【相棒18】を手短にご紹介｜アレスの進撃！天礼島の竜宮城？右京がパパ？

おすすめ度：80点（おすすめ）

　相棒18は2019年秋、テレ朝系、毎週水曜よる9時に放送されました。主演は水谷豊さんです。2000年から始まった相棒の18作目となる相棒18。上の者から厄介者扱いされている特命係の杉下右京と4代目相棒の冠城亘（かぶらぎ・わたる）が事件を解決します。これまでの相棒の名前は亀山薫（かめやま・かおる）、神戸尊（かんべ・たける）、甲斐亨（かい・とおる）と「か」ではじまって、「る」で終わる名前です。

内容
登場人物
1. 杉下右京 – 水谷豊
2. 冠城亘 – 反町隆史
相関図
ドラマを見終えて
主な出演者
【相棒】を見みるならAmebaTVがおすすめ
【相棒】を見るならU-NEXTもおすすめ

内容

オープニング

第1話「アレスの進撃」

ロンドンから帰ってきた杉下右京が行方不明になりました。秋田県の海岸で杉下のスマホが入った発砲スチロールの箱が流れてきて、潮流から調べてみると、天礼島から流れてきたことが分かりました。飛行機の搭乗者名簿にも杉下の名前があり、冠城亘は天礼島へと行きました。

天礼島ではアザラシの不審な死骸が海岸に打ち上げられ杉下はそれに興味を持って、天礼島に行きました。そこで若者たちと出会い、ロシアンルーレットというキノコの粉を飲まされました。この粉は感受性が高い人には良く効く薬で、その効果は別世界（地元ではトリップと言います）に行く気分になります。

杉下はもろにその効果が出てもうろうとした状態で、若者たちが住む”信頼と友好の館”で1週間を過ごしていました。

冠城が天礼島に着くと、信頼と友好の館でもめている岩田純（船越英一郎）と出会います。彼は信頼と友好の館から娘を連れ帰りに来たのですが、冠城が仲裁に入り岩田はその場を去ります。冠城は信頼と友好の館の代表理事・甘村井留加に杉下の写真を見せて、この男を知らないかと尋ねましたが、甘村井は知らないと言いました。

その夜、信頼と友好の館では殺人事件が発生しました。4人が殺され、第一発見者は杉下でした。地元警察を呼んで、冠城に連絡を取るように言うと、すべに天礼島に来ていた冠城が館へと走っていきます。そこで2人は会うことが出来ました。

殺人事件の容疑者は元特殊作戦軍レンジャー隊の岩田となりましたが、岩田には身に覚えがない様子で、第一話は終了しました。

第2話「進撃のアレス（解決編）」

岩田純が4人殺害の容疑者となって。北海道県警が岩田純を追いかけますが、杉下たちが岩田純を逃がしたとのことで、警視庁では杉下たちに事情を聴くために捜査員を天礼島に送り込みます。天礼島に来たのは伊丹刑事と芦沢刑事、あとで、青木刑事も来ました。岩田純を逃がした杉下はどうも岩田純が犯人だと思いません。警察に保護された岩田ミナ達4人でしたが、警察はあてにならないと逃げだし、島を離れます。杉下たちは岩田純もすでに島にはいないだろうと考えます。

杉下は館に2冊あった2年前の雑誌・フォトスが気になっていました。フォトスには片山雛子に関す記事が載っており、杉下たちは洞爺湖で武器のシンポジウムを開こうとしていた片山のところへ駆けつけます。するとミナ達4人が来て、片山に難民ボランティア団体に3億円寄付するようにプロトニウム爆弾で脅します。美奈たちは戦争反対派。武器の輸出には反対ですが、片山は武器は必要悪だと言います。

と、そこへ、岩田純が現れミナを気絶させ連れ去ります。岩田純は連れ去ったミナを自分の手で殺しました。天礼島の4人殺害はミナの仕業でした。純はそれを阻止するために、ミナを連れ帰ろうとして館に現れたのですが、ミナを止めることが出来ず、ミナの犯行を許してしまったのでした。ミナが人を殺す技は純が護衛のために子供の頃からミナに教えたものでした。不幸な親子の末路となりました。杉下は純の行動に気づけなかった事を後悔していました。

第10話

第10話「右京がパパ！？」

右京の机の上にスーパーのチラシが置いてあるのを見かけた冠城は帰る右京の後尾を追う。すると、右京にパパと声をかける少年と、少年のお母さんが一緒に歩いているところを目撃する。さらに冠城は右京の後を追う。右京たち3人はマンションに入り、幸せそうな家族に見える。

翌日、右京は冠城が尾行していたことを知っていた、あれには理由があると話すが、そこで、3億円の金塊が見つかったニュースが流れ、右京の話はいったん終わる。角田はこの金塊は今追っている密輸グループのものだと話す。見つかった金塊は警視庁鑑識課で調査される。

金塊を密輸すると消費税を払わなくてもいい、正規ルートで輸出するとで消費税10%の還付され、今の場合は3000万円が手元に残る。角田の説明が終わると、右京は冠城に家族の話の続きをする。

母と子が上からコンクリートブロックを落とされ命を狙えわれたところを偶然に右京が通りかかり、2人を練山南交番に連れていく。練山南交番では町田巡査がいる。町田と右京の前で母・桜井里見はその犯人は1年前にDVで逮捕された元夫・坂口だという。里見は以前夫・坂口のDVに苦しめられていたが、坂口は捕まった。その後、里見は静岡から東京に引っ越してきたが、2ヶ月前、出所した坂口から里見にメールが来て、里見たちへの嫌がらせが始まります。

子供の裕太は警察を信用しないという。その理由は自分の秘密基地（園芸店の倉庫）で見たダークネスデーモンが人を殺しているところを警察に話したが信用してくれなかったからだと話す。雄太はその後、ダークネスデーモンにさらわれそうになったことを話す。里見は右京に裕太の言動につかれていると相談する。そして、右京が彼女たちを警護することになった。と冠城に説明するが、右京はブロックを落としたのは坂口ではなく、ダークネスデーモンだと考えている。

金塊密輸グループの運び屋のリーダー・目黒信也28歳の死体が海から発見される。目黒は死後1週間程度。腹部に4か所均等に深い刺し傷が残っていた。凶器は不明。右京と冠城は裕太が殺害を見た時期と一致すると気づきます。

裕太が連れ去られようとします。その場に居合わせた母・里美が助けますが、里見は怪我をする。里見の話では裕太を連れ去ろうとした人はフードをかぶっていた。犯行状況からみて右京は犯人には協力者がいると考える。

右京は町田巡査が怪しいと見ている。右京は裕太の小学校前で護衛のため裕太を待つ町田に裕太は倉庫（秘密基地）に落とした大事なカードを探しに行ったと話す。

右京と冠城が倉庫にいるとフードの男がやってきます。右京はフードの男に牧草などをかき集める4本爪フォークを見せる。これで目黒を殺したんだと男に話すと、男は焦り倉庫から逃げ出すが、外で待っていた警察官に取り押さえられ捕まる。その男の名前は篠原である。

右京と冠城は練山南交番の町田巡査のところに行く。町田はDV被害にあった里見に好意を持ってしまい、盗撮もするようになった。町田は坂口のストーカー行為に見せかけて、里見を守ろうとうする。すると里美は自分を頼るようになり、ストーカー行為がエスカレートしたところを篠原に見られ、脅されたという。町田が言い訳をすると右京は怒鳴ります。

角田はあとは密輸グループの元締めだと右京に話す。右京と冠城は倉庫の持ち主で、園芸店の店主である高村修三に会いに行く、輸入している腐葉土の袋を破るとそこから密輸金塊が出てくる。右京は倉庫周辺に落ちていた腐葉土に気が付いていた。金塊密輸グループの元締めは高村である。高村は篠原に”雑草を抜け”と目黒を殺害する指示を暗にしていたことで殺人協組の罪で捕まる。言い訳をする高村に右京は「あなたは害虫ですよ」と怒鳴る。

登場人物

杉下右京 – 水谷豊

杉下右京（すぎした・うきょう）は警視庁特命係の警部です。キャリアとして警察庁に入庁後、警視庁に出向となり、経済事件などを扱う捜査二課で辣腕を振るう。しかし、切れモノ過ぎるゆえに上層部からにらまれ、特命係という閑職に追いやられてしまう。以降、配属された部下が次々に辞めていくため、“特命係は人材の墓場”などと揶揄されていた。それでも好奇心から度々事件に首を突っ込み、事件解決に挑む。

冠城亘 – 反町隆史

冠城亘（かぶらぎ・わたる）は警視庁特命係の巡査です。元々は警視庁に出向してきた法務省のキャリア官僚だったが、捜査にのめり込み過ぎた結果、法務省を事実上クビになり、異例の措置を経て希望した警視庁の一員となります。一度は広報課に配属されるが、日下部から美彌子の周辺を探るよう指示されたことから、彼女と距離を置こうと考え、美彌子に異動願いを打診。かねてから希望していた特命係への異動が実現した。右京の4代目相棒である。