【桜の塔】を手短にご紹介|悪より悪い正義?プロファイリングで警視庁出世バトル!ウィスキーボトルで銃弾が止まる?

おすすめ(80~89点)
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おすすめ度:80点(おすすめ)

 桜の塔は2021年春、テレ朝系、毎週木曜夜9時に放送。主演は玉木宏さんです。裏切り・罠・騙しあい、警視総監の座を巡る出世バトルが開幕!!

感想

第1話

最後に驚き!蒲生に銀行強盗をさせるように仕向けたのは上條だったのか!!

素晴らしい第1話の幕切れに私は大満足!千堂の貪欲ぶり、上條の悪に手を染めてでも犯人を捕まえる曲がった正義感。そして、蒲生に銀行強盗を仕向けた声(多分、上條)。

全部よかったです!

広末涼子さんのサバイバルゲームでの迷彩服姿もあったぞ!

上條の父親はなんで死んだのかな。正しいことをしたかったのに死んでしまったのかな。キャスティングも結構いいし、このドラマは期待できそうだ!

全話見終えて

警視総監の椅子に誰が座るのか?28年前の漣の父が自殺した真相は?この2つのために漣(玉木宏)は悪に手を染めながら、人を操り、時には洗脳しながら父を死に追いやった真相をつかみます。

薩摩派、東大派、外様派と派閥がある中で、外様派の千堂(椎名桔平)の力が増していきます。漣も初めは外様派にいたのですが、第二幕から改革派となって、薩摩派の権藤(吉田鋼太郎)を使って千堂に勝負を挑みます。

おいおい、事件を解決しろよ!と突っ込みたくなるドラマ。事件は会議室で起きているんじゃない!というドラマもありましたが、このドラマは事件が会議室で派閥争いの中で起きていた。

犯人より、警察上層部の人の方よっぽど悪い!証拠の捏造や、裏工作は当たり前。自分たちが警察なので何でもあり。ちょっと、困ったドラマです。

実際の警察内部がこのドラマとは違うことを願うばかり。最後に水樹(広末涼子)が漣を撃ちましたが、懐に入れていたウィスキーボトルに銃弾が止まって漣の命は助かりました。

ウィスキーボトルってそんなに丈夫なの?と驚きましたが、これでサッチョウの悪魔は死んだようです。なんのこっちゃ。最後は権藤の高笑い!これはこれでありかな。

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相関図

第一幕

第二幕

登場人物

上條漣 – 玉木宏

上條漣(かみじょう・れん)は警視庁捜査共助課の理事官。野心家で、やがては警察トップである警視総監になることを目指している。プロファイリング能力に長けており、相手の性格や内面を読み取るのが得意。めったに笑わず上司にも愛想がないが、利用価値が高いので重宝されている。父・勇仁は元警察官。実は、幼少期に経験した“ある出来事”が、たぎる野心の源になっているのだが…!?

水樹爽 – 広末涼子

水樹爽(みずき・さわ)は警視庁捜査一課主任。上條漣の幼馴染で、良き理解者。明るく面倒見のいい姉御肌タイプで、正義感が強く、情に厚いうえに、曲がったことが大嫌い。漣の父・勇仁を警察官として尊敬している。漣とは刑事としての姿勢や考え方でよく対立するが、実は誰よりも彼のことを心配している。

刈谷銀次郎 – 橋本じゅん

刈谷銀次郎(かりや・ぎんじろう)は元警察官で、上條漣の父・勇仁の後輩だった男。勇仁亡き後は、漣の父親代わり的な存在だった。現在は漣の情報屋として暗躍している。

内容

第1話

2016年――東京都内の銀行で、一般市民を人質に取った立てこもり強盗事件が発生した!警視庁刑事部捜査一課の主任・水樹爽(広末涼子)は部下の富樫遊馬(岡田健史)らを率い、事件現場を包囲。現場からの連絡を受け、地方大学出身の「外様派」刑事部長・千堂大善(椎名桔平)は警備部所属の特殊急襲部隊「SAT」の出動を要請する。だが、彼と共に次期警視総監の座を争う「薩摩派」警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎)と「東大派」警務部長・吉永晴樹(光石研)――警視庁のスリートップが繰り広げる“それぞれの思惑をはらんだ話し合い”は決裂…。そうこうしているうちに、覆面をかぶった犯人が人質の一人に発砲し、まんまと裏口から逃走するという大失態を招いてしまう!
上層部による話し合いの詳細については知る由もないが、明らかに“防げたはずの事件”を防げなかったことに、激しい怒りに震える爽。だが、ずば抜けたプロファイリング能力を誇る警視庁捜査共助課の理事官・上條漣(玉木宏)は極めて冷静だった。彼は隙のない理論でSATを出動させなかった理由を説明して見せたばかりか、現場の刑事たちが見抜けなかった“犯人特定の手がかり”をも提示したのだ!しかもその矢先、千堂が“ある事情”から自らの娘・優愛(仲里依紗)の婚約者で、捜査の陣頭指揮をとっていた捜査共助課課長・佐久間義孝(少路勇介)を外し、漣を代理として引き上げる。そんな状況を冷ややかに見守る権藤と吉永。彼らの派閥に属するキャリア組も一斉に捜査から手を引いてしまい…。
一方、漣は幼馴染でもある爽に、強盗犯は誰だと思うか尋ねる。犯人が使ったのは最新の3Dプリンターで作製した改造銃だという漣の見立てを元に絞り込んだ容疑者の中から、爽は刑事の勘で蒲生兼人(森崎ウィン)がホンボシだと推測。そんな爽に、漣は“とんでもない指示”を出し…!?

出典:桜の塔 公式HP

ネタバレ

上條は証拠の改造銃を捏造して逮捕令状を取り、水樹に蒲生を取調室で尋問させます。その間に別の捜査官が蒲生の家を調べると、3Dプリンターで作られた改造銃が大量に発見されます。

その情報を得た上條はさらに水樹を使って追い打ちをかけ、蒲生に自供させます。

蒲生が上條と廊下ですれ違うと、蒲生に銀行強盗をやるように仕向けた電話の声が上條の声と似ていることに気づきます。

上條は刈谷(橋本じゅん)に捏造を頼み、と小宮(高岡早紀)には佐久間の失脚を手伝ってもらっていた。

上條にとっては正義とは権力。

第9話(最終回)

次期警視総監の座を狙う副総監・千堂大善(椎名桔平)を失脚させると誓って5年――。息をひそめ機会を狙い続けてきた上條漣(玉木宏)は、新派閥「改革派」を立ち上げ、千堂にふたたび宣戦布告。そんな中、千堂を襲った元警察官で、漣の父親代わりでもあった刈谷銀次郎(橋本じゅん)を殺害した犯人に仕立て上げられ、廃校の屋上へ逃げ込んだ元銀行強盗犯・蒲生兼人(森崎ウィン)が、SATの狙撃をかわそうとして転落。意識不明の重体に陥った!そもそもは千堂が、蒲生を射殺して被疑者死亡で事件を終わらせようとしたのだろう…。そう確信した漣は、千堂に「また得意の妄想か」と一蹴されるも、一分も怯むことなく「あなたを倒すため悪魔に魂を売った…。なぜ5年間も沈黙を続けたのか、その答えがもうすぐ明らかになる」と宣告。私利私欲のために権力を求め、入庁以来“サッチョウ(=警察庁)の悪魔”と呼ばれてきた千堂。そして、“本来あるべき警察の姿”を取り戻すために“サッチョウの悪魔”となった漣――2人の“最後の闘い”がついに始まった!
ところがその矢先、よもやの事態が起こる。秘密裏に刈谷殺しの捜査が行われる中、ある意外な人物が自首したのだ!混乱を極める警視庁。漣の幼馴染である警視庁捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)は、裏で漣が一枚噛んでいるのではないかと疑い、真実を解き明かすため、取り調べを開始する。
5年の歳月を経て明かされる、漣が沈黙し続けた理由、そしてこれまでに起こった全事件の真相。さらに、最後に警視総監レースを制する人物とは一体…!?登場人物それぞれの“正義”がしのぎを削る中、次々と押し寄せる驚天動地の新展開。前代未聞の警察ドラマ『桜の塔』、ついに完結!

出典:桜の塔 公式HP

ネタバレ

優愛が刈谷を殺したと自首してきて、千堂と漣、警視庁内は騒然とする。千堂は矢上総監を脅して乗り切ろうとしますが、すべては漣の目論見だった。

漣は優愛が自主的に刈谷を殺すように仕向けていた。それでも千堂は上手く話しをでっちあげて自分の警視総監への道を見出します。しかし、漣は優愛から相談され、千堂が罪をもみ消すと言った会話データがあるとSDカードを見せる。

漣はさらに28年前の父の死の真相に絡む矢上と千堂の裏工作を話す。この間に千堂の家は優愛の自首により家宅捜索されます。漣は千堂が持つ28年前の事件に絡む防犯カメラの映像を手に入れたかった。

家宅捜索には千堂派の捜査官はいなく、改革派の捜査官で行われている。千堂は負け惜しみを言いながら部屋を去ります。

権藤が矢上を呼び、28年前の漣の父が矢上の指紋が付いた横流しした拳銃を千堂に見せる映像を見せた。権藤がその証拠の拳銃を出しすと、矢上は諦めます。

すべてが終わり、水樹は優愛に刈谷を殺させたのは漣だと気が付いていた。優愛は漣が仕向けたことを分かっていた、優愛は漣を呪縛から解放してあげたかった。

病院では蒲生の意識が戻り、富樫は涙をこぼします。

水樹はクラブ『S』で酒を呑む漣を実家の中華料理屋『龍鉄』に呼びます。水樹は漣が自分の復讐のために優愛を巻き込んだ状況証拠を漣に話します。

漣は優愛に作戦を中止するメールを送っていたがそれも作戦なのかどうかは分からない。

水樹は漣に銃を向け、いつから考えていたのか聞くと、漣は5年前の蒲生の事件の時からだと話します。水樹が漣を撃ち、漣はその場に倒れますが、漣の懐にある父からのもらったウィスキーボトルが弾を止めて、漣の命は助かった。

「これで、サッチョウの悪魔は死んだ。おかえり、漣」と水樹が言うと、漣は涙を流す。

警視総監の椅子に座ったのは権藤だった。それでもクラブ『S』では、吉永、権藤、警視庁を出された千堂が酒を呑んでいた。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は玉木宏、広末涼子、岡田健史、森崎ウィン、渡辺大知、馬場徹、井本彩花、岡部たかし、小松和重、長谷川朝晴、駒木根隆介、関智一、小林優仁、仲里依紗、橋本じゅん、高岡早紀、段田安則、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平です。

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