映画【CUBE -一度入ったら最後-】を手短にご紹介|恐怖の殺人トラップ!回避するカギは靴、素数、音?脱出のできたのは1人だけ。

見てほしい(90点以上)
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おすすめ度:90点(見てほしい)

CUBE(キューブ)は2021年10月に公開された映画です。主演は菅田将暉さんです。

1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品「CUBE」。密室サスペンスの先駆けとして、世界中でカルト的人気を誇るこの作品を、日本を代表する豪華キャスト陣により、ヴィンチェンゾ・ナタリ初の公認リメイク!

殺人CUBEから脱出できるのは誰だ?

内容と感想

内容

男が閉鎖された部屋を進み続ける。そして、突然、殺人トラップによって、殺されます。

驚きから始まった!

そしてもう一人の男・後藤裕一(菅田将暉)が目を開けると、同じ部屋に男と少年がいます。男の名前は越智真司(岡田将生)、少年は宇野千陽(田代輝)。なぜ、ここに来たのかは誰にもわからない。

そこへ、ハッチが開いて隣の部屋から井手寛(斉藤工)がやってくるが、彼は言葉少なげに次の部屋に進もうとする。

井手が上のハッチを開けると胸に四角い穴が開いた男の遺体(柄本時生)と四角く切り抜かれた肉片が落ちてくる。と、そこへ今度は甲斐麻子(杏)がハッチを開けてやってくる。

井手は死にたくなかったらついて来いと後藤たちに声をかけます。麻子はどうするの?とあっさり後藤たちに声をかけて、井手についていくと、後藤たちもついていくことに…。

井手がハッチを開けて次の部屋に靴を流と、殺人トラップで靴が焼ける。部屋には殺人トラップが仕掛けてある部屋と仕掛けていない部屋がある。それを井手は靴で確認する。

部屋を移動する前に靴を投げて殺人トラップがないことを確認して次の部屋に進む。なん部屋化進んでいくと、安東和正(吉田鋼太郎)が一人いる。安東も何が起きているのかわからないが、安東たちについていくことになる。

先頭を切って、井手は次々と部屋を進んでいく。靴で確認しているとはいえ、実際初めに入る人間にはかなりの恐怖が襲い掛かる。

出口があるのかどうかもわからないまま、トラップの有無を確認しながら進んでいく。こんなことを繰り返していくうちにハッチに書いてある3つの3桁の数字に気付く後藤と千陽。

靴の確認だけではいつか靴がなくなると次へ進めなくなると、これまで見てきた数字とトラップの有無を思い返す。すると、素数が書いてある部屋にはトラップがあることが分かる。

素数が歩かないかを頼りに進んでいくと全方向に素数が書いてある部屋に到着し、北部屋へのハッチも鍵がかかって戻れない状況に陥る。そこで、言い合いをしていると、トラップは声や物音に反応して稼働することに気付く。ただ、ハッチが開く音には反応しないようだ。

物音を立てずに次の部屋に進むが、徐々に各自の性格が表に出てくる。みんな何かしらの負い目を感じている人生を歩んでいるようで、自分中心の行動をとり始める。

と、ハッチの入り口に千陽がいると部屋が揺れトラップがある部屋へと落ちてしまう。千陽を助けるため、後藤はレーザー光線が飛んでくる部屋に入って千陽を守るが、千陽たちを守るために井手も入ってくる。

後藤と千陽は助かるが井手が命を落とす。井手の死でチームの輪が一気に乱れ始め、ある部屋で鉄格子が出てきて(後藤、甲斐、千陽)と(越智、安東)の2つに分かれてしまう。

安東たちは次の部屋に進むが、安東の言動に腹を立てた越智が安東を殺害する。

後藤たちは、数的に部屋の構造を解析して、進んでいくと、この建物の端の部屋にたどり着くが、下までは50mほどある。安東たちはこの建物から脱出できる可能性を見出して次の部屋に進むと、服に血が付いた越智と合流する。

越智は安東はトラップで死んだと話すが千陽は越智が安東を殺したのだと見抜く。越智は千陽と後藤を殺そうと、トラップのある部屋に誘導するが、越智は逆にトラップで殺され、後藤は千陽を助けるためにトラップの部屋に残される。

千陽は甲斐とともに進んでいくと、ようやくCUBEの出口に到着する。しかし、甲斐は千陽だけを出口に進ませ、自分はこの建物に残る。

そして、別の部屋では傷だらけになった後藤が目を開いて、物語は終わる。

感想

最初にCUBEの殺人トリックで殺された男を演じていたのが柄本時生さん。なんだ、柄本時生さんも出演してるんだと思った矢先に胸を四角く撃ち抜かれて死亡。このシーンだけで、恐怖を感じます。

この建物に召喚された人は何らかの傷を持つ人たちだというのは分かる。しかし、何のために?と言われてもよく分からなかった。謎だらけのストーリーですが、スリルにくぎ付け。

柄本時生さんが恐怖を倍増させます。ここは最初の部屋なのか?と思わせるワンシーンもありますが、どうやら部屋は動いているようだ。

素数に気が付いた千陽は偉い。この6人で数学的思考を持っているのは千陽と後藤。体力系は井手。この3人がキーマンでしたが、まず井手が脱落。その前からも越智と安東の性格の悪さが出ていましたが、後藤にも過去に大きな過ちを犯した心の傷があった。

とはいえ、進んで出口を探さないとどうにもならない。

最後に残ったなぞは甲斐がなぜ出口に行かなかったのか。もしかすると、甲斐はCUBE側の人?そして、トラップの部屋を何とか脱出できたのか、後藤はまだ生きていCUBEの中にいた。

後藤の戦いはまだここから始まるのだろうか。それとも、まもなく、力尽きるのか…。あの感じだと力尽きそうだ。よくわからない結末でしたが食い入ること間違いなしの映画です。

登場人物

後藤裕一 – 菅田将暉

後藤裕一(ごとう・ゆういち)は東京都出身。職業はエンジニア。家族構成は父親と弟の博人。

頭脳明晰で、謎の部屋に閉じ込められたことを冷静に受け入れ、脱出の糸口を探る。5人に平等に接するが、中学生の千陽には特別な感情を抱くも本人は気づいていない。

時間が経つにつれ、過去のトラウマと向きあうこととなる。誠の恋人ですが、誠がスマホを落としたことで、思わぬ過去が明らかになります。

甲斐麻子 – 杏

甲斐麻子(かい・あさこ)は出身地不明。職業は団体職員。

家族構成は不明。非常に冷静沈着な性格で、自分のことはほとんど語らないので、一見何を考えているかよくわからない。冷たく見えがちだが、5人を見守ってる様子も垣間見える。

越智真司 – 岡田将生

越智真司(おち・しんじ)は千葉県出身。職業はフリーターでコンビニ勤務。家族構成は両親と妹。

人見知りせず、人懐っこい性格ではあるが、パニックになりやすく変化に弱い。閉じ込められたことをなかなか受け入れられず、またそれを隠すこともできないので騒ぎ立てる。

自分が世間から虐げられているという意識が強いので、権力者や年上が嫌い。

宇野千陽 – 田代輝

宇野千陽(うの・ちはる)は神奈川県出身。職業は中学生。家族構成は両親と弟。

元々は明るい性格だったが、中学校で壮絶ないじめに遭い心を閉ざす。誰のことも信用せず、特に助けてくれない大人に強い嫌悪感を示す。後藤のことも最初は拒否していたが、少しずつ変化が起こっていく。

井手寛 – 斎藤工

井手寛(いで・ひろし)は福岡県出身。職業は整備士。家族構成は妻。

責任感が強く、リーダーシップを取っていくタイプだが、時々暴走しがちで短絡的。6人の中で唯一部屋に閉じ込められる前の記憶があり、瀕死の妻のために出口を探すが、時間がなく非常に焦っている。

安東和正 – 吉田鋼太郎

安東和正(あんどう・かずまさ)は愛知県出身。職業は広告代理店役員。家族構成は妻と娘。

業界を渡り歩いてきたやり手のサラリーマンだが、出世するためには手段を選ばないため、敵も多い。心の奥底には罪の意識を抱えている。

がむしゃらに働いてきたので、やる気のない若者や子供が嫌い。

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あらすじ

目が覚めるとそこは謎の立方体=CUBEの中だった———。突然閉じ込められた男女6人。

エンジニアの後藤裕一(菅田将暉)、団体職員の甲斐麻子(杏)、フリーターの越智真司(岡田将生)、中学生の宇野千陽(田代輝)、整備士の井手寛(斎藤工)、会社役員の安東和正(吉田鋼太郎)。年齢も性別も職業も、彼らには何の接点もつながりもない。

理由もわからないまま、脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。仕掛けられた暗号を解明しなくては、そこから抜け出すことは絶対にできない。

体力と精神力の限界、極度の緊張と不安、そして徐々に表れていく人間の本性…恐怖と不信感の中、終わりが見えない道のりを、それでも「生きる」ためにひたすら進んでいく。

果たして彼らは無事に脱出することができるのか?!

出典:CUBE 一度入ったら、最後 公式HP

 

主な出演者

主な出演者(敬称略)は菅田将暉、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎、柄本時生です。

出演者の出演作品

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