おすすめ度：80点（おすすめ）
恋なんて、本気でやってどうするの？は2022年春、フジ系、毎週月曜夜10時に放送。主演は広瀬リスさんです。恋に本気になれない6人の男女が織りなす群像ラブストーリー。
感想
第1話
恋愛は無駄と考え、高齢処女の桜沢純（広瀬アリス）、恋愛はコスパ！といってパパ活をする真山アリサ（飯豊まりえ）、結婚して安定を手に入れたが夫婦生活レスの清宮響子（西野七瀬）。
この3人は高校時代のラクロス部で一緒だった。今は女子会仲間。純は部長だったので、アリサや響子は今でも順を部長と呼ぶ。純が高校の時から推しの先輩・坂入拓人（古川雄大）は同じ会社に勤めていて、シンガポール出張から帰ってくると、純は少し気になる。
それでも、純はかたくなに恋愛をしない。純は恋をするのが怖い。子供の頃に男にいいように扱われた母を見ていた。その母は男を追いかけて家を出ていた。
しかし、坂入から呼び出された純は期待して会いに行く。がっ、そこで坂入から結婚報告を聞かされる。坂入の相手は純の仕事の部下の横井だった。びっくりした純は2人のなり染を聞かされ、二次会の幹事を頼まれるが即答できない。
純は泣く女が嫌い。しかし、坂入はそんな女（横井）と結婚する。翌朝、純は気持ちを入れ替えて、結婚式の二次会の幹事を引き受ける返事をする。
二次会では純は幸せそうな坂入を元気を装いながら静かに見守る。二次会が終わり心に穴が開いた純は足が自然と、ビストロ・サリューに向かう。
ギャルソンの長峰柊磨（松村北斗）は純に泣いてもいいと声をかけると、純は泣く女が嫌いだと話す。柊磨が純を抱きしめると、純は好きな人に自分の気持ちを言えなかったことを涙をこらえながら話す。
そんな純に柊磨がキスしようとすると、純は柊磨から離れて店から出ていく。しかし、夜道を歩きながら、坂入夫妻からの二次会幹事ありがとうメッセージが来ると息が詰まる。
純を追いかけてきた柊磨に気付くと、純は柊磨に抱き着いて大泣きするが、泣き終えた純は一人で歩いていく。
ここで、1話終わる
まあ、これからですね。今、いろんなドラマに引っ張りだこの広瀬アリスさん。今回は泣かない女。と言いながらも泣く女を演じます。しかし、気になるのは女性陣ではなく男性陣。
松村北斗さん、藤木直人さんは分かりますが、この2人に肩を並べる？のが岡山天音さん。あれ、前はもっと、キモかったのにいつの間にか男前になっている！
こりゃ、応援しないとね。
全話見終えて
女性陣からグイグイ行く！奥手だったはずの純もいつの間にかグイグイ押し込んでくる。男性陣の中では克巳がイチオシか。全然タイプと事情が違う男女６人が織りなす濃いドラマ…、いや、恋ドラマ。ときどき赤裸々なところも…。
6人の周りの人たちもこれまた癖アリアリ。そうだな～、響子の夫・敏彦なんて個性的でおすすめ。よくもまあ、響子と結婚できたものだな。と響子の結婚の判断を疑ってしまう。
意外だったのは要。過去に詐欺の罪で刑務所に入っていたようだが、今の要からは想像ができない。そして、不思議と男前に見える岡本天音さん。こんなキャラだったっけ？と思うシーンが多々。しかも、エッチがうまいから付き合う女はみんな駄目になる！？
振り返ってみるといろんなことがてんこ盛り。
さて、純と柊磨、響子と要、アリサと克巳。この3組の行方は！？と最終回に入る。
要は3年間パリへ。響子は敏彦と離婚して本格的にフレンチの勉強をする。純は柊磨を選んで大津は見事にフラれる。戸塚純隆さんはフラれ役が多い！アリサと克巳は無事おつきあい。みんなで、サリューを盛り上げる。
なんか無難だな～と思うけど、ちょうどいいハラハラドキドキなドラマだったかな。響子の家で敏彦と要が鉢合わせした時はちょうどいい響子の地獄でした。
相関図
登場人物
桜沢純 – 広瀬アリス
桜沢純（さくらざわ・じゅん）は「相良製陶」洋食器デザイナー。若くしてチーフデザイナーを任されるなど、仕事は目下絶好調。
福岡県出身で、高校ラクロス部では部長を務めた体育会系。その頃からの親友である響子とアリサとの3人の女子会が何よりの楽しみで、3人でいるとたまに方言が出る。
趣味も仕事も充実し、人生のビジョンもはっきりしている純のポリシーは「恋なんて、人生のムダ！」。27歳にして恋愛経験ゼロだが、恋愛なんて不確かなもので今のペースを乱したくないと考えている。
だが実はそのスタンスの裏には、響子とアリサにすら言っていない理由が隠されていて…。
長峰柊磨 – 松村北斗
長峰柊磨（ながみね・しゅうま）はフレンチビストロ「サリュー」のギャルソン兼見習い料理人。
目を見張るほどのイケメンな上に、女性の欲しがる優しい言葉や笑顔を返す感覚は天才的。「サリュー」は柊磨目当ての女性客で溢れている。恋愛は刹那主義的で、求められれば店の客とも適度に関係を持つ。
だが、そういう恋愛で柊磨自身が満たされているのかは分からない。優しい笑顔の裏で時折見せる憂いを帯びた表情は、一体何を思っているのか…？純との出会いをきっかけに、そんな空虚な内面の本質が徐々に明らかになる。
清宮響子 – 西野七瀬
清宮響子（きよみや・きょうこ）は純の高校時代からの親友。専業主婦。何より安定を求め、流されるように20代前半で初彼氏と結婚。
今思えば、あれは恋だったのかも疑わしい。夫は何不自由ない暮らしを与えてくれているが、自分に関心がなく早くもセックスレス。
恋も刺激もないままで、籠の鳥のような自分の人生が内心物足りないが、純たちにもあまり本音は言わない。
岩橋要 – 藤木直人
岩橋要（いわはし・かなめ）は超一流の腕を持つ「サリュー」のシェフ。
厨房から全く出てこないので、常連客でも顔を知らない。地味な服装に身を包み侘しいアパートでひっそりと暮らす姿は、一流シェフの見る影もない。
誰かに追われているようでもある。過去に大きな秘密が隠されているが、真相は誰も知らない謎の男。
真山アリサ – 飯豊まりえ
真山アリサ（まやま・ありさ）は純の高校時代からの親友。アパレル店員。
恋愛もコスパ命。効率よく心もお金も満たしてもらえるので、妻子持ちのおじさんを“専属パパ”にして絶賛不倫中。
本音ではそんな関係にも疲れてきているが、自分の心が乱されるのは嫌で、欲しい時に愛してくれる“専属パパ”に甘える日々。
内村克巳 – 岡山天音
内村克巳（うちむら・かつみ）はコンビニ店員。大手保険会社に勤めていたが人間関係がスムーズにいかず退職。
今はアリサの近所のコンビニでバイトをしており、店によく立ち寄るアリサのことが少し気になっている。
コミュニケーションにクセがあり、思ったことをすぐ口に出すので、悪意なく余計なことを言いがち。不思議な空気を醸し出す陰キャ男子。
内容
第1話
桜沢純（広瀬アリス）は、食器ブランド『相良製陶』の洋食器デザイナー。大事な展示会の仕事を任されるなど若きチーフとして上司からの信頼も厚いが、一方では、アラサーでありながら恋愛経験ゼロ。その上、結婚どころか恋愛への興味もゼロ。仕事も趣味も充実しているから恋なんていらない、が彼女のポリシーなのだ。
ある日純は、街中でふと目にとまったフレンチビストロ『サリュー』で一人ランチを楽しむ。その店は、イケメンのギャルソン・長峰柊磨（松村北斗）目当てに女性客が殺到する人気店なのだが、食べるのが大好きな純は柊磨に目もくれず、シェフの岩橋要（藤木直人）が作った料理に舌鼓をうち、仕事柄使っている食器のチェックにも余念がない。
後日、親友2人と女子会で再び店を訪れた純は、初めて柊磨の顔面偏差値の高さに気づく。しかし、色めき立つ主婦の清宮響子（西野七瀬）とアパレル店員の真山アリサ（飯豊まりえ）をよそに、純は柊磨にまったく興味を示さない。それどころか、「私の人生に恋愛みたいな不確定要素はいらない」と豪語し、2人をあきれさせる。ところが、そんな彼女に興味を持った柊磨の“ある言葉”に、純は思わずドキッとさせられて…。
そんな中、純は会社の元先輩で、今はネイルサロンを経営している中川岬希（香椎由宇）から、営業の坂入拓人（古川雄大）が転勤先のシンガポールから戻ってくると聞かされる。拓人は高校時代の部活の先輩で、入社後に偶然再会した、純のかつての“推し”だった——。
一方、コンビニ店員の克巳(岡山天音)は、パパ活中のアリサを目撃してしまう…。出典：恋なんて、本気でやってどうするの？ 公式HP
第10話
安心安全の大津（戸塚純貴）を選んだ純（広瀬アリス）のもとへ走る柊磨（松村北斗）——。恋に本気になった6人の男女の結末は！？
久々の女子旅に出かけた純（広瀬アリス）、響子（西野七瀬）、アリサ（飯豊まりえ）の3人。温泉においしい料理と全てから解放された気分を味わうが、響子とアリサが眠った後、純は一人、柊磨（松村北斗）と最後に会った日のことを思い出す。
柊磨との“本気の恋”を諦め、彼と出会う前の自分に戻ろうとする純。一方、そんな純に対する自分の思いに気づいた柊磨は、こみあげる感情を抑えきれず、純のもとへと駆け出した。しかし、すでに純の隣には大津（戸塚純貴）の姿が。それでも、純の気持ちを確かめるように素直な気持ちを打ち明ける柊磨に純が出した答えは…。
一方、恩義のある沙羅（藤原紀香）からのパリへの誘いを断り、日本に残る決意をした要（藤木直人）は、沙羅を店に呼び、柊磨と2人で作った料理を食べてもらうと言い出す。サリューの味で勝負して、沙羅に納得してもらいたいという。サリューの運命を左右する大事な日を前に、何とか力になりたい克巳（岡山天音）は、響子に1本の電話をかける。
恋愛経験ゼロなんてお構いなし、恋に臆病な自分を隠すために“おひとりさま”のよろいをまとい、「恋なんて人生のムダ！」が口ぐせだった純。一方、大切な人が自分のもとから去っていった過去の経験から、人に期待をしない刹那恋愛主義者だった柊磨。2人が最後に選んだ道は…！？
恋に本気になれなかった6人の男女が、それぞれの結末を迎える。出典：恋なんて、本気でやってどうするの？ 公式HP
主な出演者
主な出演者（敬称略）は広瀬アリス、松村北斗 (SixTONES)、西野七瀬、飯豊まりえ、岡山天音、小野花梨、安藤ニコ、長田成哉 、牧野莉佳 、三浦獠太、戸塚純貴、味方良介、アキラ100％、古川雄大、香椎由宇、藤木直人、星田英利、斉藤由貴、小市慢太郎、藤原紀香です。
