【妖怪シェアハウス -帰ってきたん怪-】を手短にご紹介|閻魔寺で妖怪シェアハウス?妖怪より怖いのは人間!澪はやっぱり疫病神?

まあまあ(70~79点)
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おすすめ度:79点(まあまあ)

 妖怪シェアハウス -帰ってきたん怪-は2022年春、テレ朝系、毎週土曜夜11時に放送。主演は小芝風花さんです。

「自分らしく生きるのだ!」と息巻いて飛び立ったはずのヒロイン・澪がボロボロになって妖怪のもとへ里帰り!?“闇落ち”した妖怪たちが暴れ出す!?

前作の『妖怪シェアハウス』は新型コロナの影響で面白かったのに短編バージョンだったのでがっかり。今回はたっぷりに楽しむぞ!

感想

第1話

澪(小芝風花)が意気揚々とライターを目指して妖怪ハウスを出て行ったけど、やっぱり澪。何事もうまくいくはずがなく、気が付けば自転車配達ビーバーでバイトをして生活を食いつないでいた。

ビーバーでもミスばかりして、他のバイトでも役に立てない澪は、アパートからも追い出される。

そんな澪を遠く、いや近くで見守る伊和(松本まりか)たち。伊和と詩子(池谷のぶえ)は澪を心配するが、涼(毎熊克哉)と飛世(大倉孝二)は自分たちと関わったから澪は勘違いしたので、関与しないように伊和と詩子に澪に近づかないように注意する。

すぐそばで、伊和たちが見守っていることに気が付かない澪は水泳教室の時給2000円のバイトにつられて、水泳教室でバイトを始めるが、イケメンコーチの川辺(小久保寿人)に気を取られてしまう。

お腹がすいている澪に川辺は大好物の胡瓜(きゅうり)ドッグを勧める。これがかなり美味しいようだが、何よりも、かなり笑える!

しかし、川辺の正体は河童?川辺は水泳教室にくる熟女たちから尻子玉を抜いて貪(むさぼ)っていた。澪も川辺の餌食になりかけるが、たまたま通りかかった?涼が澪を助けて、新しい妖怪シェアハウスに連れて帰る。

いつのごとく、男を見る目がない澪。そして、女をたぶらかす男を許さない伊和と詩子は澪に頼まれて、涼と飛世の協力を得て川辺を懲らしめにかかる。

しかし、河童はそれほど悪い性格ではないはず…。川辺はムキムキな体で河童らしからぬ腕力を持ち、涼と相撲をしても川辺が勝つ。川辺の正体は河童なのか?と疑問を持つ。

詩子が童歌(わらべうた)を歌うと、河童になった川辺の口からごみが大量に出てくる。

ごみを全部吐き出した河童(川辺)は気がやさしくなり、高度経済成長のころからおかしくなって、熟女の尻子玉がおいしくて病みつきになっていたと白状する。

狂気が抜けた川辺はこれまで熟女からだまし取ったお金を返して、警察の佐藤(豊田裕大)が連行する。

澪が今日の出来事をパソコンで描こうとすると、手が動かない。どうやら手が呪われているようだ。

さて、前作では荒波神社に住んでいた伊和たちですが、今回は閻魔寺(えんま・でら)に移り住んでいた。どうやら、寺と神社を住み歩いているようだ。

伊和たち4人のテレパシーも健在!期待通りの面白さに私は大満足。なんと、映画化も決まっているようで、これも楽しみ。

飛世のぬらりひょうんダンスも見れるのかな。

全話見終えて

前作に比べて放送時間が30分と短くなり、内容もパワーダウン。2022年6月17日公開の映画の宣伝色が濃い。ゲスト俳優もシブい系が多くて、もう少しいろんなゲストに出演して欲しかった。

登場する妖怪も、(前作で出し切って)仕方ないのだろうけど、ちょっとマイナー系が多く、こちらも残念。

今回は、妖怪は本来は素直なのに闇落ち妖怪(悪い妖怪)になって悪さをする。詩子が詩を歌うとその闇落ち妖怪から悪い妖気が出ていって素直な妖怪に戻って反省するといった流れ。

人間の悪事や、環境破壊が原因で闇落ち妖怪となるのだが、その元凶となる妖怪は映画で判明するのかしないのか。前作が面白くて、期待しすぎたのもあるかもしれないが、今作はちょっと今一つ。

映画は面白そうだけど、見ようかどうか悩んでしまう内容にちょっとガッカリ。

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相関図

登場人物

目黒澪 – 小芝風花


目黒澪(めぐろ・みお)は怖いもの、暗闇は苦手。人を信じやすく、真面目で我慢強い。人に嫌われるのを極端に恐れる。自己評価が低い。恋愛に関して、とんでもなく不器用。空気を読むのだけは得意。

そんな弱弱しい搾取されがちな性格だったがお岩さんに同情されて拾われ、4人の妖怪とシェアハウスで共に過ごしてからは妖術ヒラキナオリを身に着け、書くというやりたいこと、夢も見つけて意気揚々とシェアハウスを卒業して出ていった。

もうすっかり大丈夫、と思いきや、世の中そう甘くはなかった。「妖怪シェアハウス」なる一冊の本を出版はしたものの、さしたる脚光を浴びることなく、一発屋にさえなれなかった。

今やビーバー配達員、清掃員など常に5つ6つバイトを掛け持ちし、どうにか食いつないでいるという有様。まさに働けども働けども貧しい、派遣地獄に落ちていた。

四谷伊和 – 松本まりか


四谷伊和(よつや・いわ)はいわずと知れた、恨めしや~、のお岩さん。ナースをしている。目にゴミが入っただけの人にもすぐ眼帯つけたがる。

夫に裏切られ、毒殺された恨みは、「うらめしや~」と化けて出て、復讐すべき。泣き寝入りは許さない。四谷怪談のお岩は弱弱しいイメージだが、このお岩はアグレッシブ。やられたらやり返すが信条。

澪と知り合って一緒に暮らすようになってからは、澪のことが大好きで心配で仕方なく、ほとんど過保護で過干渉な母親と化している。

沼田飛世 – 大倉孝二

沼田飛世(ぬまた・ひよ)はいつの間にか忙しい時に他人の家に上がり込み、偉そうに主人然として振る舞い、飲み食い、指図する妖怪。ただの無銭飲食妖怪かと思いきや、上がり込んだ店の経営立て直しもすれば、潰すべき店は潰して来た。

今は、弁護士兼経営コンサル。ぬらりくらりとした仕事ぶりだが、負け知らず。金にはうるさく、結構アコギに稼いでいる。

パート1では結局「正体不明の妖怪」と短く紹介されただけで正体は未だ不詳。

内容

第1話

気弱で空気を読むことだけが取り柄の目黒澪(小芝風花)は、妖怪たちと暮らすうちに強くなって角も生え、小説を書きたいという夢も見つけ、「自分らしく生きる!」と息巻いて“妖怪ヒラキナオリ”としてシェアハウスから羽ばたいていった…はずだったが、現実は厳しかった。お金がなければ食べることもままならず、気づけば角も失い、再びどん底生活に陥っていた。

 生きるために、フードデリバリー、清掃、ティッシュ配りとバイトに追われるが、何をやっても失敗ばかり。もはやボロボロでまるで餓鬼のような状態の澪は、偶然出くわした伊和(松本まりか)のんべ(毎熊克哉)ら妖怪たちにも気づかない。挙句には住まいも強制退去となってしまう。荷物を抱えて空腹で彷徨っていた澪は、偶然、好条件の水泳教室のアルバイト募集のチラシを見つける。水泳教室のイケメン講師で社長の川辺雄介(小久保寿人)を訪ねたところ、なんと採用してもらえるうえに、オフィスに寝泊まりもさせてもらえることに!

 水泳教室で働きはじめた澪に川辺は優しく、久々にキュンとしてしまう。さらに、見事な肉体美を持つ川辺は驚がくの泳ぎを見せ、教室に通うレディース軍団もみんな川辺に夢中! そのレディース軍団に高額の健康ドリンクとサプリを販売していたが、それも飛ぶように売れており、澪は違和感を感じる。そんな中、澪は川辺がレディース軍団のひとり、百合子(宮本真希)に迫るのを目撃してしまう。川辺は百合子のお尻から光る物体を取り出すと、次の瞬間それを飲み込み…! 同じ頃、妖怪シェアハウスでは伊和のクズ男センサーが発動! 伊和と座敷童子(池谷のぶえ)は澪を助けたいとうずうずしていたが、のんべとぬらりひょん(大倉孝二)から澪のために二度と近寄るなと止められてしまい…。

 レディース軍団を騙していると疑い始めた澪は意を決して川辺を問い詰め、バイトを辞めることを告げる。すると豹変した川辺は、澪に見習いレッスン代と宿泊代100万円を要求し、さらに澪をプールに突き落とす。なんとか澪は這い上がるも、そこには黒い妖怪が迫ってきて…! この謎妖怪は一体!? 澪の運命はどうなってしまうのか――!

出典:妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪- 公式HP

第9話(最終回)

 目黒澪(小芝風花)は怪しいマルチクリエイター・黒原光一(六角精児)の逆鱗に触れ、小説家の夢を絶たれてしまうかもしれない絶対絶命のピンチに直面する。シェアハウスの妖怪たちはそんな黒原に加担していた小暮梢(武田梨奈)と上竜樹(安井順平)を問い詰めたところ、実は梢は絡新婦、上は山びこという妖怪で、黒原のせいで闇落ちしていたことが判明する。さらにこの2人の話から、黒原はこれまで闇落ちした数々の妖怪たちの元凶だったかもしれず、その正体は神様系妖怪でスーパーパワーの持ち主“だいだらぼっち”である可能性が浮上! その正体を暴くために黒原の周辺調査を開始した澪やシェアハウスの妖怪たちは、やがて黒原のだいだらぼっち説が確信へと変わっていく。日本を操るほどの最恐の妖怪が相手では、今回ばかりは成す術がないというシェアハウスの妖怪たちだったが、それでも澪は夢を諦めずに書いていくと宣言し、黒原と闘うことを決意する。すると、澪の頭に角が生え始め…! そんな澪に触発された妖怪たちもやる気を出し、共に闘うことを約束する。
そしてついにやってきた黒原との対峙の日。詩子(池谷のぶえ)の親友、ヨモツシコメ(峯村リエ)も助っ人にやってきて、澪と妖怪たちは最恐のラスボス・黒原と最終決戦の時を迎える――!

出典:妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪- 公式HP

主な出演者

主な出演者(敬称略)は小芝風花、松本まりか、大倉孝二、毎熊克哉、池谷のぶえ、池田成志、豊田裕大、井頭愛海、尾碕真花です。

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