おすすめ度:95点
日本沈没 -希望のひと-は2021年秋、TBS系、毎週日曜夜9時に放送。主演は小栗旬さんです。環境省の官僚が日本沈没という未曾有の危機に立ち向かう!
あきらめるな。未来はまだ消えちゃいない。だから、生きるんだ。一筋の希望の光を見出すために奮闘する人たちの物語。
感想
第1話
二酸化炭素排出問題を解決するために海底から二酸化炭素フリーエネルギーを採掘する計画がCOMS(コムス)である。しかし、それに異を唱える田所の関東沈没説が世間を揺るがす。
田所は地球温暖化による海面上昇とCOMSにより地盤が緩みプレートに負荷がかかり、まずは伊豆沖の日之島が水没すると考えている。
そして、海底調査に乗り込んだ天海たちは田所が気にしていたスロースリップ(海底が割れて隆起する)を見かけるが、海流の流れが速すぎて田所しか確認できなかった。田所は自分の説が正しいことを確信するが、天海たちには不安がよぎるだけだった。
調査後、天海は世良と調査結果を確認するがデータ的には問題なかった。調査結果会議でも関東沈没説を裏図けるデータや映像がなく、田所は調査結果に納得いかない。
しかし、天海は徐々に田所の関東沈没説が気になってきます。こうなってくると、プロジェクトの進行が優先され、かすかな異変を気にしなくなるものです。
会議ではみんながプロジェクトに支障がなくて一安心となりますが、日本的にはどうなんだろう?そうか、日本が沈没した方が地球環境的にはいいのかもしれない。
地球レベルで考えると日本が沈んだ方がいいかも。
真実にたどり着くことを避けている日本未来推進会議ってどうなんだろう。天海が言っていることが正しいもう一度調査すべきだ!
最後の日之島が崩壊して水没したのは衝撃的だった!!これが関東沈没の前兆だ。
全話見終えて
本当に日本が沈没するのか?信じがたい事実の前に人々の思考回路は付いていきません。しかし、日之島が沈んで終わりかもしれないと、田所博士の日本沈没説を受け入れない人たちはたくさんいました。
いろんな思惑が交錯する中、天海は国民の安全を第一に考えて行動し、ある時には、未来推進会議のメンバーからも外されます。
理解できない人が権力者だと何かと厄介なものです。しかし、徐々に日本沈没を信じるしかない出来事がたくさん起きます。
里城副総理は経済界をまとめていたので、始めは天海の足を引っ張る存在でイメージが悪い政治家でしたが、ある時から天海を完全にバックアップする最強助っ人の大変身。
ネットでも里城人気が急上昇!
田所博士に関しては演じる香川照之さんの演技が怪演過ぎて話題になりました。まるで、あのドラマの大和田常務に匹敵!
そして、最終回では感染症の変異株が猛威を振るって日本大ピンチ!
それを救ったのが2社の製薬会社。って現実に起きている新型コロナ感染に比べて美談過ぎる!日本大活躍。
日本沈没は青森、北海道、九州を残して終わりました。青森の人はプレートが切れて超ラッキーでした。どんどん沈みゆく日本は見ごたえあり。
こんな感じになるのか~。恐ろしい。すべては地球温暖化が原因とされ、環境を大切に守りましょう!と締めくくられた。
メッセージ盛々でドラマは終わりました。いやー、日本沈没のシーンは凄かった。私が住んでいる場所も見事に沈みました。
相関図
登場人物
天海啓示 – 小栗旬
天海啓示(あまみ・けいし)は環境生活局環境問題対策課。高校時代のある出来事がキッカケで環境問題により一層取り組むようになる。大義のためには手段を選ばず、強引な手法で政策を推し進める野心家な一面があり、東京大学時代の水泳部の同期でもある常盤から心配されている。
総理大臣・東山が推し進める「COMS<コムス>」事業に常盤と共に主要な立場で参加。世良の紹介により総理肝いりの、次代を担う官僚が集まる“日本未来推進会議”のメンバーとなる。ゆくゆくは政治家になるという狙いがあったが、田所博士との出会いにより、日本の運命を握る重大な決断を迫られていく。
常盤紘一 – 松山ケンイチ
常盤紘一(ときわ・こういち)はエネルギー環境局環境開発課。父親は複数の会社を束ねる大企業の社長。競争の激しい産業界に身を置くことを避け、役人として産業を支える道を選ぶ。政財界に顔が利き、経団連会長の生島とも繋がりがある。
天海とは東京大学時代の水泳部の同期で、現在も互いを認め合う仲。「COMS<コムス>」事業で後ろ盾となる有力な企業人を紹介するなどして天海と共闘する。日本未来推進会議では議長を務めることになり、関東沈没説を巡り暴走気味になる天海と、意見の対立から衝突していくことになる。
東山栄一 – 仲村トオル
東山栄一(ひがしやま・えいいち)は内閣総理大臣。丁寧でわかりやすいフレーズや姿勢から、国民に人気があり支持率は高い。諸問題解決に前向きな姿勢を示しているが、属する派閥が弱小ゆえ、党内での了承を得るためには守旧派勢力に頼らざるを得ない。
実質的には里城の了承を得ないと前に進めることができない。真摯に日本の未来を考えているが、守旧派に忖度して強引な決断ができない弱さがあり、その現状を打開するために、各省から1名ずつ若手エリート官僚を選抜して、日本の未来のための政策を議論する諮問会議“日本未来推進会議”を発足する。
内容
第1話
2023年、東京。東山総理(仲村トオル)は、世界環境会議で地球物理学の権威である世良教授(國村隼)のもと「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。
さらに官房長官の長沼周也(杉本哲太)が、東山が“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた“日本未来推進会議”を発足すると発表。そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗旬)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)も選ばれていた。目的達成のために強引な手段もいとわない天海は、自身の提案を通したいがために東山総理にすり寄り、同時に総理の抵抗勢力である政界のドン・里城副総理(石橋蓮司)をも懐柔しようとする。さらには、両者に顔が利く「生島自動車」会長兼経団連会長の生島誠(風間杜夫)を同期の常盤に紹介してもらい、近づいていく。
そんな折、ネットに関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之)の記事が載る。この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面する。しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち、天海は翻弄される。
そんな矢先、天海は週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。
一抹の不安を抱えつつ、常盤と共に趣味のスキューバダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇する・・・。出典:日本沈没 公式HP
第9話(最終回)
東山総理(仲村トオル)を狙ったテロのニュースは、全世界に大きな衝撃を与えた。
国内の情勢が不安定と判断されて移民計画に影響することを恐れた日本政府は、早急に里城副総理(石橋蓮司)を総理代行にして世界へアピール。
しかし、移民計画が進行していた矢先に、さらに予期していなかった悲劇が起こってしまう…。
天海(小栗旬)、常盤(松山ケンイチ)ら未来推進会議が中心となって事態の打開に挑むが、状況は改善しない。そして、遂に全世界で日本人移民の受け入れ停止が発表される。
そんな中、追いうちをかけるように田所博士(香川照之)から、「日本沈没までもう時間がない」と警告される。それでも最後の一人を救うまで、天海は関東に残って立ち向かう決意をする。
そして、ついに恐れていた日本沈没が─
天海や常盤は、無事なのか…
日本人にとって希望のひととなれたのか!?出典:日本沈没 公式HP
主な出演者
主な出演者(敬称略)は小栗旬、松山ケンイチ、杏、ウエンツ瑛士、中村アン、与田祐希(乃木坂46)、國村隼、小林隆、伊集院光、風吹ジュン、比嘉愛未、宮崎美子、吉田鋼太郎、杉本哲太、風間杜夫、仲村トオル、香川照之、ホラン千秋(ナレーション)、石橋蓮司、高橋努、浜田学、河井青葉、六角慎司、山岸門人、竹井亮介、高野ゆらこです。
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