映画【鳩の撃退法】を手短にご紹介|鳩の正体は3枚の偽〇〇円札!平気で〇〇を焼くクリーンセンター!?これはフィクション?

見てほしい(90点以上)
スポンサーリンク

おすすめ度:90点(見てほしい)

鳩の撃退法は2021年8月に公開された映画です。主演は藤原竜也さんです。

小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語。この物語は小説<ウソ>か現実<ホント>か。その結末は、あなたが決める。

内容と感想

内容

3年前に事実を小説にして、関係者に多大なる迷惑をかけ、自殺者まで出してしまった津田伸一(藤原竜也)が、新たなる小説に挑む!

今回の小説も津田はフィクションだと言い張るが…。

物語は富山から始まる。小説家をやめた津田が、ある出来事に巻き込まれていく。

時は閏年(うるうどし)、いつもより1日多い閏年には、その分、厄介の事が起きるー。

津田はデリヘルの女優倶楽部の運転手をしていたが、日頃から出入りしている古本屋の房洲書店の房洲(ミッキー・カーチス)が亡くなったことで3,003万円を手に入れることになる。

しかし、その金は偽札。本当は3枚だけが偽札だったが、手放してからそのことを知る。

これにまつわる騒動が津田の知らないところですでに起きていた。それは幸地一家失踪事件。失踪前に津田は幸地秀吉(風間俊介)に会っていた。

一般の人には都市伝説かも?とされている裏社会のドンである倉田(豊川悦司)はその偽札の行方を追っていた。事の発端は幸地秀吉の妻・奈々美(佐津川愛美)が不倫相手の子供を妊娠したのに夫・秀吉の子だと秀吉に嘘をつこいたことだった。

秀吉には妻を妊娠させることはできないことを奈々美は知らず、その嘘は秀吉にすぐにバレる。

秀吉は倉田からあるもの(偽札)を預かるように頼まれていたが、妻が嘘をついたことでその頼まれごとを部下に任せてしまい、それが原因で偽札3枚は巡り巡って津田のもとに来る。

倉田が本当に存在する人物で偽札を探していると知った津田は自分の身が危ないと察して倉田が自分をあきらめるような算段をまえだ(リリー・フランキー)から教えてもらう。その時に出会った女が吟子(森カンナ)なのだが、津田は吟子と寝てしまう。実は、吟子は倉田の妻だった。

津田は倉田の追っ手から逃れるために富山を出て東京に行く。そこで自分が体験したこと?を小説に書き、編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に途中まで話す。

津田はこの物語はフィクションだというが、なほみは津田が書いている内容がフィクションか、ノンフィクションか確認するために富山に行く。

富山には津田が書いた店の名前や登場人物が実在する。

それでも、津田はなほみの考えも参考にしながら、物語を書き進めていく。そして、物語がどうなるのかとなほみが考えると、最初に津田が秀吉に貸す約束をしていた著書『ピーターパンとウェンディ』を津田に返しに来るとはなす。

すると、物語は津田がゴタゴタの中で手放した『ピーターパンとウェンディ』が秀吉の手に渡り、東京にいる津田に返しに来て物語は終わる。

返しに来た秀吉を追いかけると、秀吉が乗った車に倉田もいた。その様子を遠くから見た津田は完成した物語の題名を『鳩の撃退法』と名付ける。

感想

『鳩の撃退法』とネットで検索すると、本当の鳩駆除の一覧が出てくる。そりゃそうだな。鳩は平和の象徴ですが、害鳥でもある。駆除する仕事も普通に存在する。

さて、この映画なのですが、倉田は一万円札の鳳凰鳥の事を鳩と呼んでいた。津田はい偽札を含めた倉田の事を鳩と考えたようだ。

偽札が3枚だったことには私も騙されました。そう来たか!って感じで、「ああ~、勿体な~」でも、おかげで津田の命が助かった。

この物語がフィクションかノンフィクションなのかについて少し話します。

はじめは過去の出来事のように話が進んでいきますが、未完成の物語は現在進行形のように東京で津田が続きを書いていく。津田が物語を完全に作っている(フィクション)ように思えたが、最後に秀吉が現れたことで、フィクションかノンフィクションか全く分からなくなる。

私は津田が書いた内容が現実になってる。要するに、津田が書いたことで過去が変わる。と考えます。過去から未来ができるのではなく、未来から過去を創造している。結果から過程を組み立てているって感じかな。

この辺は見た人の自由です。

劇中に登場する倉田が絡むクリーンセンターでは犬や猫も平気で焼き、人の遺体も焼くとか…。これも都市伝説なのか?本当なのか?

奈々美の意外な魔性ぶりにも驚きました。女性は見かけによらない…。

相関図

登場人物

津田伸一 – 藤原竜也

津田伸一(つだ・しんいち)は東京・高円寺のバー「オリビア」でバーテンをしている、元天才作家。

鳥飼に書き途中の小説を読ませる。どうやら最近まで富山に滞在していた模様。

かつて直木賞も受賞した天才作家だったが、現在は富山で「女優俱楽部」の送迎ドライバーとしてその日暮らしを続けている。ある日ひょんなことから大金を手にし、思いもよらぬ出来事に巻き込まれていく。

幸地秀吉 – 風間俊介

幸地秀吉(こうち・ひでよし)は読書好きなバーのマスター。

ある日偶然津田と出会い、小説の談義に花を咲かせた。しかしその後、家族と共に突然姿を消してしまう。

鳥飼なほみ – 土屋太鳳

鳥飼なほみ(とりがい・なほみ)は津田の担当編集者。過去に津田が起こしたトラブルに巻き込まれて以来、彼の小説が本当にフィクションなのか疑念を持ち続けている。

内容

かつては直木賞も受賞した天才作家・津田伸一(藤原竜也)は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に書き途中の新作を読ませていた。

〈あらすじ〉
一年前、閏年の二月二十九日。雪の降る夜。かつては直木賞も受賞したが今は富山の小さな街でドライバーとして働いている津田伸一は行きつけのコーヒーショップで偶然、幸地秀吉(風間俊介)と出会い、「今度会ったらピーターパンの本を貸そう」と約束をして別れる。しかし、その夜を境に幸地秀吉は愛する家族と共に突然、姿を消してしまう。それから一か月後、津田の元に三千万円を超える大金が転がりこむ。ところが喜びも束の間、思いもよらない事実が判明した。
「あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ」
ニセ札の動向には、家族三人が失踪した事件をはじめ、この街で起きる騒ぎに必ず関わっている裏社会のドン・倉田健次郎(豊川悦司)も目を光らせているという。倉田はすでにニセ札の行方と共に、津田の居場所を捜し始めていた……。

神隠しにあったとされる幸地秀吉一家、津田の元に舞い込んだ大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、津田の命を狙う裏社会のドン、そして多くの人の運命を狂わせたあの雪の一夜の邂逅……。富山の小さな街で経験した出来事を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、読めば読むほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。過去の暗い記憶がよぎる鳥飼。小説と現実、そして過去と現在が交差しながら進む物語。彼の話は嘘? 本当?
鳥飼は津田の話を頼りに、コーヒーショップ店員・沼本(西野七瀬)の協力も得て、小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた―。

出典:鳩の撃退法 公式HP

主な出演者

主な出演者(敬称略)は藤原竜也、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、佐津川愛美、桜井ユキ、柿澤勇人、駿河太郎、浜野謙太、岩松了、村上淳、坂井真紀、濱田岳、浜中文一、佐藤新、森下能幸、森カンナ、矢野聖人、ついひじ杏奈、円井わん、、安藤聖、石橋けい、佐藤玲、伊島空、古河耕史、ミッキー・カーチス、リリー・フランキー、豊川悦司です。

出演者の出演作品

この人もライダー出演者!

タイトルとURLをコピーしました