【パンドラの果実】を手短にご紹介|AIロボットを取り調べ?ネットに意識を転送。不老不死のヒント?エルマー遺伝子とは。

おすすめ(80~89点)
スポンサーリンク

おすすめ度:88点(おすすめ)

 パンドラの果実は2022年春、日テレ系、毎週土曜夜10時に放送。主演はディーン・フジオカさんです。想像できる未来はすべて現実になる。

科学犯罪対策室に託されたのは法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪。事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。

感想

第1話

AIロボットのLEOが神楽テクノロジーのCEO・安井を殺した。小比類巻祐一がLEOに安井を殺害したのかと質問すると、LEOはあっさり殺害を認めるが、その時のデータが記録されていない。

また、裕一には部下の長谷部以外にももう一人必要な人がいる。裕一は長谷部とともに天才科学者の最上に会いに行くが、最上は科学の行く末には闇しかないことに気付いて科学界を離れていた。

裕一は最上に科学には光があると言葉を残して帰る。数日後、最上が科学犯罪対策室に姿を現す。最上は裕一の考えが間違っていることを証明するために協力してくれる。

最上はLEOに取り調べを行う。最上はAIが人を殺すのかどうかを確認したかったが、強引な手法を使った取り調べは長谷部たちに中断させられる。

夜、裕一は考えを整理するために家に最上と大学時代の後輩で厚生労働省課長の三枝と打ち合わせをするつもりが酒を飲む。朝、目が覚めた裕一は酔いつぶれてトイレットペーパーでぐるぐる巻きになっている三枝を見てあることを思いつく。

裕一と最上はLEOの開発チームのチーフ郷原(内田理央)に会いに行くと、裕一はLEOのAIは郷原が亡くなった神楽氏の頭脳にしているのではないかと質問する。郷原にとって神楽氏は特別な存在だった。

郷原はLEOがバックアップ中に室内の酸素濃度を下げてLEO開発に否定的な安井を殺していた。LEOが目覚めた時のデータは郷原が消去していた。しかし、LEOも郷原を守るために郷原に関するデータを自分でも消去していた。

LEOのデータに所々合った不可解な消去はLEOが郷原を守るために自分でやったものだった。

郷原は逮捕されたか、本来LEOは犯人隠匿の罪になるのだが、今の法律ではそれができない。むやみに公にしたところで世間を混乱させるからと警察庁の判断でLEOについては非公開となった。

裕一の妻はなくなっているが、どうやらアメリカの会社で蘇生技術が確立するまで冷凍保存されている。裕一は科学の進歩に光を見ている。と、1話が終わる。

ロボット(LEO)の取り調べは初めて見ましたが、これからこんな時代が来るかもしれない。2045年AIは人を超えると言われている。シンギュラリティというようだ。

ちなみに、LEOが郷原の指示に従うか、これ以上郷原に罪を起こさせないように動くのかを迷っているシーンがこちら。ロボットの中ではこんな感じになっているのかな。

ロボットが人に害を及ぼした時どんな罪になるんだろうか?全く想像ができない。そのうち人は必要なくなるのだろうか。と、ドラマと関係のない空想にふけってしまった。

でも、このドラマ、面白そうです!

全話見終えて

ウイルスや病原菌に耐性を持ち不老不死の可能性を秘めたエルマー遺伝子とか、プロメテウスウイルス(架空ウイルス)とか難しそうな用語が飛び交う。不可解な事件を科学的に解決していく小比類巻たち科学犯罪対策室。

遺体が動くとかもあったな。遺体が散歩するんだもんな驚くよな~。人間の意識をデータ化してネットに残すって事件。これはある意味不老不死と言えるかも。

目、耳、などすべての穴が塞がって死んでしまう事件。突然に老いて亡くなってしまう事件。

他にはお化け騒動もあったけど、その時、長谷部だけにはお化けが見えていた!?といったこともあった。

小比類巻の亡くなった妻が双子で、出生の秘密やエルマー遺伝子の持ち主だとったとか。振り返ってみると結構、いろんなことがあった。

最終回ではエルマー遺伝子を受け継いだ小比類巻の娘・星来が誘拐され、新たなウイルス開発の媒体にさせられる。最上博士も誘拐され、小比類巻が一人で今は使われていない元軍の研究室に助けに行く。

冷凍保存している亜美はどうなるんだろう?と思いながらドラマは終わる。

どうやら、season2がhuluで独占配信となる。おいおい、って感じで、最近、日テレはこのパターンあるよな。ちょっと残念。

面白かったけど、続きはhuluか…、どうしよっかな。配信終了してから無料期間で見るのもありかな。

スポンサーリンク

相関図

登場人物

小比類巻祐一 – ディーン・フジオカ

小比類巻祐一(こひるいまき・ゆういち)は帝都大学生命工学科を首席で卒業し、警察庁に入庁した警視正。

科学の光を信じ、科学は人類を幸せにしてくれると信じるロマンチスト。愛する妻を亡くし、シングルファザーとして幼い娘を育てている。

最先端科学技術にまつわる問題を専門に扱う部署「科学犯罪対策室」を設立。不可思議な事件に立ち向かう。実は妻に関してある秘密を抱えている。

最上友紀子 – 岸井ゆきの

最上友紀子(もがみ・ゆきこ)は分子生物学を中心に、様々な分野で画期的な研究をいくつも発表する天才科学者。

幅広い知識の持ち主で、あらゆる可能性を探る。事実を何より大事にしている。新種のウイルス研究を続ける中で科学の闇の扉を垣間見てしまい、科学界から自ら身を引いた過去を持つ。

小比類巻からの招聘を受け、「科学犯罪対策室」のアドバイザーとなり行動を共にする。

長谷部勉 – ユースケ・サンタマリア

長谷部勉(はせべ・つとむ)は科学には弱いが、元・警視庁捜査一課で現場経験が長い叩き上げの優秀な刑事。階級は警部。

検挙数は常に警視庁トップクラスだった捜査の手腕を小比類巻に見込まれて「科学犯罪対策室」に迎えられる。

内容

第1話

警察庁内に「科学犯罪対策室」という新たな部署が誕生した。この部署を設立し、室長となったのは警視正の小比類巻(ディーン・フジオカ)。私生活では5年前に妻の亜美(本仮屋ユイカ)を亡くした後、シングルファザーとして娘の星来(鈴木凜子)を育てている。
頭脳明晰で、科学への造詣が深い小比類巻が、メンバーに指名したのは、なぜか科学に疎い、元捜査一課のベテラン刑事の警部・長谷部(ユースケ・サンタマリア)。自分が呼ばれた理由に釈然としない長谷部だったが、小比類巻は「私が必要だと思ったからです」と言うだけで、意に介さない小比類巻。そんな中「最初の事件」が発生する。

科学犯罪対策室が扱う最初の案件は、最先端のロボット開発を手掛ける神楽テクノロジーのCEO・安井が遺体で発見された事件。安井は、社内でロボットの動作確認を行うシミュレーションルームという密閉された空間で、意図的に「呼吸困難」にさせられ、殺害されていた。

小比類巻は長谷部とともに、被疑者を訪ねる。その被疑者とはAIロボットのLEO。神楽テクノロジーで開発された、最先端のAIを搭載した介護用ロボット。ロボット開発チームのチーフ郷原(内田理央)はLEOの犯行はあり得ないと全否定する。しかし、LEOが皆の目の前で「安井CEOは私が殺しました」と犯行を自供してしまう。前代未聞の「ロボットによる自供」。人間に危害を加えられないはずのロボットが自らの意志で殺人をすることはあり得るのか!?

事件解決の為、小比類巻はあらゆる分野の科学に精通する若き天才科学者・最上(岸井ゆきの)に捜査協力を依頼する。最上は3年前に突然科学界から姿を消し、現在は人里離れた掘っ立て小屋に暮らしながらウナギの養殖場で働いていた。はじめは興味が無いと拒否する最上だったが…。

小比類巻は、被疑者として正式にLEOの出頭を要請。前代未聞のAIロボットにへの取調べが行われることになるが…。しかし、そこに現れた最上が、ある「とんでもない行動」に出る——— 。
“想像できる未来は、全て現実となる”
最新科学が生みだした怪事件の数々が、ついに幕を開ける!

出典:パンドラの果実 公式HP

第10話(最終回)

星来(鈴木凜子)と最上(岸井ゆきの)を救うため、榊原(加藤雅也)の研究所を目指す小比類巻(ディーン・フジオカ)。彼は、西城(平山祐介)が取引する現場を突き止めた。西城は、部下にボディハッカージャパンの研究所から研究資料とナノマシンを盗み出させ、榊原のもとへ運ぼうとしていた。小比類巻は、隙を突いて西城たちが榊原の研究所に向かう船に忍び込む。船は、榊原の研究所がある島に到着。小比類巻は西城の後を追い、研究所にたどり着く。

研究所の中では、最上がナノマシンの改良に成功し、星来に投与。プロメテウス・ウイルスの暴走が抑えられて星来は一命を取りとめるが、榊原は思いがけないことを言い出す。
「プロメテウス・ウイルスを改良する」
榊原は、ウイルスに強い耐性を持つ星来の体の中でプロメテウス・ウイルスと別のウイルスを掛け合わせることで、より感染力の強いウイルスを作り出そうとしていた。最上は、これ以上負荷をかけると星来の体がもたないと必死で止める。しかし、星来にウイルスが投与される。無菌室で苦しみ始める星来。星来の体内で、最強最悪のウイルスが作り出されてしまう。最上は「本当の目的は何なの?」と榊原に迫る。

長谷部(ユースケ・サンタマリア)は、榊原の所在を懸命に捜す。島崎(板尾創路)は、榊原が言い残した“最後の審判”という言葉が気にかかっていた。榊原には不老不死とは別の目的があるのではないのかと、島崎は疑念を抱く。

小比類巻は、研究所内に潜り込む。彼が実験室にたどり着いた時、中にいた研究員の一人が倒れ、急激に老化して死亡する。実験室内でプロメテウス・ウイルスの感染が起こっていた。影山(鷲見玲奈)は、パニック状態に陥る研究員たちを閉じ込め「最後の審判が始まるのよ」と告げる———!

小比類巻は、長谷部がいる捜査本部に連絡。小比類巻の情報から、捜査本部は榊原によるテロを警戒する。そんな中、西城がウイルスを島から運び出したことが判明。榊原が企むテロの標的は、どこなのか?葛木(西村和彦)や長谷部ら捜査本部に緊迫感が高まる。

榊原が企てる巨大な陰謀の全貌が明らかに。小比類巻たちは、人類を危機に陥れるバイオテロに、どう立ち向かう———!?

出典:パンドラの果実 公式HP

 

主な出演者

主な出演者(敬称略)はディーン・フジオカ、岸井ゆきの、佐藤隆太、西村和彦、本仮屋ユイカ、安藤政信、板尾創路、石野真子、ユースケ・サンタマリアです。

出演者の関連記事

この人もライダー出演者!

タイトルとURLをコピーしました