特別ドラマ【カッペリーニ号】を手短にご紹介|「マンジャーレ、カンターレ、アモーレ」は「食べて、歌って、恋する」ってこと!壊れたものはすべてイタリア製?

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おすすめ度:95点(見てほしい)

 カッペリーニ号は2022年1月3日、フジ系で放送。主演は二宮和也さんです。

第二次世界大戦中に運命的な出会いを果たすことになる、厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちの国境を超えた友情と恋の物語。

実話をもとに作られています!イタリア料理が日本で愛されるのはあれらのおかげ!?

感想

マンジャーレ、カンターレ、アモーレは「食べて、歌って、恋する」というイタリア人の人生の歩み方を現した表現。なるほど、いい言葉だ。日本人ではこうはいかない。

さて、イタリアと言えば太平洋戦争のとき、日独伊三国連盟の1国で、日本の仲間だと思っていましたが、池上彰さんの説明でそれは半分正解であることを知りました。

イタリアは開戦後しばらくたって内紛が起き、日本の敵になっていた。いや~勉強になります。

敵に寝返った事を知らずに潜水艦カッペリーニ号は日本に物資を運んできましたが、到着した時には敵国日本となっていた。そこで知り合ったのがイギリスを愛する堅物の日本人である速水洋平でした。

乗組員の、アベーレ、アンジェロ、シモーネは日本海軍の仲間となって速水の家で暮らすことになり、カッペリーニ号は503号潜水艦として改造されることになります。

こう書くと、ちょっと重たい感じがしますが、陽気なイタリア人が画面にいるせいかなぜか、軽快なテンポで進みます。アベーレたちがどんどん日本に慣れてきて、みんなと仲良くなっていきます。

アベーレは”あべさん”と呼ばれるようになりますが、あべvs阿部は笑いところだらけ。阿部対決は面白くて涙が出ましたが、最後の503号潜水艦の出撃は日本を思うイタリア人の3人の言葉に涙。

オチとして、イタリア製の潜水艦だから故障して帰ってきた。最後まで陽気な話でした。ただ、戦争は誰も幸せにはならない。

これからの”人生、食べて、歌って、恋をして”過ごしたいものだ。

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相関図

登場人物

速水洋平 – 二宮和也

速水洋平(はやみ・ようへい)は海軍少佐。曲がったことが嫌いで内紛で日本を裏切ったイタリアやイタリヤ人の陽気な考え方が苦手。一番苦手なのは虫。ひょんなことからアンジェロ、アベーレ、シモーネと暮らすことになる。

イタリアのジェノバで2年間暮らしたことがあり、イタリア語を話すことができる。

速水早季子 – 有村架純

速水早季子(はやみ・さきこ)は陽平の妹で、アベーレに好意を持たれる。まっすぐな性格でイタリア人を含め人を偏見の目で見ることはない。

イタリア人3人組

アベーレ – ペッペ

恋多きイタリア人。早季子に恋する。日本で暮らしているうちに”あべさん”と呼ばれる。

アンジェロ – パオロ

カッペリーニ号の乗組員で料理が得意なイタリア人。日本で暮らしているうちに”あんじゅさん”と呼ばれる。

シモーネ – ペリッシモフランチェスコ

人間観家は直せないが、機械は直す器用なイタリア人。日本で暮らしているうちに”しもねさん”と呼ばれる。

廣田正 – 堤真一

廣田正(ひろた・ただし)は海軍大佐で、洋平の上官。

内容

1943年9月、太平洋のど真ん中、潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ号が日本へ物資輸送のために向かっていた。出発時は日本と同盟を組む枢軸国だったイタリアだが、出航した後、イタリアは連合国側に寝返っていた。乗組員のイタリア人・アベーレ(ペッペ)、シモーネ(ベリッシモ・フランチェスコ)、アンジェロ(パオロ)は渡航中にまさかイタリアが日本の敵国になっていることなどつゆ知らず、日本から大歓迎を受けると期待に胸を膨らましていた。ところが、長旅を終えようやく日本に到着した3人を待っていたのは鬼の形相をした日本海軍少佐・速水洋平(二宮和也)だった。速水は、“人生は国を守るためにこそある”と信じてやまない超堅物。かつて、イタリアに滞在していたが、“食べて、歌って、恋をして”を信条にするイタリア人の軟派な国民性を毛嫌いしていた。実はイタリア語を流ちょうに話せるが、上司である大佐・廣田正(堤真一)から「イタリア語を話せるのは隠しておけ。イタリア人たちが油断してしゃべることを聞き出せ」と命じるのだった。そんなことも知らず、イタリア人たちは速水の前で、イタリア語で悪口を言いたい放題に話してしまう。全て理解できている速水は、グッと堪えながら知らないふりをするが…。一方、速水の妹の早季子(有村架純)と同僚の鈴木香苗(愛希れいか)たちは荷車を引いて歩いていると、日本兵に引率されたイタリア人たちに出会う。その瞬間アベーレは早季子に一目ぼれしてしまい、この恋沙汰が速水の逆鱗に触れることに・・・!

出典:潜水艦カッペリーニ号 公式HP

ネタバレ

終戦が近づき、速水にもとうとう出撃命令が出ます。速水は日本に住み慣れ、仲間になっていたアベーレたちを捕虜として命を助けようとしますが、出撃前夜に小学校が空襲に会う。

速水は子供たちを助けますが、大怪我をしてしまう。アベーレたちを捕虜にするのは速水の独断だった。その事を知ったアベーレたちは速水を残して出兵します。

数ヶ月、戦争が終わりアベーレたちが帰ってきます。出撃してから間もなく、潜水艦は故障していた。イタリア製だからな。と速水はアベーレたちを歓迎します。

アベーレと早季子は将来を誓い、アベーレは速水から預かっていたネックレスを駆けつけた香苗の首にかけ、速水は香苗にイタリアの愛の歌を捧げます。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は二宮和也、有村架純、愛希れいか、ペッペ、ベリッシモ・フランチェスコ、パオロ、音尾琢真、今野浩喜、堤真一、池上彰(案内人)です。

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