【准教授・高槻彰良の推察 season2】を手短にご紹介|怪奇は実在するのか?もう一人の天狗の翼をもつ男登場!神隠しの真相は講(こう)?

まあまあ(70~79点)
スポンサーリンク

おすすめ度:76点(まあまあ)

 准教授・高槻彰良の推察 season2は2022年冬、フジ系、毎週土曜夜11時40分に放送。主演は伊野尾慧さんです。2021年夏に放送された前作『准教授・高槻彰良』の2作目。

異能”を持つ准教授・高槻彰良と人の“嘘”がわかる大学生・深町尚哉が“神隠し”という最大の怪異事件に挑む謎解きミステリー。

感想

第1話

奥多摩湖で起きた小学生を乗せたバスの転落事故で偶然に助かった刈谷愛菜(粟野咲莉)が神の子として、あがめられ、悩み事を持つ大人たちへ助言を行う。

母親がこの子に陶酔して困っているとフリーカメラマン・寺内一(小池徹平)から相談を受けた高槻彰良(伊野尾慧)は助手の深町尚哉(神宮寺勇太)と研究室の大学院生・生方瑠衣子(岡田結実)とともに少女に会いに行く。

結局、この少女は神の子でもなく、偶然特別な体験をした普通の女の子で、愛菜自身と母親・真紀子(矢田亜希子)によるでっち上げでした。

しかし、子供のころに愛菜と同じ体験をして、天狗の子として崇められていた彰良は愛菜を助けたかった。愛菜は貧乏な暮らしをして、苦しんでいた母親を助けたかったのだった。

さて、この件は解決したのですが、寺内の目的は他に会った。彰良の背中にある天狗の羽のあざが、寺内にもある。寺内も彰良と同じ経験をしたのか。同じ能力を持っているのか。

寺内は彰良に「僕はもう始めていますよ、一緒にやりましょう」と声をかけ、「使命を果たす心を決めたら連絡をください」と言って研修室を出ていきます。

寺内は深町のウソを見破る能力を知っており、彰良と同じで気持ちが高ぶると目が青くなるようだ。

謎の男・寺内の出現でseason1より面白くなりそうだ。怪奇は本当に存在するのか?

全話見終えて

天狗様に救われた人たちが何人かいる。寺内一もその一人。寺内は虐待を受ける子供たちを救う。寺内は彰良の事を天狗様と呼び、彰良に自分の仲間にならないかと誘う。

子供の時、寺内の「どうしたら、あなたみたいになれますか」の質問に彰良は「僕みたいにならない方がが幸せだよ」と答えて、寺内に向き合わなかった。

そのために、寺内は虐待を受けていた友達のシュンヤを救うことができなかった。

尚哉は寺内に彰良を誘う理由を「孤独だから?」と聞くと、寺内は「僕には仲間がいる。そんなことない」と答えと、「そんなことない」は尚哉にひずんで聞こえた(寺内は嘘をついている)。

佐々倉(吉沢悠)は彰良と尚哉とともに千里ちゃんを誘拐した寺内の仲間を追い詰める。千里ちゃんは両親から虐待を受けていた。

寺内は神隠しを実行するグループを作っていると推測する。これは「講(こう)」だと、彰良が言うと、尚哉も神隠しに会った人たちが記憶にないと答えることに納得する。

神隠しにあった人も”講”の一員となっているのだ。この方法は子供のころに寺内が友達を助けられなかったために考えた方法だった。

寺内は千里の両親と彰良に大沼池に来るように手紙を送る。

佐々倉と尚哉とともに彰良は大沼池に行くと寺内が待っていた。寺内は「使命を果たさなきゃ、天狗様」と彰良にいう。千里ちゃんの両親も来ると、嘘ばかりつく両親の言葉に尚哉は耳をふさぐ。

彰良は千里ちゃんの両親に暴力をふるったことを確認すると怒りで目が青くなる。佐々倉は逃げ出した千里ちゃんの両親を追いかける(幼児虐待の容疑)。

寺内は人を平気に追い詰める人たちから友達を救うには特別(天狗)になるしか方法がなかったと彰良に話す。彰良は「あの時、助けてあげられなくてごめん」と謝り、寺内を抱きしめる。

その夜、寺内は警察に出頭して千里ちゃんを引き渡します。

スポンサーリンク

相関図

登場人物

高槻彰良 – 伊野尾慧

高槻彰良(たかつき・あきら)は 青和大学文学部の准教授。民俗学を専攻。

世の中の怪異現象に目がなく、怪異に触れるとテンションが上がり理性が飛んでしまうことも。

嘘が分かる尚哉と共に、怪異現象の裏にある人間の思いにやさしい解釈を与えていくが、本当は自らが経験した過去の謎を追い求めている。

実は幼少期に神隠しに遭い、それ以降に完全記憶能力を手に入れた。高槻が経験したのは本物の怪異か、それとも人の手によるものなのか……

深町尚哉 – 神宮寺勇太

深町尚哉(ふかまち・なおや)は青和大学文学部二年。1年前、たまたま受講した高槻の講義をきっかけに、高槻とバディを組むことに。

幼少期に死者の祭りに紛れ込んでしまったせいでそれ以降、嘘が分かるようになってしまった。高槻のお陰で孤独から解放され、その後は高槻のために自らの能力も使うようになる。

人の嘘を聞くとその声が歪んで聞こえることが怪異の裏に隠された真実をあぶり出すきっかけにもなる。

 

寺内一 – 小池徹平

寺内一(てらうち・はじめ)は高槻に相談を持ち込んだフリーカメラマン。その後、何かと高槻の周辺に現れるようになる。高槻にとある思いを抱えているようだが、その真意は分からない。

内容

第1話

怪異に目がない完全記憶能力を持った民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧)と、幼少期の不思議な体験によって嘘が分かるようになってしまった大学生・深町尚哉(神宮寺勇太)の運命的な出会いから1年。高槻研究室にとある相談が舞い込んでくる。相談者はフリーカメラマンの寺内一(小池徹平)。奥多摩で起きたバス事故の生存者が「奇跡の少女」として崇められている真偽を確かめてほしいという。研究室の院生・生方瑠衣子(岡田結実)と、高槻の幼馴染の刑事・佐々倉健司(吉沢悠)とともに真相を確かめにいく高槻たちは、そこで奇跡の少女・愛菜(粟野咲莉)とその母・真紀子(矢田亜希子)に出会い――“怪異”と“解釈”の新感覚ミステリー、第二章開幕!

出典:准教授・高槻彰良の推察 season2 公式HP

第4話(最終回)

禁忌を犯した人間が次々と失踪する“神隠し”の謎が少しずつ明らかになる中、瑠衣子(岡田結実)の調査によって高槻(伊野尾慧)は寺内(小池徹平)の過去のある出来事を知る。
寺内はすでに姿を消してしまっていたが、高槻に「あなたが使命を思い出すのを待っています」というメッセージを残していた。
青き水をたたえた禁足地・大沼池に全ての謎が隠されている!? 尚哉(神宮寺勇太)、佐々倉(吉沢悠)とともに池に向かう高槻だったが――

出典:准教授・高槻彰良の推察 season2 公式HP

主な出演者

主な出演者(敬称略)は伊野尾慧、神宮寺勇太、小池徹平、岡田結実、吉沢悠、須賀健太、高橋ひとみです。

出演者の関連記事

 

タイトルとURLをコピーしました