おすすめ度：85点（おすすめ）
劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班は2021年4月に公開された映画です。主演は坂口健太郎さんです。2018年春にTVドラマが放送され、映画公開直前に特別ドラマがテレビで放送されました。
バッテリー切れの無線機で現代と過去の刑事がつながる。あきらめなければ未来が変わる！未解決テロ事件に挑む！
感想と内容
バッテリー切れの謎の無線機でつながる現在と過去。今回の事件は2001年に起きた西新宿テロに始まる。このテロの犯人や使われた毒物ヘロンを板垣（鹿賀丈史）たち政治家の働きかけで警察が解決したと公表したことからすべてが始まった。
その後テロの主犯だった雨宮竜一は死刑になったが、残党はまだ残っていた。この残党によってヘロンが使われたある事件が起きて、その犠牲となったのが青木刑事部長（伊原剛志）の妻と娘。
娘は偶然居合わせた大山（北村一輝）によって病院に運ばれたが長い闘病生活の末、命を落とす。青木の怒りは嘘の報道をした板垣官房長官、三谷情報調査室次長（杉本哲太）、山崎公安部長（田中哲司）に向く。
三谷がヘロンで殺され、山崎も何者かによって殺される。犯人は誰なのか？
三枝（坂口健太郎）は過去の事件を調べるが大山が関わっていることに気付き、23時23分無線がつながる。
三枝は大山との連携で犯人が青木だと気付くが、青木はすでに手下を使って、最後に残った板垣の命を狙っていた。板垣のパーティーに集まった人たちも道ずれにヘロンで大々的に殺す計画を立てていた。
青木の狙いは大惨事を起こして政治家と警察の裏のつながりをなくすこと。しかし、その野望も三枝によって阻止され、青木は逮捕される。
しかし、未来はあきらめなければ、変えることができる。
2010年4月、警察と政治のつながりをマスコミにリークしようとした大山が山崎の手によって殺されるはずだったが、三枝は2009年の大山にそのことを伝える。
すると、大山は殺されることなく、警察と政治家の癒着がマスコミによって公となり、歴史が変わる。
そして、青木は警視総監に就任しする。
一方、三枝と美咲（吉瀬美智子）は生きているはずの大山に会いに行こうとするが、大山に会うことができなかった。と、物語は終わる。
まあ、正直言ってズルいですよね。現在と過去の刑事が連携すれば未来を変えれますよね～。でも、この映画はそういうもの。
三枝と大山の正義感を信用するしかない！
そして、最後に三枝と美咲が大山に会えるかも！と思ったのですが、会えませんでした。彼らはいつ大山に会えるのでしょうか。次の映画？次のドラマ？引っ張りますね～。
それが面白くなってきた。ドラマや映画が製作されるたびに大山が延命されます。
相関図
登場人物
三枝健人 – 坂口健太郎
三枝健人（さえぐさ・けんと）は謎の無線機で”過去”に生きる刑事と交信しながら、未解決事件を解き明かそうと奮闘する”現在”の刑事。
大山剛志 – 北村一輝
大山剛志（おおやま・たけし）は時代を超えて三枝の相棒となる”過去”に生きる熱血刑事
桜井美咲 – 吉瀬美智子
桜井美咲（さくらい・みさき）は三枝が所属する警視庁未解決事件捜査班の班長。大山のかつての後輩で想いを寄せている。
内容
2021 年東京。
高速道路でハイヤーが暴走し政府高官が交通事故死する。三枝をはじめ、桜井（吉瀬美智子）率いる長期未解決事件捜査班は、この事故が仕組まれた事件である可能性を疑う。一方、2009 年の東京でも政務官が相次いで交通事故死していた。警察が事故として発表する中、大山だけは事件性を疑っていた。時刻は 23 時 23 分。繋がるはずのない無線機が再び鳴り出す！脅威のバイオテロから日本を救うため、陰謀渦巻く深い闇に立ち向かう”現在”と”過去”。そして、三枝と桜井は、”現在“で遂に大山と出会うことができるのか―出典：シグナル 公式HP
主な出演者
主な出演者（敬称略）は坂口健太郎、吉瀬美智子、北村一輝、木村祐一、池田鉄洋、伊原剛志、田中哲司、杉本哲太、鹿賀丈史、青野楓、奈緒です。
出演者の出演作品
