福岡マラソン2018~レース編~|負傷した足で美しい景色を楽しみながらの最高のレース!牛やヨット、ウルトラマンも応援してくれた!

マラソンの感動を教えます
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不安か抱えながらも当日の朝を迎えた。さて、完走なるか!?

目覚め

 朝、5時に目が覚めた。というか、1時間おきぐらいに目が覚めていた。でも、疲れはなく、右足以外はいいコンディション。

 今日の一番のポイントは3日前の最終調整で痛めた右足ふくらはぎの痛みである。歩くと違和感がある程度だが、あれから走っていない。

ずっと温存している。朝起きた段階でも、万全でない事は分かっていたが、出場するしかない。

宿出発

 8時20分のスタートに向け、朝食を食べ、着替えて、7時前に宿を出た。ちょうど、同じ宿に泊まっていた、北九州市から来た女性と一緒になった。

 彼女はハーフは走った事があるようだが、フルマラソンは今回が初めて。私はタイムは自慢できないが、今大会が10回目のフルマラソン。

 会場まで歩きながら、いつくかアドバイスをして、会場で別れた。歩きながらも右ふくらはぎが気になる。

会場到着

 着替えをして、荷物を預け、スタートラインに並ぶ。私はFブロック、真ん中やや後ろからのスタートである。スタート時間が迫る中、メール友達からも応援のメールを頂いた。

別のメール友達は赤穂シティマラソンで初ハーフマラソンを走り、会社の先輩は岡山マラソンで初フルマラソンを走るという、私の知り合いも大いに頑張る1日であった。

レース

スタート

 スタート時間が近づくと、各ブロックの隙間が詰まり、私は右足を信じて走るだけ。そして、8時20分、スタートの号砲が鳴った。

 気温は13℃で、天気良好、暑くなりそうだ。私がスタート地点に到着したのは5分後だった。ウルトラマンも応援してくれた。

選挙が近いのだろう、「あなたの一票がウルトラ大事」と、私は大いに気に入った。

 私の作戦は少し、歩幅を狭くして、右足への負担を最小限にし、まずは10キロまで様子を見ること。

 そして、最悪の事態を考えて、食べ物は全部食べ、少しでも、棄権したときに楽しめたと思えるように走ることだった。スタート前から、弱気であることが自分でもわかった。

 スタートして初めの1キロは7分20秒だった。過去、最も遅いスタートとなった。何とか1キロクリアした。不安たっぷり。残り、41.195キロと思いながら右足の様子をみながら走る。

(参加賞のTシャツ)

 周りの人より、ペースが遅く、どんどん抜かれていく。焦る気持ちを抑えて走り続けた。たまに、ピキッと痛みが走ることはあったが、何とか10キロまで到達した。

1時間5分50秒と平均キロ6分35秒である。7分ペースを覚悟していたが、思ったよりペース上がった。3日前の練習では10キロ過ぎで、故障したので、結構ドキドキしながら10キロを越え。

10km通過

 10キロ過ぎから海岸沿いを走る。12キロ付近で、海岸から船に乗っての応援があった。海も綺麗で、ここはひとまず、写真に収めようと写真撮影。

足の影響もあり、スピードが出せないので、スタミナ的には全くの余裕である。

 そして、再び走り続ける。15.8キロ地点で初エイド。バナナ、博多通りもん(饅頭)を食べる。

 今日はフルコースチャレンジである。さらに18.4キロ地点では人形焼きを食べ、そうこうしている内に、なんとハーフまで来た。

ハーフ通過

 時間は2時間20分51秒と前回の金沢マラソンより、12分15秒遅れ。しかし、スタミナは十分で、30キロまで足の様を見ることにする。

 この段階で、完走の可能性が見えて、少しずつ欲が出てくる。しかし、油断は禁物である。

 走りながら、右足の状態が回復?している感じがした。ここからスピードを上げても大丈夫なのではないか。

 もしかしたら、そこそこのタイムでゴールできるのではないか。など考え出す。30キロ地点の状態で残りのペースは考えようと、今のペースを維持することにした。

 エイドでトマトを食べ、ゼリーも食べた。さらに焦る気持ちを抑えるために、牛の写真も撮ってみた。こんなマラソンは初めてである

 25キロ地点では豆乳うどん、バナナ、公式エイド以外でも黒蜜寒天、梨など、あらゆるものを食べた。

 29キロ地点ではチロリアン(お菓子)、鈴乃〇餅、ピザ、ゼリーとさらに食べた。完全に満腹状態である。

30km通過

 それでも、30キロ地点を3時間19分20秒で通過、20-30キロ間は平均キロ6分30秒とペース維持に成功。いい感じのマラソンスタイルを見出しつつある。

 30キロを過ぎてから、また考え始める。さて、これからどう攻めるか。ここまで来たのだから、突発故障を避けるのが、最優先。

 次に4時間40分以内にゴールする。など、頭の中は忙しくなってきた。31キロ地点では給水でコーラを飲み、気分爽快。

 33キロ地点ではマシュマロを食べ、34キロ地点ではエアーサロンパスで、右足をケア。なんというマラソンだろうと驚き。

 きれいな景色を見つけたので、写真撮影。二見ヶ浦というらしい。実に綺麗な景色。みんなが一生懸命走っている中で、写真を撮るのは気が引けたが、撮りたくなる景色だった。

 そして、36キロ地点では博多ピエスドール(チーズ入り饅頭)、バナナを食べた。ここまで来ると、マラソン10回目にして、新しいマラソンスタイルを発掘できていることに大満足。

40km通過

 40キロ地点は4時間24分55秒で通過。30‐40キロ間は平均キロ6分33秒となり、ここでもペース維持に成功。

 残り2.195kmはやや苦しくなったが、なんとキロ6分9秒と本日最速のペースとなった。そして、4時間38分25秒でゴール。

 最後はスタミナも尽きたが、これまでで、最もマラソンを満喫できたレースであった。怪我の功名とはこういうことだ。

(フィニッシャーズタオル)

 今回のレースは右足の故障に不安があったが、結果、これが良い結果へとつながった。タイムは自己ベストではないが、新たなマラソンの楽しみ方を見つけることが出来た。あきらめず、挑戦した見返りだろう。

(完走メダル)

レース終わって

 この大会は景色が非常に良かった。沿道の応援では、懐かしい曲がたくさん聞けた定番の「runnner」をはじめ、「旅人よ」「岡村孝子の歌」「フォルテッシモ」「鉄腕アトム」など。学生のダンスも数か所で行われていた。コースには九州大学もあり、老若男女の応援はありがたかった。エイドもお腹いっぱい。いい大会だった。間違いなく私のマラソン史に残るレースで会った。

 

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