仮面ライダーフォーゼは2011年9月から2012年8月に放送されました。宇宙をテーマにして作られ、宇宙のエネルギーによって主人公の如月弦太朗は仮面ライダーフォーゼに変身します。
歌星賢吾は弦太朗に戦う指示を出したり、戦うアイテムを整備、開発しますが、賢吾には本人も知らなかった思わぬ真実が待っていました。歌星賢吾を中心に仮面ライダーフォーゼを振り返ります。
今回は歌星賢吾をトコトン調査し、さらには一時期芸能活動を引退されていた高橋龍起さんについてもご紹介します。
歌星賢吾の如月弦太朗との出会いと仮面ライダー部結成!
歌星賢吾は主人公の如月弦太朗と同じ天ノ川学園高校に通う高校2年の男子です。賢吾は明るいとは言えなく、少し面倒くさい、あまり人を信用しない男子高校生でした。
しかし、物語が進ほど、多くの仲間に出会い、仲間と試練を乗り越えることにより、最後は熱い男に変わっていきます。
はじめに、歌星賢吾の登場と弦太郎との出会いについてご紹介していきます。
高校1年生の誕生日に宇宙と繋がった!
高校一年生の誕生日に1人暮らしの歌星賢吾のもとにある紙袋が送られてきます。賢吾は一人でよく行く使われていない部室に行き、その中身を見ると見たことがない物(ゲートスイッチ)が入っていました。
このおもちゃのようなスイッチですが、何やら怪しいニオイぷんぷんしますよね。
と、とつぜん宇宙マニアの城島ユウキがその部室に入ってきて、驚いた賢吾はたまたま部屋の片隅にあった古びたロッカーに、ゲートスイッチを投げ込むと、そこが月面にあるラビットハッチにつながりました。こちらは訳あってロッカーの出口が渋滞し時の写真です。
ラビットハッチは月面にある基地なのでラビットハッチの窓からは地球が見えます。とうとう仮面ライダーも宇宙に行ったって感じです。
話は戻り、その後、賢吾はユウキとともにスイッチについての研究を始め、ゾディアーツとも戦うことになります。
高校2年生の夏に如月弦太朗と知り合った!
2学期が始まる9月2日。登校途中の賢吾が後輩の女子生徒からラブレターをもらったのですが、恋愛には興味がない健吾は冷たくも、その女子生徒に「時間の無駄だ」と、手紙を川に捨てました。
そこへ、リーゼント頭で短ラン(丈が短い学生服)を着て、しかも服の色も黒で、周りの生徒と全然違う格好をした転校生の如月弦太朗が現れ、賢吾を怒鳴ります。
弦太朗は賢吾が投げ捨てた手紙を拾うため、橋から川に飛び降りたんです。それを見た賢吾は「バカの極みだな」と言葉を投げ捨て、その場を去りました。
教室に入ると、弦太朗が新入生として紹介され、弦太朗がユウキと久しぶりの再会を喜んでいたんですが、その様子を見ていた賢吾は少し不機嫌。そして、弦太朗がさっき拾ってきたラブレターを賢吾に突きつけました。
当然の様にケンカ出会いをした弦太朗は賢吾にも”ダチ”(友達)になるぜ!と言いますが、賢吾は絶対あり得ないと言い切りました。しかし、これから、賢吾と弦太朗は切っても切れない親友へとなっていくのでした。
歌星賢吾が仮面ライダー部によって変わっていく
歌星健吾の性格や人物像をまとめて紹介!
歌星賢吾は如月弦太朗とともに、天ノ川学園高校をゾディアスから守ります。そんな健吾はどんな高校生だったのでしょうか。
仮面ライダーフォーゼへの戦いの指示は俺に任せろ!
ゾディアーツとの戦いには、相手の能力や情報を知りその弱点を分析することが必要です。戦闘はフォーゼに任せて、賢吾は戦術や戦略を立てるのが担当です。弦太朗が言うことを聞かない時もありますが、ゾディアーツと戦いながら2人の信頼関係は深まっていきます。
超前向きの弦太朗の行動を制止することも弦太朗の重要な役目です。賢吾は慎重に物事を判断し、フォーゼを勝利へと導きます。フォーゼが使用するアストロスイッチをどれを使用するかは賢吾が指示を出します。知将の賢吾です。
父親は宇宙飛行士
歌星賢吾の父親である歌星禄郎と、天ノ川学園高校理事長である我望光秀、宇宙京都大学の江本州輝は宇宙飛行士のチームとして月に行きました。
(我望光秀)
(江本洲輝)
しかし、そこでコアスイッチを見つけてしまい、コアスイッチの扱い方について、我望は考えが合わない禄郎を事故に見せかけ殺してしまいます。
江本は我望についていきました。江本教授は自分たちの事を「我望は太陽、禄郎は地球、自分は月」だと例えています。そして、賢吾は江本に「父の研究を知ることが父を知ること」だとも伝えました。ゲートスイッチを手にした時から賢吾の運命は動き出していたのです。
アストロスイッチの調整は賢吾の使命
アストロスイッチを開発したのは賢吾の父親の歌星緑郎です。賢吾はラビットハッチに残されていた未調整のラビットスイッチを調整して、フォーゼが戦いで使えるようにしていきます。どんな武器になるかは賢吾もわかりません。戦い前の実験や戦いながらその活用方法を探っていきます。開発好きの学生なので、完全に理系男子でいいでしょう。
歌星賢吾はなぜか体調が悪い?
佐竹先生から「保健室の先生より保健室に長く居る」と言われるほどの体調不良が多い学生でした。そのため、自ら仮面ライダーになることはできなく、初めはパワーダイザーに乗って、ゾディアーツと戦っていました。
しかし、アメフト部キャプテンの大文字隼が部員になるとパワーダイザーは大文字に任せました。パワーダイザーは大文字の方が合っていたようです。賢吾は相当体調が不安定だったんですね。授業の出席率も悪く、進学ギリギリでした。物語の終盤で判明するのですが、賢吾の体調が悪い理由は賢吾が地球人ではなかったからでした。
その後の自己紹介でも自分のことを「保険の先生より保健室に長く居る」と言っています。
<
実は成績優秀な学生!
授業の出席率は低いんですが、成績は優秀です。第37話では、平成24年度宇宙飛行士選抜試験でも1次、2次、3次試験を合格し最終合格者4人のなかの1人になりました。また、学年成績2番の野々村が賢吾を妬んでゾディアーツになったこともあるほどなので、健吾が相当優秀な学生だったことがこともわかります。
エリーヌ須田はアクエリアス・ゾディアーツでした。アクエリアスはこちら
演技派?小芝居にも挑戦
物語の中では弦太朗が提案する友達を励ますための小芝居が行われます。こんなこと言うとあれなんですが、部員には単細胞派もいて、特に弦太朗とユウキですね。大文字もちょっとそれになるかな。
彼らの提案にいやいやながら健吾は付き合います。第13話では、不登校の三浦を元気にするために、いやいやなんですがちゃんと笑顔で演技しています。他の話にも小芝居はありますよ。どこか探してみるのも面白いでしょうね。
焦ると人間不信になる
第12話ではラビットハッチと繋がっているロッカーが何者か(犯人は大杉先生だったですけどね)によって盗まれました。その時、ラビットハッチには賢吾だけがいたのですが、賢吾はラビットハッチから出れなくなったんです。
それはもう、いつも冷静な健吾が大騒ぎ、地球にいる部員たちはロッカーを探すのですが、賢吾がいない部員たちの行動はとんちんかん。そんな様子を映像で見ていた賢吾はかなりイラつき、部員たちに暴言も吐きました。
ロッカーは無事戻ってきて、もう移動されない様に弦太朗たちがしっかり固定するのでした。
ドラムの心得あり
第35話では、謎のラジオDJ「ジーン」に話題につられて、ドラムの心得があることを部員に話します。そして、調子に乗って、ユウキとともにバンドを結成するなど、意外な一面も発見できます。いいリズムでドラムをたたいています。
他にもたくさん賢吾の知られざる人間性がどんどん出てきます。本編を見ればまだまだでてきます。こんな陽気に変顔になるシーンもあります。
このように、振り返ってみると堅物だと思われた第一印象からかなり遠ざかった感じになるのではないでしょうか。これもすべて弦太朗たち仲間と出会ったことで賢吾は変わっていきました。しかし、ここから、賢吾にとって重大なことが起きていきます。
賢吾は月で生まれた
ちなみに、あなたはどこで生まれましたか?と聞かれて生まれた国や県、市などを答える真も知れませんね。でも、賢吾は「月」で生まれました。これは物語も大詰めとなる第47話で判明します。
健吾は人間ではなくコアスイッチだった
賢吾の最後
自分がコアチャイルドであり、人間ではないことを知った健吾が選んだ道は・・・。
コアチャイルドとしての賢吾
賢吾は自分がコアチャイルドであることを知り、弦太朗たちを残してプレゼンターの元に行くことを決しました。賢吾の体は青く光り、プレゼンターの元に導かれようとしていたその時に、我望がいて座のサジタリウス・ゾディアスとなってラビットハッチを破壊して、導かれようとしている賢吾を攻撃します。我望は自分がプレゼンターに会うのだと賢吾を攻撃して消滅させました。弦太朗と流星は破壊していくラビットハッチの中で悔しいながらもその様子を見ていました。
人として復活した賢吾とハッピーエンドの仲間たち
最終話で弦太朗は我望と戦います。でも賢吾が別れ際にユウキに託した手紙には「我望を恨むんじゃない、我望を止めるんだ」と書かれており、弦太朗は我望と友達になる道を選びます。そして、戦いの末、我望は弦太朗と握手をしましたが、その夜、我望は力尽き消滅しました。
平和が戻り、日常の学園生活が戻っても、賢吾がいなくて寂しくなっていた弦太朗とユウキ。弦太朗が賢吾の手紙を捨てようとしたその腕を誰かが止めました。
”人からもらった手紙はきちんと読め、相手の想いをきちんと受け止めろ”
と賢吾が現れました。
その賢吾の体調は良く、人間となった賢吾でした。健吾の話では我望の力によって、人間として復活できたのだろうという事でした。最後はみんなで”う・ち・ゅ・うダァーッ”で終わりました。
歌星賢吾を演じていた高橋龍起さんはこんな人
ちょっと気になったので、歌星賢吾を演じていた高橋龍起について調べてみたら、ドラマよりドラマの様な人生を送っていました。私もどこかでWIN-W1Nを見てみたくなりました。
高橋龍起さんのプロフィール
出身地 :宮城県仙台市
生年月日 :1993年3月28日生まれ
身長 :172cm
血液型 :A型
所属事務所:現在はWIN-W1Nのメインボーカル
出演作 :魔法少女を忘れない 主演の北岡修也 役
ミュージカル テニスの王子様 主演の越前リョーマ 役
高橋龍輝さんは、今から!という時に、非常に残念なのですが体調を崩してしまいました。演技だけでなく本物のコアチャイルドだったのでしょうか。
高橋さんは体を治すことに専念するため、2016年に引退を決意。病名については明らかにされていません。 その後、悪いうわさもありましたが、病気が完治してから、元気に活動を再開しています。どこか歌星賢吾と似てますね。
まとめ
仮面ライダーフォーゼに登場する歌星賢吾は、不愛想な登場でしたが、どんどん仲間が増えてきて、いつのまにやら熱い男に変わっていました。特に弦太朗の影響は大きかったようです。自分の運命と直面し、一度は消滅しましたが、最後は元気に復活して弦太朗とユウキと一緒に普通の高校生活を送れそうで、良かったですね。仮面ライダーフォーゼにとって、歌星賢吾が最高のパートナーでした。
平成仮面ライダーをご紹介
無料期間で人気のアニメを見よう
1.作品数No.1のアニメ見放題サイト、dアニメストア♪
2.初回31日間無料!月額400円(税抜)で2,500作品以上のアニメが見放題!
3.31日間無料/ドコモのケータイ以外もOK !
4.ダウンロードが可能 、DLすれば、いつでもどこでも視聴可能♪
5.マルチデバイス対応 スマートフォン・タブレット・パソコンも対応
6.Chromecast,Fire TVではさらに高画質で見れる!
コメント