特別ドラマ【ガリレオ 禁断の魔術】を手短にご紹介|ローレンツ力を使ったレールガン!1km先の標的を撃ち抜く確率は50%と推測。

見てほしい(90点以上)
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おすすめ度:90点(見てほしい)

 ガリレオ 禁断の魔術は2022年9月に公開された映画を記念して同月に地上波で放送された特別ドラマです。主演は福山雅治さんです。 ガリレオは2007年に第1作、2013年に第2作が月9で放送された超有名なドラマ。

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本作品では殺人事件と並行して、突然、壁やタンクに穴が開く原因不明の現象が起きる。銃の痕跡はなく、警察は捜査の行き場を失うが、帝都大学の湯川准教授には思い当たるふしが…。

内容と感想

内容

帝都大学医学部に入学した古芝伸吾(村上虹郎)が湯川(福山雅治)の前に現れる。古芝は高校時代に入っていた物理研究会の部員集めに湯川に協力してもらったことがあり、そのころから湯川の事を知っていた。

湯川もまた古芝の天才的な能力を見抜いており将来を嘱望(しょくぼう)していた。そんな中、古芝の姉・秋穂(朝倉あき)が突然死に、古芝は学校を辞めて、有限会社クラサカ工機で働く。

月日が流れ、光原市の研究学園都市・スーパーテクノポリス計画(ST計画)の反対派「光原の自然を守る会」の中心人物だったフリーライターの長岡修が殺される。

草薙刑事(北村一輝)が現場検証すると、長岡のPCから突然壁に穴が開く怪現象が見つけられ、草薙は湯川の元に牧村(新木優子)とともに行く。湯川はその動画を見てピンとくるが、草薙たちには話さない。

湯川は以前、長岡からその映像について質問を受けていた。湯川の頭の中には過去に古芝に教えたローレンツ力を使ったレールガンの実験が頭をよぎる。草薙たちも捜査を続けていくうちに湯川と長岡に接点があったことを知ると、牧村は湯川が犯人ではないかと疑う。

結局、長岡を殺したのはST計画反対派の裏切り者の仕業だと分かり、事件は解決したかに思えたが、湯川にとっては、古芝の不審な行動が解明できていなく、独自で調査を進める。

すると、古芝の姉・秋穂とST計画の中心人物である大賀代議士(鈴木浩介)が不倫していたことにたどり着き、二人がホテルで密会していた時に秋穂が倒れて、不倫の発覚を恐れた大賀が秋穂を助けることなくそのホテルから逃げ出したことが分かる。

その後、秋穂は死に、古芝は大賀への復讐のために長距離砲のレールガンを作っていた。そして、古芝は草野球の始球式でマウンドに立つ大賀を狙っていた。レールガンは1kmほど離れたところに設置して、古芝は野球場のスタンドで遠隔操作をしていた。

湯川はレールガンの設置場所に着いて、遠隔操作不能とするが、古芝にレールガンの実験を教えた責任を感じて、古芝を説得する。「どうしても大賀を殺したければ自分に言え」と古芝に判断させる。湯川はあくまでも古芝に自発的に大賀殺害を辞めさせたかった。

「標的に的中する確率は50%、実験として考えるならいいが人が的じゃなければな」と付け加える。

レールガンの設置場に駆けつけた草薙は異常な判断をする湯川に銃を向けるが、湯川には覚悟ができていた。古芝は湯川の説得を受け入れて大賀殺害をあきらめる。

大賀は保護責任者遺棄の疑いで翌日出頭する。

古芝は来年帝都代の理工学部を受験するため勉強を始める。湯川は研究のためにニューヨークに行く。

感想

科学者としての湯川と古芝。昔、科学者だった古芝の父の口癖は「科学を制する者は世界を制する。」でした。科学を正しいことに使うこともできるが悪いことにも使うことができる。

科学が悪いのではなく、科学を使う人が悪いかどうかである。

湯川は科学者として古芝を見たかったのだろう。そして、最後に古芝が自分で大賀を殺すことを辞めたので殺人未遂にもならない。湯川の科学者としての魂が古芝を止めた。

湯川は科学にプライドを持っている。すべての科学者がこうあってほしい。どこかの国のように科学を戦争に使うなんてもってのほかだ。科学者を戦争の道具に使ってはいけない!

とこのご時世の歪んだ科学の使い方にも一石を投じるような湯川の行動でした。

あれ、元科学者として飛躍してしまったかな。とりあえず、今度は映画を見てみよう。栗林(渡辺いっけい)はまだ准教授になっていない。いつかなるのかな?

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登場人物

湯川学 – 福山雅治

湯川学(ゆかわ・まなぶ)は帝都大学の物理学の准教授。超常現象を科学で解明することで有名で、これまでに多くの難事件を解決してきた。しかし、湯川にとって事件には興味はなく、事件に使われた物理学を解き明かすことにだけ興味ある。

古芝伸吾 – 村上虹郎

古芝伸吾(こしば・しんご)は湯川と同じ統和高校出身で、物理研究会に所属していた。古芝が3年生の時に部員集めのために湯川の協力を得てみんなが興味を引く実験を披露して部員を集めたことがある。

そして、帝都大学医学部に入学するが、突然の姉の死で大学を辞める。

牧村朋佳 – 新木優子

牧村朋佳(まきむら・ともか)は草薙の新たな部下(刑事)。今作で初めて湯川と会うが、湯川の見た目に草薙のいう変人が理解できない。

ストレートな物言いで先輩の太田川刑事や大物政治家などにズカズカと質問やツッコミをする。

草薙俊平 – 北村一輝

草薙俊平(くさなぎ・しゅんぺい)は貝塚北署の刑事。学生の頃、湯川が事件のトリックを暴いてくれたことで、無実になったことがある。部下からも信頼されており、何事件が起きた際、湯川から協力を得るように各作品でのヒロインを湯川の元に送り込む。

あらすじ

帝都大学の准教授・湯川学(福山雅治)のもとを、医学部の新入生・古芝伸吾(村上虹郎)が訪ねてくる。湯川と伸吾は同じ高校の物理研究会の先輩・後輩という関係で、湯川は物理研究会のOBとして、高校生の伸吾に実験の指導もしていた。優秀な科学者だった伸吾の父のことも知る湯川は、伸吾が医学部に入学したことが意外だと話し、「君ほど優秀な人間なら、医療の分野でも人の役に立つ仕事ができるだろう」と伸吾の将来に期待を膨らませる。尊敬する湯川と出会えた喜びを姉の古芝秋穂(朝倉あき)に伝えようと、電話をする伸吾だが、その電話に出たのはなぜか警察の人間だった・・・。

5カ月後、フリーライターの長岡修(平原テツ)が自宅で後頭部を殴打され殺害された。現場には、ある動画ファイルが収録されたメモリーカードが残っていた。刑事・草薙俊平(北村一輝)、牧村朋佳(新木優子)らの捜査により、長岡は茨城県・光原市で計画中の科学技術に関する公共事業の反対派だったことが判明。その事業を推進するのが、代議士の大賀仁策(鈴木浩介)だった。

長岡が残した動画に突然倉庫の壁に穴が開いた奇妙な現象が映っているのを見た草薙は、部下の牧村を連れ、帝都大学の湯川のもとを訪ねる。草薙と牧村が動画を湯川に見せ、殺害された男性が長岡だと話すと、湯川と助手の栗林宏美(渡辺いっけい)は表情が一変する。長岡は殺害される数日前に湯川の研究室に訪れていたのだ。しかし湯川は、長岡が研究室に訪れたことを草薙と牧村には言わなかった。「映像が撮影された場所を見せてくれ」と話す湯川のただならぬ様子を気にかけつつ、草薙は牧村とともに現場へと向かう。一通り現場を見終えた湯川はおもむろに誰かに電話をかけるも、相手は電話に出ない。その電話の相手は伸吾だった。

その後、牧村と刑事・太田川稔(澤部佑)は、光原市で聞き込みを開始。大賀が講演でやってくると聞き、長岡との接点を探るため直撃を試みるが、秘書の鵜飼和郎(中村雅俊)に阻まれてしまう。 同じ頃、湯川は、「クラサカ工機」という町工場にいた。湯川は伸吾がなぜか帝都大学を入学直後に退学し、「クラサカ工機」に就職したという情報をつかんだからだった。湯川が工場内を見渡していると、制服姿の倉坂由里奈(森七菜)に声をかけられ、そこで湯川は伸吾の現状を知る。

出典:老後の資金がありません! 公式HP

主な出演者

主な出演者(敬称略)は福山雅治、新木優子、澤部佑(ハライチ)、村上虹郎、森七菜、朝倉あき、平原テツ、中村雅俊、鈴木浩介、渡辺いっけい、北村一輝です。

出演者の出演作品

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