約2ヶ月ぶりのマラソンは、以前から走ってみたかったF1ロードマラソン。その名の通り、F1レースを走る。車では走れないので、自分の足で走る
会場入り
前日からの雪で、大会ができるかどうか心配だった。当日の朝、雪は降っていなかったが、道路にはうっすら雪。
いつものように、あまり調べずに行くと、この会場がえらく山の中にあるではないか。レース場に行くまで、車で坂道を上ったり、下ったり、そして路面は雪で白い。
私以外の車も何台かレース場に向かっている感じ。道を間違ったのではないかと思うほど、なかなか、会場が現れない。
すると、ようやくレース場が現れた。周りは山だらけの山の上にあった。でも、案内でレース場に入ると、雰囲気たっぷり、これがF1サーキット場かと感激。
雪はたまに降る程度だったが、雪の上を走るのは滑るので、危険。レース開始時間を少し遅らせて、大会を実行する事になった。
大会ゲストには湯郷の女子サッカー選手が数人来ていた。とりあえず気温は低い。防寒を最小限にしてスタートラインについた。F1サーキットコースに並んだのだ。これまた感激。
レース
スタート
F1コースのスタートラインで気分は最高。舗装も綺麗完璧で言うことなし。そして、スタートの号砲が鳴った。F1のスタートラインを越え、走り出した。
まず、1周3.3キロを1.5周する。走ってみると、結構上り下りがあって大変。カーブもあるが車ほどスピードはないので、気にならない。
でも、最短距離のインコースを走る。道幅も問題なし、参加人数にしては結構余裕あり。コースを走りながらスタンドをみて、広告ブリッジを潜り抜け、気分良好。
レーシングカーになった気分で、マラソンを満喫。1周してスタートラインに戻ってきて、もう半周走る。ペースも快調で、いい感じ。
しかし、マラソンはそんなにうまくいくものではない。サーキット場は山の上、このコースはサーキット場を出てからが試練の始まりだった。
折り返しまでひたすら下る。サーキット場を出てしばらくは急な下り坂、その後、緩い下りも混ざりながら、6キロほど下る。
スピードが出過ぎるのでブレーキをかけながら下る。こんなに、下りばっかりのコースは初めて。
折り返し
折り返し地点を過ぎ、そこから、ひたすら上り坂、往路に下った分、復路は6キロ上る。これは、当たり前。
しかも、サーキット場が近づくほど角度がある。サーキット場に入る前1キロなんか、半端な上り坂ではない。
心臓が…と、いつも以上にバテる。歩く寸前まで行ったが、歩かなかった。何とか心が折れないように踏ん張る。
フルマラソンや高低差が激しい神鍋マラソン経験者しての意地もある。サーキット場に入る直前の上り坂はマラソンコースではありえない急角度。
ゴールに向かって
でも、何とか粘りに粘ってサーキット場に入った。そして、残り1周サーキット場を走る。始めと違って、全く余裕がない。
サーキット場の高低差、始めは気にしていなかったカーブにもスタミナが奪われる。3.3キロが長い。
これほど、3.3キロを長く感じたことはない。そしてようやくゴール。結果、2時間3分。またもや、2時間を切ることが出来なかった。
レース終わって
毎回思うが、このレースが最もきつかった。もう、来たくないとまで、思うほどきついレース。
閉会式では壇上の人が、ここはタフなコース。ここを走れれば、どこでも走れいると言っていたがその通り。このコースは間違いなくタフコースである。
【参加賞のタオル】
でも、このコースにはいろんな要素があり、マラソンをする人におすすめしたいコースである。
マラソン話のいいネタにもなるコースである。とはいえ、2時間を切れなかったのは非常に残念。また一から出直そう。
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