約15年ぶりのハーフマラソン。途中で歩いたとはいえ、フルマラソンを完走してきたので、ハーフなら、楽勝と、気楽に参加したのが、甘かった…。
会場到着
いきなりの大きな落とし穴!当日は雨、小雨ではなく、普通の雨が降ったりやんだり。多くの参加者は、大会本部で配られたポンチョを着て走る。
レース
スタート
私は雨のレースは初体験。しかも、ポンチョを着て走るとは想定外だった。でも、走るしかないので、私もポンチョを着て走り始めた。
山に向かって走って、帰ってくる。前半はなだらかな登り、後半はなだらかな下り。高低差150m。
スタートした時は雨、8キロ地点ぐらいで雨はやんだが、また降りそうなので、ポンチョは着たまま。
折り返し
完全に高をくくって油断していたので、練習不足。折り返し地点で完全にバテていた。でも、後半は下りなので、何とかなると、プラス思考。
雨が降ると当然湿度も高い、ポンチョの中が汗だらけ、雨も入っていると思う。12キロ地点では歩こうかどうか考えていた。
それと、「こんなはずじゃない。」と思っていた。16キロ地点でまた、雨が降り出した。幸いポンチョを脱がずに着ていたので助かったが、体力の消耗が激しすぎ。
歩く寸前まで、気持ちが行ったが、何とか踏みとどまる。「ハーフで歩いてなるものか…」フルマラソンを完走した意地もある。
「ここで、歩いてたまるか!」と、前向きな気持ちに見えるが、ほとんど、心の底は後ろを向いていた。
なんでこんなことになるんや。悔しい気持ちで一杯だった。歩いたほうが早いんじゃないかというペース。
でも、実際は少しでも走っているほうが、歩くより早い。
【参加賞のウエストポーチ】
ゴールに向かって
ようやくゴールが見えてきて、何とか2時間18分でゴール。制限時間が2時間30分なので、結構危なかった。
体力的には全く余裕はなく、目標が2時間以内だったので、かなりがっくり。自分が情けない…。
レース終わって
このレースは第10回の記念大会だったので、レース後、もち投げが行われた。沢山のもちを取って、もち投げは予定以上の成果だった。
マラソンは天候への対応も必要だと、私のマラソン人生においては、大きな収穫となるレースだった。
あと、練習、準備はしっかりしないと、本番に苦しい思いをすることが教訓として得られた。マラソンを通じて、人生の勉強もできるとは、奥が深いスポーツだな。
自分の考えが甘いことを痛感させられた。
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