1年ぶりのハーフマラソン。1年前のさつきハーフマラソンに続き、雨。でも、この前の経験もあるし、何とかなるかと挑んだ。
レース前
コース
油断大敵と気づいたときは遅かった。事前に調べていたら分かっていたはずなのだが、完全に下調べを怠った。
1周10キロを2周するコースだが、何と、10キロの中に高低差90m、これを2周。後で知ったのだが、心臓破りの有名なコースのようだ。
スタート前から雨
しかも、雨。でも、やるしかない。スタートまで雨宿りをして、時間になったら、スタート地点に集合。
レース
スタート
スタートの号砲が鳴る!雨は弱まってきたが降り続けているので、ポンチョを着て走る。いつものように前半はペースを落として走り出した。
さっそく、なだらかな上り坂、いつまでも続く上り坂。だらだら続く上り坂。でも、喋りながら走る人もいて、みんな余裕だ。
私は話す相手もいなければ、話す余裕もない。
6キロ付近から、上りが急になる。徐々に話し声は聞こえなくなる。7キロ地点までこの上りは続く。そのあと、急な下り、やや上り、急な下り、と厳しいコース。
1周目の終わり付近に、暑さ対策のシャワーが用意されてていたが、雨のため、意味なし。ずっと天然シャワーで走ってる。
最近、フルマラソンを走っているので、1周目は問題なくクリア。スタミナも残っている。
2周目
2周目に入る。さっき走ったコースなので、コース状況はわかる。溶岩の塊が、コース脇にあちこちにある。
帰りに道の駅で聞いたのだが、結構有名らしい。季節がいい時はカルデラ湖にハイキングに来る人もいるらしい。
周りを見ながら走る余裕はある。このコース、山の上を走るランナーが見えるところがある。
今から、あんなとこまで登るのかと、心を押しつぶされる。そして、16キロからの急な坂道の手前で、急な電池切れで完全失速。
この状態で、あの急な上り坂行けるのか。と思いながら、行くしかない。案の定、ヘトヘトを通り過ぎ、苦しいのみのレース展開。
ゴールに向かって
我ながら、どうも計算が甘い。と頭の中は、いろいろ考えて、元気である。一応、目標は2時間だったが、もうそれは不可能な状態だ。
まだか、まだか、ゴールはまだかと苦しい限り。今までで一番苦しいレースとなったが、実は毎回そう思っている。
なんせ、苦しい時のに平地なし。上るか、下るか。そして、ボロボロになりながらも2時間15分でゴール。
とりあえず、歩くことなくゴールしたことはいいことだった。これまでで最も苦しいレースとなったことは間違いない。
【参加賞のタオル】
レースを終えて
ゴール直後、このコースはもうやめておこうと思ったが、レース後の屋台の振る舞いがすごい!
但馬牛、ニジマス、ヤクルト、アイスクリーム、他にもたくさんランナーに無料で振舞っていた。
但馬ドームがスタート&ゴールなので、雨天だったが、すごく便利。応援の方にもいいとこだ。
当然、有料の屋台もたくさんあった。この振舞い、環境は、どのレースよりもすごかった。また、来てみようかな…。


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