これも、モビルスーツ?と思いたくなるようなキャタピラ。戦争といえば戦車と重力に魂を縛られている連邦上層部が考えそうな発想だ!
ガンタンクは悪くないんですよ。
ガンタンクを紹介
登場作品:機動戦士 ガンダム
正式名称:RX-75 ガンタンク
地球連邦軍初のモビルスーツですが、ほぼ、戦車に近い。モビルアーマーというには、キャタビラでは苦しい。
武装
武器は両手?の40mm4連装ボブミサイルランチャー、両肩の120mm低反動キャノンだけだ。完全に長距離戦闘用だ。
アニメのオープニングでは勇ましく撃ち続けている!
パイロット
パイロットはリュウ・ホセイとハヤト・コバヤシの2人乗。
こちらがリュウ。
悲壮感たっぷりのこのシーンはリュウの最後。リュウは一般が多い、ホワイトベースの乗組員の中で数少ない地球連邦軍の軍人。
それなら、ガンダムに乗れよ!と突っ込みたくなるが、そこがリュウのいいところ。おいしいところは自分は遠慮して、陰の立役者に回る。
そして、こちらが、ハヤト。
リュウとの連携でガンタンクの砲台担当を務めていたが、リュウが戦死してから、ハヤト1人で操縦できるように改造して、その後は一人で操縦することなった。
ハヤトは柔道経験者でアムロとは幼馴染でしっかり者だが、どこか臆病なところもある。
ガンタンクの名シーン
ガンタンクで印象的なのは、第19話で、キャタピラが壊れて、上半身を離脱して、応戦していたところだ。
移動、旋回が出来ず、残弾だけの勝負、撃って撃って撃ちまくるしかない。これぞガンタンク。
ガンタンクには、いろんな意見があり、劇場版Ⅲではとうとう、宇宙戦でガンキャノンに変えられていた。
ガンタンクを考える
悠々と宇宙を飛ぶガンタンク。この画像だけならかっこいいが、よくよく考えるとちょっと無理があるんじゃないかと思う場面が多い。
ガンタンクは特異的な立ち位置だが、それがガンタンクだ。でも、アニメでは、無理やりに接近戦もしている。
何度も言うが、これがガンタンクだ。両手がズゴックの爪なら、接近戦もできる設定になるのだが、そこは改造しない。
また、キャタピラは必須。キャタピラをなくしたらガンタンクではない。偽ガンタンクになってしまう。
ガンタンクについての意見は根深そうだ。
宇宙でザクレロと戦うに物申す!
苦手な宇宙戦でザクレロを相手に戦うガンタンク。どう見ても下半身(キャタピラ)は要らない。せっかくのコアブロックシステムを有効に使わないところがガンタンクの頑固なところだ。
いや、ガンタンクの事をみんながよく理解している。キャタピラがなければガンタンクではないということだ!
ガンダムに労(いたわ)れるガンタンク
クッソ―、ガンダムめ~。英雄ぶりやがって。上から見下しやがって!その余裕をぶっこいた顔が嫌なんだよ。上から目線やめてくれよ。ほっといてくれよ~。
とガンタンクの心の声が聞こえてきそうだ。
プラモデル
説明書
完成品
SDは機体の特徴をよくとらえている。とりあえず、いつでも撃てる態勢だ。でも、遠くからの後方支援だけで勘弁してくれ。
背後
背中には低反動キャノンを撃った時に蒸気みたいなものがでるバックパックがある。これ、ガンキャノンと同じだな。ガンダムには無いな。
こうみると、結構特徴が多い。これでもかと言うほどの、キャタピラも特徴の一つだ。だから、キャタピラは攻撃しないでね。と暗黙のルールが欲しい。
製作を終えて
ガンタンクも、ガンダムやガンキャノン同様に、コアブロックシステムを採用しており、優秀なところもある。
いや、そもそも、ガンダムがガンタンクのコアブロックシステムを真似したのだ。アムロはガンタンクに感謝しているのか。
そういえば、アムロもガンタンクに乗ったことがあったな。ガンタンクにフィンファンネルを搭載するのもありか。
ガンタンク様、ご苦労様でした。モビルスーツ博物館があれば、必ず置いてほしい1機だ。
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