ドラマで、犯罪者だと思ったら冤罪だった事はよくあります。そこで、自供も含めて、あってはならない冤罪だったドラマの登場人物を集めました。
北:雪女と蟹を食う
ドラマが始まる前の話。サラリーマンだった北(重岡大毅)はある日、電車で痴漢扱いされ、会社を辞め、婚約者に婚約破棄され、仲間や家族からも見放された。でも、北にとって身に覚えのないことだった。
北は全に冤罪被害者。
生きる気力を亡くした北は人生に幕を閉じようと、自殺を考えるが、死ぬ前にテレビを見ていると北海道でのある市場の蟹の映像が流れる。
そして、北は蟹を食べたいと思い立つ。しかし、お金がない。
北は図書館で偶然見かけた清楚な人妻・雪枝彩女(入山法子)の家に強盗に入るが、いろいろあって、彩女と彩女の車で北海道に蟹を食べに行く旅に出る。
篠田敬太郎:元彼の遺言状
6年前に十ヶ浜で殺人事件を起こして、その容疑者となってしまった篠田(大泉洋)。なんと、篠田は料理店のシェフだったが疲れて外のベンチで寝て、店の中に戻って、また寝てしまい、目を覚ますと店主が死んでいた。
しかし、篠田は殺していない自覚がなく、状況的に自分が犯人だと思い込み、その場から逃げてしまった。
その日、店では地元の人たちがパーティーをしていたが、篠田は全員に騙されていた。店主を殺したのは地元の診療所の先生。先生はみんなから慕われていて、みんなは先生を救うためによそから来た篠田に罪をかぶせようと警察にうその証言をしていた。
そんなことも知らず、篠田は6年間、名前を替えて目立たないようにひっそりと暮らしていた。
結局、剣持麗子(綾瀬はるか)が篠田の冤罪を立証してくれるのですが、人ごとのようにとぼけた記憶の篠田に驚くばかり!
藤木圭介:逃亡医F
藤木圭介(ふじき・けいすけ、成田凌)は恋人・八神妙子(桜庭ななみ)をビルから突き落とした殺人容疑で指名手配される。しかし、圭介は恋人を殺した真犯人を探して逃亡する。
加倉井一樹:逃亡者
加倉井一樹(かくらい・かずき、渡辺謙)は妻と家政婦を殺害した罪で捕まりました。しかし、輸送中に護送車がテロ集団に襲われて逃亡します。
加倉井は逃亡しながら真犯人を探します。生命力、判断力、正義感どれも凄いです!
万丈龍我:仮面ライダービルド
万丈龍我(ばんじょう・りゅうが、赤楚衛二)は葛城巧殺人の疑いで警察に捕まります。しかし、警察から脱獄して、警察に追われながらも仮面ライダービルドである桐生戦兎(犬飼貴丈)と一緒に怪人スマッシュと戦います。
結局、龍我の冤罪は証明されますが、世界がそれどころではなくなって、龍我が冤罪かどうかは小さなことになります。
佐野文吾:テセウスの船
佐野文吾(さの・ぶんご、鈴木亮平)は平成元年の音臼小毒殺事件の犯人として刑務所にいました。しかし、文吾が捕まった後に生まれた田村心(竹内涼真)が令和2年から31年前の事件前にタイムスリップして、事件の真相を暴き文吾と、加害者遺族として辛い人生を歩んできた家族を救います。
音臼小無差別殺人事件は学校のお楽しみ会で起きて、大人と子供を含めて21人が死亡し、使われた毒は青酸カリである。真犯人はあの子でした。
乃十阿徹:知らなくていいコト
乃十阿徹は1990年夏のキャンプで毒殺事件を起こしている事になっている。詳細はドラマ進行中で不明だが、毒草のカリヒメソウがウォータータンクの中に混入され数名が死亡した。しかし、乃十阿徹は冤罪の可能性が高い。
結城大地:TWO WEEKS
結城大地(ゆうき・だいち、三浦春馬)には両親はいなく、施設で育てられました。裏社会で仕事をしていたのですが、すみれと出会ってから、人生をやり直そうとしていましたが、柴崎たちに脅されて姿を消しました。
しかし、別れてから生まれてきた子供・はなが白血病になり、大地がドナーにろうとした矢先に再び柴崎のたくらみにハマります。
ぬれぎのを着せられた大地は捕まりますが、護送車の事故に紛れてはなを助けるためにはなの手術が行われる2週間を逃げ続けます。
堂島旺:トドメの接吻
堂島昭(どうじま・あきら、光石研)は主人公・堂島旺太郎(どうじま・おうたろう、山﨑賢人)の父。物語が始まる12年前にクルーズ船「プロメテウス号」の船長をしていたが、沈没事故が起きて数名の死者・行方不明者を出したことで「業務上過失致死」の罪に問われ、懲役5年の実刑判決が言い渡された。
しかし、真相は違った。並樹グループの御曹司・並樹尊氏(なみき・たかうじ、新田真剣佑)が原因だったが、証拠となるはずだった防犯カメラの映像は社長の並樹尊(なみき・たける、山田明郷)がもみ消していた。
旺は今更蒸し返す気もなく、そんな態度にいら立つ旺太郎は旺に怒りをぶつける。
江戸川しのぶ:監獄のお姫様
江戸川しのぶ(えどがわ・しのぶ、夏帆)は江戸川乳業の社長娘。婚約者の板橋吾郎(いたばし・ごろう、伊勢谷友介)が愛人を殺害した罪をかぶって12年の実刑を受けた。
この事件は”爆笑ヨーグルト姫事件”と言われ、世間を騒がせた。しのぶは”自立と更生の女子刑務所”で、吾郎に騙されたことを確信する。さらに、刑務所で出産もする。同部屋の馬場かよ(小泉今日子)たちは出所後、しのぶの冤罪を晴らす。
全10話でのドタバタコメディーが面白過ぎる!
深山大介:99.9 -刑事専門弁護士-
深山大介(みやま・だいすけ、首藤康之)は主人公・深山大翔(松本潤)の亡き父。物語が始まる23年前の雨の日、顔見知りだった女子高生の美里を車で送ったのですが、コンビニの前で美里を車から降ろした後、翌日に美里が殺害されて見つかった。
美里と別れる前に大介は折り畳み傘を渡し、防犯カメラにも大介と美里が映っていたことから、大介は被疑者となり、犯人を挙げるという検察の意地によって検察が描いたストーリーにハマってしまい有罪判決となった。その後、控訴したのですが、心労がたたって獄中で死亡した。
言うまでもなく、その後の大翔の人生は大きく狂わされ、弁護士になった今も当時の検察官だった大友(奥田瑛二)を心底恨んでいる。
大介は無実だとはっきりしたわけではないですが、ドラマの展開上無実は明らかということでこの記事に加えました。
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