【ムショぼけ】を手短にご紹介|壁に向かって黙とう?14年のムショ生活で染みついた習慣!元ヤクザの受刑者に文才あり?リサは自分で・・・。

おすすめ(80~89点)
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おすすめ度:85点(おすすめ)

 ムショぼけは2021年秋、テレ朝系、毎週日曜夜11時55分に放送。主演は北村有起哉さんです。

全てを失った元ヤクザ…14年ぶりのシャバで目にした光景とは!?ムショぼけとは長年の刑務所暮らしによって、社会と閉鎖された生活を送った者が出所後、世の中の環境の変化やスピードの速さについていけない現象。

このドラマの主人公は、そんなムショぼけ状態にある元ヤクザの男です。

感想

第1話

14年間刑務所の中にいると、ムショ生活の習慣が染みついてしまう。って私、ムショ生活したことないんですけどね。でも、壁に向かって立っている宗介を見ると、こうなるのも仕方ないなって感じます。

ヤクザとしての大仕事を成し遂げた宗介でしたが、あっさりすべてを失ってしまった。もしかして、兄貴分の平松に騙されたのかな。

さとし(松尾論)が、宗介の事を「きょうだい!」って呼んでたけど、まずはその呼び方を辞めた方がいいかも。これはヤクザぼけ。

どんなムショぼけが出てくるのか楽しみです!

全話見終えて

兵庫県尼崎市を舞台とした元ヤクザの物語。14年前のヤクザ同士の抗争で相手の親分を射殺したことからすべては始まった。ろくな人生を送ってこなかった人生が家族と暮らすためにヤクザでのし上がるために相手の親分を殺したのだが、それで家族が崩壊した。

さらに組からも見放され、14年後出所した時には組も解散。ヤクザと刑務所の中の暮らしで鍛えられたと思っていた陣内がシャバに出ると想像と全く違う。

日給8000円のバイトをするのがやっと。偶然インフルエンサーのリサとも出会うが、リサの自殺をきっかけにさらに陣内の人生は転がります。

リサから褒められた文才を生かして作家デビューするがこれもどうなることやら。

いつも、陣内に付きまとう夜勤警部(陣内はおっさんと呼ぶ)。おっさんは陣内にしか見えず、これも14年間のムショ生活によるもの。ムショで一人でいるtどうしても妄想をしてしまう。

壁に向かって黙とうするのもムショの癖だと兄弟のさとしにも突っ込まれる。ムショ暮らしをやったことがない私には全く分からない世界だ。

はじめはボケや突っ込み、コミカルな場面が多かったこのドラマもリサが亡くなったところから様子が変わり、涙がこぼれるシーンもある。リサの死は陣内だけでなく見ていた私にも衝撃だった。

終わってみれば、なかなかいいドラマだった。生前のリサの最後のシーンとなった阪神尼崎駅に今度行ってみよう。

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相関図

登場人物

陣内宗介 – 北村有起哉

陣内宗介(じんない・そうすけ)は二代目徳島組のヤクザとして生きてきた根っからの極道人間。義理と人情に厚く、曲がった事が絶対に許せない性格。出所後は尼崎市にある実家でオカンと2人暮らし。服役中に離婚した嫁・キヨカとヨリを戻したいと思っているが…大好物はオカンが作ったハムカツ。

 

夜勤部長 – 板尾創路

夜勤部長(やきんぶちょう)は陣内がムショ時代にお世話になった刑務官。シャバに出てきてからも陣内の前に現れては耳の痛い事をチクリチクリと語りかけてくるのだが…その姿が見えているのは陣内だけ?

 

内容

第1話

5000万円の報奨金と自らの組をもたせてもらう事を条件に、敵対する組織の組長襲撃という一世一代の大勝負を実行したヤクザ・陣内宗介(北村有起哉)。しかし、刑務所暮らしが始まると、すべての報酬は反故にされ、組からは破門されてしまう始末。挙句の果てに、妻からは離婚届を突きつけられ、獄中離婚。

刑務所で全てを失ってしまう陣内。

そして14年の歳月が流れ…。

晴れて出所した陣内は、カタギとして生きていく事を決意するのだが、刑務所暮らしの間に世の中は一変! コンビニに行けばレジ袋は有料! 居酒屋は全面禁煙!出所祝いとして、オカン(末成映薫)からはスマホをプレゼントされるが、使い方を覚えるだけで一苦労。

さらに、長きにわたる刑務所暮らしによって染みついた習性が抜けず、街中で奇妙な珍行動を取ってしまう。憧れていたはずのシャバ暮らしに戸惑いを隠せない陣内。そんな彼の前に現れたのは…。刑務所時代にお世話になった刑務官の夜勤部長(板尾創路)。

これは現実なのか? 幻なのか?
「お前は重度のムショぼけや…」
戸惑う陣内に、夜勤部長は現実社会の厳しさを次々と突きつける。
それは新たな悪夢の始まりであった…。

出典:ムショぼけ 公式HP

第10話(最終回)

恥ずべき事も都合が悪い事も…自らの人生を美化する事なく全てを自伝に書き残す。覚悟を決めた表情でノートパソコンのキーボードを無心で叩きはじめた陣内(北村有起哉)。そこに書かれたのは…。

14年前。一体、なぜ自分は刑務所に入らなければならなかったのか。組織間の抗争が激化する中で、命の危険を感じながらも家族との時間を大切に過ごしていた陣内が、敵対する組長の襲撃に至るまでの壮絶な真実だった!

過去に犯した取り返しのつかない過ちに向き合いながら、死に物狂いで自伝を書き上げる陣内に1本の電話が!?

それは娘・ナツキ(鳴海唯)からであった…。

出典:ムショぼけ 公式HP

ネタバレ

陣内は自分には何もなく、リサから褒められた文章を書くことだけが今の自分にできることだとナツキに話す。ナツキに本を出版することを相談すると、ナツキの14年間も書くことを条件にされます。

陣内は書き上げた文章を『獄中日記』として我妻に提出すると、文章が認められ、編集社を紹介してもらう運びとなる。ただし、題名の『獄中日記』を再考させられます。

すでに、陣内には他の候補があり、それは『ムショぼけ』だった。この事を突然姿を現した夜勤部長に突っ込まれ、陣内のムショぼけはまだ続きそうである。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は北村有起哉、板尾創路、九条ジョー、武田玲奈、木下ほうか、松尾諭、末成映薫、鳴海唯、新宅マキ、 山崎竜太郎、藤井陽人、長村航希です。

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