おすすめ度:100点(推しドラマ)
ホタルノヒカリ2は2010年夏、日テレ系、毎週水曜曜夜10時に放送。主演は綾瀬はるかさんです。2007年夏に放送された前作『ホタルノヒカリ』の3年後。香港に3年間出張していた蛍が日本に帰ってくる!
内容と感想
内容
3年ぶりに香港から日本に帰ってきた雨宮蛍(綾瀬はるか)。高野(藤木直人)は家に突然荷物が送られてきたことを怒るが、それもそのはず、3年間、蛍は一度も連絡をしてもなかった。
3年の間にSWビルドコーポレーションのメンバーも変わり、蛍と高野の関係を知っている者は山田(板谷由夏)と二ツ木(安田顕)だけとなっていた。
高野は雨宮がいない間に、元恋人の浅田小夏(木村多江)と親しくなり、蛍は小夏の存在を意識します。しかし、高野にとって小夏は単なる相談に乗っていただけの存在で、小夏が店を開くためのコンサルティングをSWビルドコーポレーションで引き受ける。
小夏の店を開くために蛍や桜木は奔走します。そんな中、契約社員の瀬乃(向井理)は蛍を好きになり、桜木(臼田あさ美)は瀬乃を好きになる。片重い連鎖が発生します。
しかし、蛍は高野と結婚するために、結婚とは何か…と考え始める。結婚とは我慢、節約といつものように干物風やや暴走気味で、蛍は迷走する。
時には高野が自分を見つめなおすために家を出ることもあったが、事あるごとに、山田と二ツ木に助けられ、蛍はアホなことをしながらも成長していく?
そして、瀬乃は蛍をあきらめて自分がやりたいことを求めて、ニューヨークに行くことを決心する。高野は部長としてハンコを押すだけの自分に疑問を感じて会社を辞めて、誘われていた台湾の会社に行くことを決意します。
蛍は高野についていくだけで楽な生活が待っている…。干物女の楽園が待っている…。と考えます。
しかし、蛍が選んだ道は一人で日本で高野を待つこと。これからも干物女を突き通したい。高野の次の会社でのパーティーに和装で出席した蛍は、周りの人たちと話を合わせて、疲れ切り、和装のまま縁側でばったり、力尽きるのだった。
蛍は自分の進む道をはっきりさせる。
ビバ!遠距離恋愛、といっても3ヶ月。
時は流れて1年後、2人は結婚の準備を進め、婚姻届けを出す前日、とうとう野獣(蛍が高野と一緒に寝る)がやってくる。
感想
個性的豊かな登場人物。蛍や高野は前作と同じ、いや、パワーアップしていたが、今回、私の目に留まったのは高野を尊敬する井崎(高橋努)。
井崎はジョギングをするたびに見てはいけないものを見る。例えば、蛍と瀬乃がいるところ、高野と小夏がいるところ、蛍と高野がいるところ。井崎は夜ジョギングをするたびに見てはいけないものを見てしまう。
といっても、物語に大きく影響するわけでもない。ちょっとしたアクセントぐらいですが、それがクスっと笑える。
さて、今回も家の縁側は2人にとって特別な場所となりましたが、蛍と高野は家の縁側で大切なことや、くだらないことを話します。
でも、このドラマで一番面白いのは蛍のアホな言動であることは間違いない。例えば、
蛍が高野からの107万円の婚約指輪を失くして、大変なことになってしまったが、見つからなかった理由がちゃんと片付けていたから。と、干物女らしい。
蛍が料理が面倒で2分でそうめんを作ったけど、そうめん流しのセットを作るのに2時間かけたこと、しかも、結局、高野と一緒に普通に食べた。
蛍が子供会でイベリコ豚の肉が欲しくて子供たちに混ざって障害物競走に参加…、結果はこけた千夏を助けて敗北。
蛍の預貯金は47円。
そして、あの伝説の宴会芸・ドジョウすくいも披露してくれた。
まだまだ他にもいろいろあったが、干物女恐るべしである。
高野は蛍の影響を受けて、融通が利くようになっていたが、蛍は高野の影響を全く受けず、干物女っぷりに変化なし。正確に言うと、蛍は脱干物女をしようとするが脱することができない。まあ、根っからの干物女なんだな~。
相関図
登場人物
雨宮蛍 – 綾瀬はるか
雨宮蛍(あめみや・ほたる)はSWビルドコーポレーションのインテリア事業部で働くOL。
仕事はきっちりこなすが、私生活はだらしない典型的な干物女。3年間香港で仕事をしてきたのだが、恋人の”ぶちょお”こと高野誠一には面倒くさくて一切連絡をしてこなかった。
そして、香港での仕事を終えて高野の家に帰ってくる。何をするのにも形から入り、恋愛偏差値は依然と全く変わらず、いや、以前に増して低くなっている。しかし、誠一への思いは驚くほど一途?。
高野誠一 – 藤木直人
高野誠一(たかの・せいいち)はSWビルドコーポレーションのインテリア事業部の部長。仕事も私生活もきっちりしているバツイチ。3年間蛍に連絡を取ろうとしたが一向に返事が返ってこなかった。
干物女の扱いにも慣れてはいるが、いつも蛍の理解できない言動に”あほ宮”と怒鳴る。しかし、蛍への愛情はゆるぎない?。
山田早智子 – 板谷由夏
山田早智子(やまだ・さちこ)はSWビルドコーポレーションのインテリア事業部企画ディレクター。職場の後輩から頼りにされ、蛍もいつも頼りにしている。蛍と高野が同棲していることを知っているのは早智子と二ツ木(安田顕)だけ。
早智子は二ツ木と交際をしている。
内容
第1話
3年前“干物女”ことOLのホタル(綾瀬はるか)の心は高野部長(藤木直人)〈心地よい縁側のある一軒家つき〉に落ち着いて、“干物女”は成長した、はずだった……。
しかし! その直後、ホタルはプロジェクトチームの一員として遠く離れた香港に。部長と離れ離れで仕事に打ち込む日々を送っていたのである。そして、あれから3年…プロジェクトを終えて帰国し、部長のいる第一企画部に配属されたホタルはさっそくチームの一員として仕事をスタートさせる。
しかし、社内のメンバーも雰囲気もだいぶ様変わりしていた。一見チャラ男なプランナーの瀬乃(向井理)は「9時5時ってケイヤクだから」ときっかり5時で退社。社員の美香(臼田あさ美)も「自分の仕事は終わったので」とさっさと帰ってしまう。そんな中、単なる上司と部下のように仕事する部長とホタル。二人の成り行きを知る山田姐さん(板谷由夏)と人事部長の二ツ木(安田顕)は二人を見ながら「男女が3年も離れていれば、以前のようにはいかない」とささやき合う。
「人は3年も経てば変わる。私はあの頃の私とは違う。変わってないのは君だけだ」
部長はホタルを置いて、美しい女性・小夏(木村多江)に会いに行ってしまう。
「自分はこの3年間、何をやっていたんだろう?」
落ち込むホタルは瀬乃と一夜をともにしてしまい――――!?出典:ホタルノヒカリ2 公式HP
第11話(最終回)
高野部長(藤木直人)が会社を辞め、転職すると宣言。長いこと考えた末の決断だということを知ったホタル(綾瀬はるか)は自分のふがいなさにショックを受ける。
山田姐さん(板谷由夏)にも「これから先の二人の幸せをどう思い描いているのか」と訊かれ、考え込むホタル。一方、瀬乃(向井理)も小夏(木村多江)の店のオープン前にはSWを辞めニューヨークに行くと会社に報告。瀬乃は「一緒に来てほしい」とホタルに告げるのだが…。
出典:ホタルノヒカリ2 公式HP
主な出演者
主な出演者(敬称略)は綾瀬はるか、藤木直人、木村多江、安田顕、板谷由夏、向井理、臼田あさ美、高橋努、中別府葵、市川知宏、君沢ユウキ、井出卓也、佐藤千亜妃、柳澤貴彦、真下です。
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