第33回加古川マラソン(2022年)|真剣にちょうどいい仕上げで自己ベスト狙い!強風に乗れるか、押し戻されるか?

マラソンの感動を教えます
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第33回加古川マラソン(2022年12月18日)に参加しました。前回参加したの神戸マラソン2022から4週間。その間に園田競馬場のダートコースも走ってちょうどいい調整ができた。

コロナ後、タイムが落ちているので、何としてもいいタイムを出したい。

スタート前

今日の加古川は気温2.5℃、風速は西北西7mと、寒くて、風が強い。気温が上がる見込みはなく、今日の天候コンディションはかなり厳しいようだ。

特に、加古川マラソンでは毎年、風が強く、予報以上の体感になること間違いない。

このレースではこれまでより入念に準備をしてきた。最近の不甲斐ない成績を何とかしたい一心で、調整してきた。

そして、思い切って本番用のシューズも買った。

愛用しているサッカニーのエンドルフィンスピード3を思い切って購入。ぶっつけ本番で使う。これが吉と出るか凶と出るか。

 

私は第2ウエーブスタート。第1ウェーブがスタートしてから20分遅れてスタートとなる。

さあ、行くぞ!!と、静かな闘志が燃える。

コース

いつもとちょっとコースが違う。この変更部分(加古川の土手)が凄いことになって…。

このコースは高低差は大したことないけど、やはり風だな。

追い風に乗れるか、向かい風に耐えれるか

レース開始

コロナ後3回目となるフルマラソン。そろそろ結果を出したい。このコースは熟知している。コース変更のところもなんとかなるだろう。と軽く考えてスタート。

まずは、エンドルフィンスピード3の感触を確認しながら走るが、その答えはすぐにでる。クッション良し、足の反発も良し。

走りやすく、小さな段差も厚底が吸収して気にならない。購入するときに調べてみたら、厚底の中にナイロンプレートが入っているのだがその影響だろう。これはいい!すぐに分かった。

さて、次は追い風に軽く乗ること。8キロ地点までは加古川を北上してその間は追い風になる。風に乗りすぎてスピードを出し過ぎないように注意するが、足が順調に前に出る。

しかし、足の負担は感じない。

キロ6分で走ろうとしていたので、5km地点を29分47秒で通過して、予定通りの展開に手応えを感じる。

8km地点で折り返して今度は向かい風になる。思ったより風が強い。

10km地点を59分32秒で通過。エンドルフィンスピードが調子いい。これは自分の実力か?と疑問に思いながらも走り続ける。

ここから大堰を渡って加古川の西河原を南に下る。

(加古川大堰(かこがわおおぜき))

 

逆風の中ハーフ地点を目指す

それにしても、向かい風が強い。私と同じペースで走っている人を壁にして走ってみた。ちょっとマシになるので、ペースメーカを兼ねてその人の後ろについて走り続ける。

逆風の中15km地点を1時間29分44秒で通過。さすがにちょっとペースが落ちたがこれは仕方がない。

さらに逆風の中を走り続け、2時間6分26秒でハーフ地点を通過。スタミナは充分残っていて、あまりの順調さに気持ちにちょっと余裕ができる。

(参加賞のTシャツ)

追い風に乗って30km地点を目指す

21.7km地点で折り返して、今度は追い風に乗る。思った以上に足が動く。上手く風を受けて、ペースが上がる。

25km地点を2時間29分38秒で通過。30kmまでキロ6分を維持したい。とさらに風に乗って走る。

そして、30km地点を2時間59分49秒で通過。おー、なんとか行けた。さあ、ここからだ。

土手の逆風はけた違い

大堰(32km地点)に戻ってきて、コース変更部分の加古川の土手に上って折り返すと、いきなり強烈な向かい風が体にぶち当たってくる。

なんだこれは、これまで走っていた河原と比べものにならない。土手の強風に歩く人も続出。

私のペースも一気に乱れる。土手での折り返しが2回あって向い風になるときもあるが、追い風になるときもある。そんな状況に私のスタミナは消耗していた。

それでも、何とか走り続けて、35km地点を3時間33分33秒で通過。おー、偶然ですが3並び。

ここからは大堰を渡って、東河原をゴールまで向かい風が続く。もう、キロ6分は無理。

河原に降りてから気づいたけど、土手より河原の方が風がマシ。でも、逆風に変わりなくゴールまで5kmを走る。

ここからは心の勝負。心が折れないように走り続けようとしたが、あまりの強風に歩いてしまった。しかし、すぐに走り始め、ここからはrun&walk。

ゴールに向かって

40km地点を4時間8分27秒で通過。あと2kmちょっと。走り続ければ目標の4時間30分でゴールができる。

しかし、強い向い風が襲ってくる。できるだけ走って、無理そうな時は歩く。に切り替えるが、思ったより足が動く。やっぱこのシューズはすごいな~。

41km、42kmと時計を見ながら走る。そして最後は1秒でも早くゴールするために力を振り絞る。

そして、ゴール?

なんとゴールゲートが強風のせいで?撤去されていた。ゴール感がないけど、4時間24分11秒でゴール。

自己ベストがでた!!

実は今後マラソンを続けるかどうかをかけて挑んだこのレース。いい結果が出て一安心。

これからもマラソンを続けます。たまには良いことないとね。

(フィニッシャーズタオル)

レースを終えて

頑張って調整した甲斐があった。4週間前の神戸マラソンでは散々だったので、リベンジできてよかった。

加古川マラソンの強風は尋常じゃないことがよく分かった。この強風はマラソンというより、特殊訓練だな。

さあ、次のレースは…。

 

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