おすすめ度：85点（見てほしい）
ムチャブリは2022年冬、日テレ系、毎週水曜夜10時に放送。主演は高畑充希さんです。
30歳OL、イマドキ世代、出世欲ナシ！、帰ったらビールのイチ社員がいきなり子会社の社長に！？従業員との衝突、売り上げ不振、ライバル社との戦い…、どうして私がこんな目に…！？
こうなったら、そのムチャブリをチャンスにさせていただきます。爽快！お仕事エンターテイメント！！
感想
第1話
気まぐれすぎる浅海社長（松田翔太）に振り回される雛子（高畑充希）がいきなり子会社リレーション・フーズの社長に大大抜擢。なんと昔、書いたカジュアル系外食産業の企画書の見出しを平成から令和に変えただけで通ってしまった。
記者会見を開いてネットでも話題になったので雛子はいまさら逃げられない。これまでも社長からのムチャブリはたくさんあったが、今回はその域を超えていた。
浅海は老舗のフレンチレストラン・セゾンヌヴェルを買い取って、リニューアルして1っか月後にオープン。浅海は超マイペースでどんどん決めていく。
リレーションフーズ発足初日、店のシェフの古賀（神保悟志）たちはカジュアルフレンチなんて何も聞いていないと大反発。いきなり躓く。大牙からどう説得するのか攻められるが、雛子には具体案がない。
店で古賀vs大牙が始まると間に割って入って、古賀に殴られた雛子。いうことを聞かない古賀をどうするか・・・。浅海は「切るね」とアドバイス。宮内（荒川良々）たちも浅海の意見に賛同して雛子は決断を迫られる。
雛子が弱音を吐くと大牙は怒る！「そんな奴の下で働かされるこっちの身にもなれ」捨て台詞を吐いて出ていく。雛子は社長を辞任する決断を浅海に伝えると、浅海は「君が決めたんなら、それでいいんじゃない」とあっさり答える。
最後の挨拶をするためにレストランによると「変わらなきゃいけねぇ」と古賀が新しいメニュー作りを始めていた。味見を手伝う雛子。徐々に古賀との距離が縮まる。
メニュー作りは翌日の朝まで続いて完成する。その時、大牙がレストランにやってきて驚くが、古賀と雛子は寝てしまう。
雛子は浅海に社長を呼びに行って、メニューを食べてもらうと、雛子は古賀はこの店に必要な人だと、浅海のアドバイスとは違う判断をする。これまで浅海の言いなりだった雛子は変わった。
浅海は「おいしかった。ご馳走様」と、笑顔になり、雛子は社長辞任を撤回を願うと、雛子の決断に浅海は「なら、いいんじゃない」と答えて笑いながら店を出る。
とりあえず、初めの躓きはうまく乗り切った雛子。社長の仕事は判断というが、判断ができる社長がどの程度いるのか。その判断があっている社長がどのぐらいいるのか。
会社の数だけ社長がいる中、雛子も仲間入り！雛子の判断をじっくり見せてもらおう。ちょっと待て、いきなり雛子は社長辞任の判断を撤回した。これってどう。
はじめは、見習い社長ということで、こらからの判断を楽しみにしよう。見習い社長の下で働かされたくはないな。大河が雛子を嫌う気持ちもわかる。
全話見終えて
いきなり社長になると、大変なことばかり。部下の大牙（志尊淳）は仕事ができるが雛子（高畑充希）のいうことを聞かない。しかし、いつの間にか大牙は雛子に恋をして、雛子と大牙、浅海（松田翔太）の微妙な三角関係成立。
部下に恋されたらやり難いけど、それなりのディスタンスで雛子は綱渡り状態で社長業を続けます。浅海は雛子に期待して社長をさせたのだが、その言葉を信じて雛子はたくさんのトラブルを乗り越え、いつの間にかみんなから慕われる社長になっていた。
しかし、親会社のリレーションゲートが葛原（坪倉由幸）に乗っ取られて浅海が社長を解任されると、雛子のリレーションフーズは売却の危機にさらされます。雛子は大牙たち部下の提案で会社を買い取ることを画策。
しかし、親会社が売却先を決めてしまい、万事休す！と、その時、浅海がリレーションゲートの株を過半数買い占めてあっさりと社長に返り咲き、リレーションフーズも安泰になる。
なんだそれ！ってやつだ。
しかし、浅海のムチャブリが再び始まる。いきなり浅海が社長をやめてアフリカに学校を作りたいと無茶を言い出して、雛子に一緒に行かないかとムチャブリ！！
さあ、どうする？最後のムチャブリだ！と最後を見届けていたら、雛子が「アフリカって何ですか！！」と浅海に逆切れ。
雛子は「社長の事が好き」と言いながらも、「会社や仲間が大好きだから社長をやめるわけにはいかない」とアフリカ行きを断ります。
すると、浅海はいつものように「君が決めたんなら、それでいいんじゃない」と言って、「リレーションゲートの社長を雛子にしてほしい」とムチャブリ。
再び、どうする雛子？と雛子の判断を楽しみに大詰めを迎える。
1か月後。
宮内（荒川良々）がリレーションフーズの社長になっていた。
ロビーで大牙は雛子にキス！？雛子も大牙にキス！ちょ、ちょっとどういうこと？いつの間に！！
キスの後、雛子はリレーションゲートの社長就任のあいさつをしますが、原稿を大牙からもらうのを忘れて、「みんなで、仲良く楽しく頑張りましょう」と短い挨拶となった。
大牙と雛子がくっついたか！と意外な展開で視聴者にムチャブリ！で物語は終わった。
相関図
登場人物
高梨雛子 – 高畑充希
高梨雛子（たかなし・ひなこ）は『株式会社リレーション・フーズ』の社長。
『株式会社リレーション・ゲート』に入社して8年。総務部・秘書課に配属され、浅海社長の担当秘書として4年・・・。
彼の無理難題に振り回されるも、つくり笑顔の八方美人で切り抜けてきた。そんな彼女に突然、子会社『株式会社リレーション・フーズ』の新社長の辞令が！
カリスマ上司の次はナマイキ部下に悪戦苦闘！？なんで私が！？と思いながらも目の前の仕事には全力で取り組む雛子。次から次へと降りかかる試練の数々！奮闘する先にあるものとは・・・
大牙涼 – 志尊淳
大牙涼（たいが・りょう）は『株式会社リレーション・フーズ』のマーケティング担当。
『株式会社リレーション・ゲート』では、入社3年目ながらマーケティングの賞を受賞するなど優秀だが、人の気持ちよりもデータを信じ行動するタイプ。
そんな大牙に突然、子会社『株式会社リレーション・フーズ』への出向の辞令が！突然の人事に不満を抱きながらも、置かれた状況に対応し、自分の仕事をこなしていく。
なぜか雛子に突っかかり衝突することもしばしば。これは雛子への嫉妬？それとも・・・
浅海寛人 – 松田翔太
浅海寛人（あさみ・ひろと）は『株式会社リレーション・ゲート』代表取締役社長。
端正なルックスに素敵な笑顔で人当たりもよく・・・かと思えば仕事に対しては冷酷で無理難題を笑顔で指示してくる、何を考えているのかわからない存在。
ただ、なぜか浅海の指示（無理難題）には断れないような、圧力とはまた別の不思議な雰囲気が・・・雛子を突然社長に抜擢した理由は？笑顔の裏にある思惑は・・・？
内容
第1話
高梨雛子（高畑充希）は、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し続けるベンチャー企業「リレーション・ゲート」の社長秘書。社長の浅海（松田翔太）はカリスマ性のある男だが、直感で動く彼の“ムチャブリ”に、雛子は振り回されてばかり。おかげで６年間彼氏ナシのまま、30歳を迎えてしまった。
そんな雛子にクリスマスイブの夜、いつものように浅海から突然の電話が入る。社内で募っていた新規事業の企画に雛子も応募しろというのだ。いつものムチャブリに雛子はヤケクソで、数年前に出した企画書の年号を平成から令和に書き換えただけで提出する。すると困ったことに企画は採用され、雛子は前ふりもなく、子会社設立の記者会見の場で、突然社長に任命されてしまう！
右も左もわからないまま、浅海が買い取った創業50年の老舗フレンチレストランを、１ヵ月でリニューアルオープンするよう命じられる。部下として配属された野心家でナマイキな若手社員・大牙（志尊淳）は、自分の新規事業の企画が雛子に負けたことを納得していない様子。
そんな大牙たちと共にレストランへ向かった雛子だったが、店が買い取られたことを知らされていなかったシェフの古賀（神保悟志）たちは猛反発！社長就任早々、大ピンチに陥った雛子の運命は…!?
出典：ムチャブリ 公式HP
第10話（最終回）
「リレーション・フーズ」の解散が言い渡され、自分の無力さに打ちひしがれる雛子（高畑充希）。
家を出て行った浅海（松田翔太）からの連絡も途絶え、大牙（志尊淳）からも「僕は終わりにする」と言われてしまった雛子は、自分の“幸せ”がどこにあるのかわからなくなってしまう。
自分のことはさておき、社員の幸せな未来のために奔走する雛子が会社を辞める覚悟だと察した大牙は、「リレーション・フーズ」を本社から買い取ろうと決意。宮内（荒川良々）をはじめとする社員たちは張り切るが、そう簡単に買収に必要な金額が集まるはずもなく…。
そんな中、柚（片山友希）に連れられて、野上（笠松将）が現れた。「野上フーズ」を辞めた彼は、雛子の熱意に敬意を表し、銀行や投資家を紹介すると申し出る。雛子たちは盛り上がるが、葛原（坪倉由幸）は既に「リレーション・フーズ」の売却先を決定済で…。万事休すの雛子たちは会社の解散を覚悟するが、そこに思いがけない人物から連絡が入る！
出典：ムチャブリ 公式HP
主な出演者
主な出演者（敬称略）は高畑充希、志尊 淳、夏帆、笠松将、山田真歩、忍成修吾、片山友希、坂本慶介、松岡広大、優香、坪倉由幸、神保悟志、荒川良々、松田翔太です。
