【ファーストペンギン】を手短にご紹介|音船漁港に活気を!お魚BOX?奈〇さんの怒涛の怒りに大注目!

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おすすめ度:90点(見てほしい)

 ファーストペンギンは2022年秋、日テレ系、毎週水曜夜10時に放送。主演は奈緒さんです。縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだ若きシングルマザー・岩崎和佳(奈緒)と、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの“奇跡の実話”。爽快!リアル・サクセスストーリー!

感想

第1話

ファーストペンギンとは天敵がいる危険な海に一番初めに海に飛び込む、何も考えていないのか、果敢なのか、そのペンギンの事を言う。それを人に転じていうこともある。

さんし船団丸とは片岡洋(堤真一)、磯田高志(吹越満)、山中篤(梶原善)の名前の最後が「し」の3人で作った小さな漁師会社。

ある日、洋の元嫁のみやこ(中越典子)と同じ、シングルマザーの岩崎和佳(奈緒)が汐ヶ崎漁港にやってくる。洋は漁協組合の親睦会で仲居として働いている和佳と出会い、企画、コンサルなど仕事なら何でもすると名刺をもらう。

洋の本拠地は音船漁港で、洋は和佳を音船にある会社に呼ぶ。洋はさびれたここを立て直してほしいと和佳に頼む。和佳は魚嫌いの息子の進(石塚陸翔)が魚を食べたことに驚く。

和佳も魚を食べてみると、魚が得意じゃない和佳にも美味しさが分かる。洋は人生の締めくくりとして、ここを昔のように活気があるところにしたい。和佳は素人ながらも、立て直しを引き受けることにする。

名刺に空いていたのは仕事が欲しくて”とりあえず”だった。

さんし船団丸の財務状況は最悪。保険の未払いや、3億円の借金もある。

和佳は漁協を通さずに、新鮮な魚を直接お客さんに売る『お魚BOX』を提案するが、漁協を通さずに魚を売ることに洋たちは反対する。洋たちは昔からの仕来り(しきたり)を破ることを嫌がる。どれだけ和佳が説得しても洋たちは聞き入れない。

しかし、国の制度として1次産業の衰退を防ぐために、1次産業者が2,3次産業を飛ばして販売することを促進している。ただし、各関係者の承認が必要とされている。

和佳は漁協を統括する中川康介に会いに行き、洋たちが直接消費者に売ることの許可をもらいに行くが、漁師と客だけがいい思いするのはよくないと説得される。しかし、中川から承認を得た和佳は市、県、農林省に出向いて、承認を得る。

これで、おさかなBOX事業が堂々とできる。和佳が洋たちに農水省の認定書をみせて、洋の悩みは他の地域にもあることで、国も問題だと認めていると話す。農水省の認定証に盛り上がる洋はおさかなBOXをやることを決めるが、その矢先、漁協の杉浦組合長(黒沢富美男)が文句を言いに乗り込んでくる。

怒った三浦が洋に詰め寄ると、洋はお魚BOXを諦める。それを見た和佳はお膳立てしても変わろうとしない洋に怒涛のように怒りをぶちまける。和佳の怒りの矛先は三浦にも向かう。

逆に怒った三浦は「勝手にせい」とさんし船団丸を見捨てる。三浦は船の燃料の調達や、魚の買い取りもしないと啖呵(たんか)を切り、和佳&さんし船団丸vs漁協の戦いが始まる!

最後の奈緒さんの怒涛の怒りがすごい!!

仕来りの殻を破ろうとしない洋たちや杉浦組合長への文句が雪崩のような、稲妻のような、嵐のような、もうなんて表現していいのかわからないぐらいの怒り!!

和佳を陰ながら応援する謎の男(渡辺大知)。農水省の職員の溝口(松本若菜)など、これからの絡みも楽しみです。

全話見終えて

ファーストペンギンは食べられる可能性が高い?劇中で溝口(松本若菜)さんが話していた通りになる和佳(奈緒)。

最終回では政治的に浜を仕切るの親分(泉谷しげる)に啖呵を切る和佳でしたが、組合長が味方に付いてくれたこともあり、自分が浜から身を引くことを条件にさんし船団丸の『おさかなボックス』を認めてもらえた。

海の向こうにいるのは味方だけじゃないという現実を知った和佳でしたが、私も深く考えたことなかった。しかし、戦争を知っている世代にとって海の向こうには敵がいると思うことは当たり前なのかもしれない。

ドラマを見ながら平和ボケした自分にも気づいた。いつ戦争が起きるかわからない。海の向こうを信用してはいけない。変な世の中にのあったものだ。いやそれが当たり前なのかもしれない。

ちょっと話が大きくなり過ぎた。

和佳と洋(堤真一)のお互い意地を張りながら喧嘩をするシーンがたくさんありましたが、洋の言動が面白い。こんなおやじいそうだな。と笑ってしまうおやじっぷり。

和佳もこのおやじたちを手なずけるとは大した女性だ。最終回では最後に林業に手を出していた。食べられても死なないファーストペンギンもいるようだ。

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相関図

登場人物

岩崎和佳 – 奈緒

岩崎和佳(いわさき・のどか)は寂れた港町・汐ヶ崎に移り住んだばかりのシングルマザー。幼い一人息子を抱えた見ず知らずの土地での生活は苦しかったが、その中で彼女の生きるたくましさと知恵は磨かれた。

ホテルの仲居として働き始めたある日、宴会の席で出会った漁師・片岡に機転を認められ、「漁船団の立て直しに力を貸してほしい」と懇願される。こうして、アジとサバの違いさえわからぬまま、未知なる“漁業の世界”に飛び込むことに!

しかし、彼女が素人だからこそ提案できた「魚の直販ビジネス『お魚ボックス』」は、やがて周囲を巻き込んで、大きな波乱を巻き起こすこととなり…!?

永沢一希 – 鈴木伸之

永沢一希(ながさわ・かずき)は漁船団「さんし船団丸」の若手漁師。数年前に都会から移住し、船団員として加わった青年。

口下手で物静かだが、周囲をよく観察しており、ちょっとしたことにもよく気が付く。皆が面倒くさがる網仕事も黙々とこなし、嫌な顔一つせずに何でもかんでも手伝ってくれるため、先輩漁師たちからも重宝がられている。船団の中では、いわば「お助けマン」のような存在。

漁師たちに翻弄される和佳のことを、さりげなくフォローする。和佳に手を差し伸べるのは、「お助けマン」のサガなのか、それとも、私的な感情も乗っかっているのか、それは今のところわからない…。

片岡洋 – 堤真一

片岡洋(かたおか・ひろし)は漁船団「さんし船団丸」を率いる社長。父親の跡を継いで漁師となる。妻のみやこを病で亡くし、現在は男やもめ。

漁師たちの高齢化が進む中、日を追うごとに漁獲高が減っていく浜の窮状を憂い、「このままではいよいよ先がない」と内心危機感を抱いていたところに、ホテルの仲居として働く和佳の“ある姿”を偶然目撃。彼女の機転を認め、「浜を立て直してほしい」と頼み込む。

生来、真っすぐで情に厚い性格。周囲から頼られる親分肌だが、非常に見栄っ張りでもあり、「男とはこうあるべき」と格好をつけたがる癖がある。それが故に後に引けなくなったり、へそを曲げたり、癇癪を起こしてしまったり…といった扱いにくい面も。実は傷つきやすく、謝るのが苦手。良くも悪くも人間くさい男。

内容

第1話

家なし、金なし、仕事なし――人生崖っぷちのシングルマザー・岩崎和佳(奈緒)は、5才の一人息子・進(石塚陸翔)を連れて、寂れた港町・汐ヶ崎に移り住んできたばかり。地元のホテルで仲居として働いていたある日、漁師の片岡洋(堤真一)と出会う。彼は、幼なじみの磯田高志(吹越満)と山中篤(梶原善)と共に立ち上げた漁船団「さんし船団丸」の社長。漁師たちの高齢化が進み、漁獲量も減りゆくばかりの港の窮状を憂い、かつての賑わいを取り戻したいと思っていた片岡だったが、これといった打開策も見いだせぬまま、ひそかに危機感を募らせていた。

そんな中、地元漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)の古希を祝う宴会の場で、仲居として働く和佳の姿を偶然見かけた片岡は、彼女の機転と働きぶりに感心し、「浜の立て直し」を頼み込む。アジとサバの違いもわからない和佳は、未知なる“漁業の世界”に飛び込むことに尻込みするが…。

片岡に連れて行かれた漁港で、「さんし船団丸」で働く若手漁師・永沢一希(鈴木伸之)がさばいた魚を振る舞われた和佳。すると、魚嫌いであるはずの進が、大喜びで食べている様にびっくり!自らも半信半疑で口にすると、あまりの魚の美味しさに感動し…!

こうして、半ば押し切られる形で、片岡の依頼を引き受けることになった和佳は、早速漁業について勉強を開始。東京にいる相談相手・琴平祐介(渡辺大知)からアドバイスを受けながら、魚の直販ビジネス「お魚ボックス」のアイデアを思いつき、片岡たちに提案。しかし、和佳の話を聞いた一同は渋い顔…。どうやら和佳が掲げた「お魚ボックス」案は、既存の流通の“中間業者”にあたる漁協や仲買をすっ飛ばすこととなるらしく、彼らに喧嘩を売るも同然なのだという。片岡たちから「漁協に逆らうなんてありえない」と猛反対を受け、渋々引き下がろうとする和佳だったが、内心は納得しきれていない様子で…。

漁師たち自ら、全国のお客さんたちに新鮮な魚を直接届ける「お魚ボックス」の実現に向けて、孤軍奮闘し始めた和佳。漁業ド素人の彼女が、ジリ貧状態の港に嵐を巻き起こそうとしていた!

出典:ファーストペンギン 公式HP

第10話(最終回)

岩崎和佳(奈緒)は、浜全体を外国資本に売り渡してしまったと片岡洋(堤真一)に報告。

この話をなかったことにするには、浜の全船団が、波佐間成志(小西遼生)の仲介で締結した神饌オーガニクスとの契約を破棄しなければならないのだという。

そこで片岡は、磯田高志(吹越満)と山中篤(梶原善)らを率いて船を出し、他の船団の面々も契約を白紙に戻すよう、説得のために動き出す!

さらに和佳は、これまでさんしと敵対関係にあった漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)に“ある協力”を依頼し…!?

一方汐ヶ崎に現れた波佐間は、浜尻公平(高杉亘)たちを丸め込み、さんし以外の船団で“浜の一企業化”を進めようと画策。

絶体絶命の危機に追いやられた和佳が、最後に下した決断とは…!?

出典:ファーストペンギン 公式HP

主な出演者

主な出演者(敬称略)は鈴木伸之、奈緒、渡辺大知、松本若菜、ファーストサマーウイカ、遠山俊也、志田未来、中越典子、梶原善、吹越満、梅沢富美男、堤真一です。

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