、毎熊克哉です。
コメント
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