3年連続参加の加古川マラソン、今年も走るぞ！
会場到着
家からも近く、姫路からJRの新快速で10分で着く、加古川駅で降りて、そこから無料の送迎バスに乗る。
例年だと、送迎バスに乗るのに、30分ほど並ぶが、今回はスムーズに乗れた。家を出て、1時間後には会場に到着した。今年は金沢と福岡の遠征をしていたので、この近さはすごく楽だ。
スタートまで
8時過ぎに会場について、いつものように知り合いの屋台で「恵幸川鍋（えこがわなべ）」を食べて時間を潰す。例年の定番となっている。
恵幸鍋はマラソンのパンフレットにも載っていて、加古川の名物として認知されつつあるようだ。
レーススタートは9時45分なので、それまで会場を散策。年に一度の加古川をゆっくり眺めていた。
今回はなぜか、緊張感がなく、いつもと違う感じだった。そろそろマラソンにも慣れてきたのかな。
しかし、最近の過密スケージュールのせいか、左ひざを痛めてしまい、その調子は気になっていた。
開会式
9時に開会式が行われ、初めて開会式をまともに見た。吉本興業の大平サブローと和泉修 東京オリンピックを目指す小野市出身の野上恵子選手が応援に来ていた。
この大会はドラマ「陸王」に出てきたシューフィッターの村野さんのモデルになった、三村氏（（株）ミムラボ）が大会顧問になっており、今日も会場に来ていた。
このコースは、加古川の東側を北上、西側に渡り南下、折り返して北上、再び東に渡り南下してゴールとなる。
沿道のエイドも最小限で、走ることに集中できるコースである。最近は派手な沿道応援や地元アピールが多くなっているが、このレースは素朴なので好きなレースである。
レース
スタート
開会式が終わり、荷物も預けて、9時45分スタートの号砲が鳴った。気温10℃とやや高め。
足の状態も気になるので、福岡マラソンで学んだ、前半抑えるキロ6分45秒ペースを刻む。5キロ過ぎても足の状態は問題なく、それでも、ペースを上げずに走り続けた。
7キロ過ぎの加古川大堰の景色を撮ってみた。この時点ではスタミナ的には余裕。
10km通過
10kmまでは平均キロ6分32秒ペースで着た。予定通りだ。直後の折り返しを通過して、西岸に渡る加古川大堰へと戻り、大堰を通り西岸に渡る。
次に東岸に戻ってきたときの自分の状態がこのコースのポイントとなる。西岸に渡りひたすら南下する。
例年だと強い逆風となるのだが、今年は風はなく、いい条件。足の痛みはまだ大丈夫。20キロ地点まで来た。10-20kmは平均キロ6分25秒になった。
ハーフ通過
ハーフは2時間16分で通過した。次は24キロの折り返しを目指す。しかし、徐々にひざの痛みが出始める。
（参加賞のTシャツ）
24キロの折り返しを通過し、28キロ付近まで来た時には、左足の膝の痛みが激しくなっていた。
ペースも明らかに落ちていて、ここからが心の勝負となった。残り14キロをどう走るか、それとも歩くか、と心の戦いが始まる。
ここで歩くと、先はまだ長いので走り続ける。
30km通過
31キロ付近ではキロ7分までペースが落ちていた。しかし、歩かず走り続け、久しぶりに粘ることにする。
不思議とひざの痛みに波があることに気づくが、右足の膝まで痛くなってきた。しかし、走り続ける。幸いにも不思議なことに右足、左足が交互にいたくなる。
そして、大堰まで帰ってきた。ペースは遅いが走り続けていた。大堰の上り下りが足に来たが、ゆっくりでも走り続ける。
我ながら久しぶりの粘りっぷりである。東岸へ到着し、35キロ地点。まだ走り続けたが、キロ8分になるようなペースまで落ちた。
それでも歩くよりは早いはずなので、走り続けた。ここからは、1キロが長く、精神的にも疲れてきた。
右足の甲まで痛くなってきた。あちこち痛くなっても走り続けた。36、37、38、39kmとどもまで走れるのか、スタミナも尽き始めていたが、ペースを落としていた分だけ余力はある。
ゴールに向けて
ようやく40キロまで来た。30-40kmは平均キロ7分23秒となった。残り2.195kmと、いつもなら大した距離ではないが40kmを走った後の2.195kmは長い。
ここまで来たのだから、どうやって最後まで走り続けるのか、少しでもペースを上げたいと頭の中では作戦会議が開かれる。
とりあえずは、欲を出さず、今のペースを維持する。残り、2km、1.5km、1kmとゴールまでの距離が短くなる。ゴールが先に見えても直ぐには着かない。
しかし、確実にゴールは近づく、そして、残り500m、400m・・・ゴール。とりあえず、走り切って、完走となった。公式タイムは4時間47分2秒。
（アプリの計測）
レースを終えて
タイムは遅かったが、今回の脅威の粘りと、10月から続いた3レースとも完走できた事に大満足。
やはりマラソンはメンタルの部分が大きい。歩いても、誰からも責められないが、終わってみれば、本当に歩かなくてよかったと思える。
自分に責められなくて良かった。友人の屋台に戻り、ぜんざいを食べて、雑談をして帰った第30回加古川マラソンでした。
（フィニッシャーズタオル）
今回もガンプラとのコラボ撮影を行った。ドライセンとマラサイの登場だ。
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