神戸マラソン2022(2022年11月20日)に参加しました。前回参加したの富山マラソン2022から
2週間。今回ははじめから攻めるぞ!と、いきこんだのが…。
フルマラソン参加者は2万255人。こんなにたくさん参加してた!
スタート前
1週間前、週間天気予報ではこの日は雨。降水確率も70~90%とどのサイトを見ても雨が降る予報になっていた。
しかし、神戸マラソンが開催される11月22日が近づくにつれて降水確率が下がり、天気予報も曇りのち雨、曇りと好転んしていく。
もしかして、雨降らないの?とこれほど転機を気にしたのは初めて。
大会当日の朝。雨雲レーダーを見ると、神戸付近では雨が降らない。もしかしたらゴールするまで雨が降らないかも。と期待をして家を出る。
そして、JR三ノ宮駅を降りて荷物預け場所に行き、スタートブロックに行く。コロナ対策として、一斉スタートではなく2グループでスタート時刻が違う。
私は第2ウエーブ。第1ウェーブがスタートしてから15分遅れてスタートとなる。それにしてもたくさんの人だな~。
そして、9:00。第1ウェーブのスタートの号砲がなり、第2ウェーブの人たちがスタート地点近くに移動される。
9:15、第2ウェーブのスタートの号砲が鳴り、私は3分後にスタート地点を通過して私の神戸マラソン2022が始まった。
コース
(高低差)
前半から攻める!そして後半は…
レース開始
コロナ後2回目となるフルマラソン。今回は前半から攻めてやる!と意気込んでスタートラインを過ぎた。
といっても、私にはサブ4とかは絶対無理。できれば、4時間30分を切りたい。そのためには写真などを撮っている余裕はない。
そういうことで、前半に見える南京町や、鉄人28号は写真も撮らず、珍しく走ることに集中する。
スタート直後は人数のわりにコース幅も広くなく、ペースは上がらないのでゆっくり走るが、1km過ぎぐらいからは徐々にペースを整えていく。
5km地点を34:01秒で通過となり、想定以上にペースが遅い。そこで、5km過ぎからペースを上げる。
(鉄人28号)
コース途中にある鉄人28号。ネットから拝借
実はランナーからは背中しか見えない…
あれ?なぜか走れるぞ!?これはなぜ?と考えながらも上がるペースに調子に乗ってしまう私。
原因は間違いなく追い風。わかっていても上がるペースに気分がよくなってそのまま走り続ける。
すると、5km~10kmをキロ6分13秒で走り、さらに調子に乗ってしまい、10km~15kmをキロ6分5秒で走ってしまう。
こうなると、オーバーペースなんか気にせず「調子がいいんだ」といいように解釈してしまうのが私の欠点。
(参加賞のエコバッグ)
大迫力の明石大橋の足元
17km地点に行くと名所の明石大橋の下を走るのですが、遠くから見えていた明石大橋のアンカーの迫力に驚く!
これが明石大橋の踏ん張りになっているのか!ちょっと疲れが出てきた体に気合が入る。
折り返し地点を過ぎて20kmに到達。2時間6分48秒。スタート混雑のロスはだいぶ取り戻せたなと、今後のペースを考え始める。
今まで恩恵を得ていた追い風が向かい風になって、どれほど風が吹いていたのか実感すると同時に、これは…と、恐怖を感じる。
さらに進んでハーフ地点を2時間13分50秒。4時間30分狙いなので、1分10秒の貯金ができた。
レース後半 待ち受ける悲劇の連続!
このまま走り続ければ、目標達成なのだがこの風に不安が募るばかり。そして、25kmまでの道のりが長い(感じるだけ)。
ペースが一気に落ちて20km~25kmではキロ7分5秒となる。この時点でスタミナも切れ、足も痛くなり目標達成は不可能となる。
こうなってくると、タイムを諦めてエイド狙いに切り替える。エイドで食べた饅頭がいに残る。がぶがぶ飲んだドリンクの影響もあってトイレに行きたくなる。
もうだめだ…と、32km過ぎで歩いてしまい、無理に走って転倒するなど、なんじゃこれは?とトラブルが続く。
そもそもトラブルの原因は前半に調子に乗ってペースを上げた自分にあるのだが、もうどうにもならない。
とりあえず、沿道の応援を受けながらも歩いたり、走ったりでゴールを目指す。年のせいか、以前ほど精神力に粘りもなく、簡単に心が折れていた。
マラソンは人生そのものだな~。なんて考えながら走ったり、歩いたり。
神戸マラソンの一番の山場は37km付近から始まる浜手バイパス!一気に上り坂を駆け上がる!
といっても、スタミナが切れ、足を痛め、心が折れた私は上り坂を歩いて上る。これはマラソンじゃないな。散歩だな。と思いながら歩いて上る。
なんとなく、バイパスの上から写真を撮ったのですが、あまりパッとしない。パッとしないのは私の走りと同じである。これも私のせい?と少し自暴自棄。
ゴールに向かって
バイパスの途中に40km地点があって、すでに4時間39分58秒。
バイパスを降りたところが41km地点。もう、ただゴールをするだけ。これはマラソンじゃないな。マラソンをする意味を走りながら考える。
そして、最後ぐらいは全力で走ってゴール。4時間54分39秒で、マラソンを始めたころのタイムまで落ちてしまった。
(フィニッシャーズタオルと完走メダル)
レースを終えて
あまりの不甲斐なさに、そろそろ引退した方がいいのかも。と考えさせられた神戸マラソンでした。
このブログを書いたのがレース3日後。現時点ではもう一度頑張ってみようと前向きになっている。
現在、登録しているレースは2つある。これらのレースで自分の進退に答えを出す!
4流アスリートの魂に再び火はつくのか?自分で自分を楽しんでいます。
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