【オクトー】を手短にご紹介|オレンジは期待、濃くなると警戒。目から流れる感情の色!15年前の殺人鬼は〇色?そして黒幕は〇色。

まあまあ(70~79点)
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おすすめ度:78点(まあまあ)

 オクトーは2022年夏、日テレ系、毎週木曜夜11時59分に放送。主演は飯豊まりえさんと浅香航大さんです。

人の“感情の色”が見える変わり者の女性刑事が感情見え見えのエリート崩れ男性刑事とバディを組んで、目に見えない感情から真犯人を見つけ出す新感覚の刑事サスペンス。

感想

第1話

朱梨(飯豊まりえ)の目を見ると相手の感情が色で見える。かなり特殊な能力。はっきりとわかるわけじゃないど、取り調べでは有効な能力だ。でも、日常生活ではいちいち相手の感情が分かると大変。しかも、この能力は使い過ぎるとかなり疲れるようだ。

オレンジ色が見えると期待とを意味するらしい。病院では過去の論文で一覧表もあるようだが、朱梨特有の特徴もあるようだ。

さて、第1話ではSNSの投稿に生きる価値を見出す18歳の少女・宇野渕咲子(本田望結)の殺人容疑をを事情聴取する。咲子が殺人事件が話題になっていること事情聴取で聞くと、咲子の目から期待を意味するオレンジ色があふれ出る。

結局、咲子は殺人ではなく、自殺願望者との心中ということで殺人容疑は晴れるが、咲子にとってはそんなことはどうでもよかった。ネットでみんなが自分を見てくれることが咲子の生きる意味だった。

そんな咲子の考えは刑事の早風(浅香航大)も理解に苦しむ。

事件が解決して、朱梨が病院に行くと感情を押し殺している姉・紫織がベッドにいる。ここで一話が終わる。

さて、興味深いのは朱梨の能力。早風は警察庁次長・平安(船越英一郎)に朱梨の調査を頼まれているようだ。このドラマが面白そうかとい聞かれれば、この能力の使い方次第だと答えます。

でも、期待してますよ。私の目からオレンジ色の光が出ている!

全話見終えて

朱梨(飯豊まりえ)は風早(浅香航大)とともに日々の事件を解決しながら、15年前、両親を殺して、姉の紫織(松井玲奈)から感情を奪った犯人を捜す。犯罪者はいろんな感情を持って犯罪を犯して、刑事と対峙する。朱梨は多くの事件で、多くの人からの事情聴取を重ねることで、犯罪者の感情に迫っていく。

そして、15年前の犯人の目にたどり着く。その犯人は朱梨の父・陽介(豊本明長)の元同僚警察官・小野寺(片桐仁)だった。小野寺は事件後しばらくして刑事を辞めていた。

小野寺は押収した薬の横流しをしていたことが陽介にバレたことで、心野家を襲ったとみられていたが、真相は違った。

当時、小野寺と付き合っていた精神科医の祐希(臼田あさ美)の企てだった。祐希は付き合っていた小野寺が朱梨の姉・紫織に心奪われていたことに気付いて、小野寺を上手く誘導して心野一家を襲わせていた。

朱梨は小野寺から流れる黒色の感情が分からなかったが、黒色は憎しみ、喜びなど、8つの感情(8色)が混ざった感情の色だと考える。小野寺は犯罪を犯したことで祐希に服従する精神状態になっていると自分で思っていた。

祐希もまた小野寺を自分に服従させていると思っていた。しかし、小野寺は無意識のうちに朱梨が自分にたどり着く手がかりを残して、朱梨が自分を助けることを願っていた。

朱梨は小野寺の感情を理解して、小野寺は罪を認めたが、本当の黒幕である祐希は法律では罰することができない。しかし、これで15年前の事件が解決して物語は終わる。

さて、色が見えることで何かいいことがあるのか?と毎回気になってみていた。確かに、感情を頼りに多くの事件を解決に導いた朱梨だったが、どうもスッキリしない。

最後には朱梨の天敵ともいえる祐希が本性を現した。これまで信用していた祐希は8つの感情をコントロールできる新手(あらて)の朱梨キラーだった。

15年前の事件も、祐希は小野寺を誘導しただけだから証拠もなく、罪に問えなく、捕まったのは小野寺だけと、スッキリしない終わり。

こんな終わりもあってもいいのかな~。

と、腑に落ちないを貫いたこのドラマを見ていた私の目からは何色が見えるのだろう…。怒りの赤?哀愁の青?

もしかして、新色の銅色?準決勝で負けて表彰台に乗る感じ。まあ、十人十色ってとこですね。

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相関図

登場人物

心野朱梨 – 飯豊まりえ

心野朱梨(しんの・あかり)は神奈川県警東神奈川署 刑事第1課強行犯1係、巡査部長。

15年前、自宅に押し入った男により両親が殺害された事件以降、目を合わせた相手の感情を色として見ることができるようになる。

人と話す時は感情を見ないようになるべく視線を逸らすため、周囲からは人嫌いだと思われがち。

風早涼 – 浅香航大

風早涼(かぜはや・りょう)は神奈川県警東神奈川署 刑事第1課強行犯1係係長、警部補。

警察庁でエリート街道を歩んでいたが、とある事件がきっかけで神奈川県警へ異動となり心野朱梨とバディを組むことに。

心野紫織 – 松井玲奈

心野紫織(しんの・しおり)は朱梨の7つ年上の姉。

15年前の事件以降感情を失ってしまい、会話もできない状態で入院生活を続けている。事件が起こる前は文武両道の優等生で、朱梨にとってあこがれの姉だった。

内容

第1話

神奈川県警東神奈川署の刑事・心野朱梨(飯豊まりえ)は、15年前に両親を亡くしたあるショッキングな事件をきっかけに、目を合わせた相手の感情を色として見ることができるという能力を持っていた。
警察庁から東神奈川署に異動してきた風早涼(浅香航大)は、18歳の少女・宇野渕咲子(本田望結)を事情聴取する。咲子は、岩田川俊介(芝大輔)という男性とホテルの非常階段から飛び降りた。彼女は植え込みに落ちて一命を取りとめたものの、俊介は死亡。飛び降りる直前、咲子は俊介との自撮り動画をSNSに投稿した。ハッシュタグは“#数分後に死ぬカップル”。動画では咲子と俊介がこれから死ぬことを匂わせる会話をしていた。恋人同士の心中事件か、それとも巧妙に仕組まれた殺人か――?
風早が咲子に話を聞いている最中、朱梨が取調室に入ってくる。朱梨は、色とりどりのパステルとスケッチブックを広げて咲子の様子を伺う。
「岩田川俊介さんですが…搬送先の病院で亡くなりました」と咲子に告げる朱梨。咲子から変化を感じた朱梨は、オレンジ色のパステルを手にしてスケッチブックに線を描く。

朱梨の行動に不審を抱く風早。朱梨のスケッチブックは、オレンジ色の線で埋め尽くされていた。朱梨は、咲子の感情がオレンジ色だったと説明。オレンジ色は“期待”を意味する。咲子は朱梨と話すうちに、何らかの期待を抱いた。ついこの間まで自ら命を断とうとしていた人間が何を期待するのかと、朱梨は疑問を持った。
風早は、朱梨とコンビを組むようにと命じられる。しかし、「感情が見える」という朱梨が理解できない風早は、反発する。

そんな中、朱梨が、もう一度咲子の事情聴取をしたいと言い出す。咲子に見えた“期待”が一体何なのか、朱梨は確かめたかった。
朱梨と風早は、再び咲子の聴取を行うことに。風早が咲子に質問し、朱梨はその横でスケッチブックにオレンジのパステルで線を描いていく。風早は咲子に、俊介を殺したのではないかと迫る。しかし、咲子は否定するだけで何も言おうとしない。朱梨は咲子に、俊介のどんな所が好きだったのかと尋ねる。すると朱梨の目に、咲子が発する別の“色”が映し出され――!?

出典:オクトー 公式HP

第10話(最終回)

朱梨(飯豊まりえ)は、自首してきた小野寺(片桐仁)と対面。風早(浅香航大)が小野寺の取調べを一人で行うことに。風早は、朱梨が苦しむのを心配して、彼女を止めたのだった。
小野寺は風早に、朱梨が相手でなくては何も話さないと主張する。

風早が懸念するように、朱梨がまた小野寺の目を見たら、辛い記憶に苦しめられて、どうなるか分からない。しかし、朱梨は紫織(松井玲奈)と殺された両親のために、取調室で小野寺と対峙する。

朱梨が15年前の事件当日の経緯を振り返って問いただすと、素直に犯行を認める小野寺。彼は朱梨に、自分の感情が何色に見えているかと尋ねる。朱梨は「小野寺さんから見える色は黒です」と答える。朱梨のスケッチブックは、黒で塗りつぶされていた。

小野寺の目から放たれる、どす黒いきらめきに苦しめられながらも尋問を進める朱梨。彼女は小野寺から刑事になった理由を問われ、感情を失ったままの紫織を回復させるためだと告げる。すると小野寺は、紫織のことを聞かせてほしいと言い出す。

小野寺からは黒以外の色が見えず、朱梨は彼の内にうごめく感情の正体がどうしてもつかめない。そんな中、小野寺と、ある人物の関係が浮かび上がる。思いがけない事実が明らかになり、朱梨は15年前の事件に隠されていた最後の秘密にたどり着く――!

出典:オクトー 公式HP

主な出演者

主な出演者(敬称略)は飯豊まりえ、浅香航大、山中崇、ニシダ・コウキ(ラランド)、日比美思、松井玲奈、豊本明長(東京03)、こがけん、片桐仁、臼田あさ美、船越英一郎です。

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