おすすめ度：100点（見てほしい）
六畳間のピアノマンは2021年冬、NHK、毎週土曜夜9時に放送。主演は加藤シゲアキさんです。8年前にパワハラを受けた末に交通事故で亡くなった夏野（古館佑太郎）が人々の心を救い、心をつなげます。
最終回ではみんなの心がつながって感動すること間違いなし！！
感想
第1話
会社のパワハラ問題。いますよね罵声ばかり浴びせる上司や、ねちねち部下をいたぶる上司。こんな会社で働かされた時間を返せ！って言いたくなりますね。
会社を辞めるのは大きな決断になりますが、死ぬよりマシ。苦しんでいる人は会社を訴えるなり、やめるなりした方がいい。
言葉では簡単ですが、実行するのには勇気がいる。永津はやめることができてよかった。自分で会社を辞めれない人は誰かに組織を破壊してもらうのがいいかもね。
でも、上司が悪態なのは、その上の上司のせい、そして会社全体が腐っているからでしょうか。自分が腐る前に腐った箱から脱出だ！
村沢も8年前と今とでは顔の表情が全く違っていました。人は追い詰められ、洗脳されると善悪が判らなくなりますね。
全話見終えて
8年前にパワハラの過酷労働の末亡くなった夏野（古館佑太郎）がネットの動画サイトに残した”六畳間のピアノマン”。このサイトで歌う夏野がいつまでも村沢（加藤シゲアキ）や大友（三浦貴大）の心に残っている。
夏野が亡くなる原因となった上河内（原田泰造）は記憶をなくし、夏野の父（段田安則）の葛藤や怒りを含めた生き方考え方など心に残るシーンばかり。
夏野に影響を受けた他の人たちも苦しみながら前を向いて歩いていく。
最終回では歌手を目指す美咲の葛藤が描かれ、そこにも夏野の歌が絡み合う。夏野の後を継いで美咲にコメントを帰した村沢や夏野がつなげてくれていることを知らずに美咲を見守る大友。
1年後、美咲が野外フェスティバルで「ピアノマン」を歌ったとき思わず涙が流れました。亡くなった夏野は今でも苦しむ人を励まします。
ちなみに、舞台は大阪城の近くにある森ノ宮駅前の広場。大阪はいい街だ。感動した。
登場人物
村沢憲治 – 加藤シゲアキ
村沢憲治（むらさわ・けんじ）は求人広告会社の派遣社員。８年前、「六畳間のピアノマン」こと夏野誠とは会社の同期だった。今の会社でパワハラを目撃し、誠を救えなかったかつての自分と葛藤する。
夏野誠 – 古館佑太郎
夏野誠（なつの・まこと）は「六畳間のピアノマン」として、ビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」などを歌う動画を投稿サイトにあげていた。８年前に事故で亡くなったが、「六畳間のピアノマン」の動画は残っている。
大友啓介 – 三浦貴大
大友啓介（おおとも・けいすけ）は夏野誠と村沢憲治の元同期。誠の動画「六畳間のピアノマン」で、人を楽しませることの喜びを知った。
内容
第1話
派遣社員の村沢憲治（加藤シゲアキ）の職場では新人の永津（森永悠希）へのパワハラが常態化している。８年前、村沢と夏野（古舘佑太郎）、大友（三浦貴大）は上河内（原田泰造）のパワハラを受けていた。夏野は楽しく歌う動画「六畳間のピアノマン」を残し事故で亡くなってしまう。以来他人と関わらないように生きてきた村沢だが、苦しむ永津を前に夏野を救えなかった過去がよみがえる。そんな村沢に六畳間のピアノマンの歌声が…
出典：六畳間のピアノマン 公式HP
第4話（最終回）
有村美咲（南沙良）はプロの歌手を夢見る女子高校生。もう一つの顔は地下アイドルのミクリだ。心の支えは更新が止まった動画「六畳間のピアノマン」。孤独な美咲はピアノマンにメッセージを送り、励ましの返事に驚き喜ぶ。マネージャーの吉田（木下ほうか）に過剰なファンサービスを求められ、大人に失望する美咲。しかもピアノマンつまり夏野誠（古舘佑太郎）が既に亡いと知り絶望が深まる。そこに大道芸人の大友（三浦貴大）が…
出典：六畳間のピアノマン 公式HP
主な出演者
主な出演者（敬称略）は加藤シゲアキ、段田安則、原田泰造、南沙良、三浦貴大、古館佑太郎、上地雄輔、細田善彦、麻生祐未です。
出演者の登場作品
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