おすすめ度:90点(見てほしい)
逃亡医Fは2022年冬、日テレ系、毎週土曜夜10時に放送。主演は成田凌さんです。
追われる身の天才外科医が目の前で苦しむ人々を限られた設備と道具を駆使して救っていくサバイバル・ドクター・エンターテイメント!
感想
第1話
妙子(桜庭ななみ)がビルから落ちて亡くなった。その時、屋上には恋人・藤木圭介(成田凌)がいたが、圭介は逃げ、警察から指名手配される。
逃げる圭介は鳴海健介、1992年7月9日生まれ、さる年、29才かに座を名乗って海洋観測船のアルバイト作業員として海を渡る。復習に燃える元レンジャーの妙子の兄・八神はめっちゃ強引!妙子が生きていた時から圭介と八神の仲が悪いようだ。
妙子は自分の誕生日プレゼントにかぶった時計をお互いに交換させたので、八神が買った時計を圭介が、圭介が買った時計を八神が持っていた。
妙子、うまいな!
警察の追手が海洋観測損に忍び寄る!
と、その時、船上で働く美香子(森七菜)が事故!腕を切断しないといけないのか!となったときに圭介が手当てを始める。応急手当を受けた美香子は医務室に運ばれる。
医務室の外では船医が切断の話をしていたが、圭介は迷わず鉈(なた)で半分切れいていた美香子の腕を切り落として、冷蔵庫で保管させる。圭介は縫合する準備を始める。
乗船員には自分が恋人を殺した天才医師だと話すと、乗船員は動揺するが圭介に任せるしかないと腹をくくる。
どうやら、船医は内科だったようだ。
氷を削ってレンズを作り、できるだけ船内を冷やす。オペ中に行く音楽は、南沙織THEベストⅠ。麻酔が効くと美香子は眠る。
オペは無事に成功するが、沼津港では警察と八神が待ち構える。
しかし八神は寄港前の船に乗り込むと圭介を殴る。圭介は妙子を殺した真犯人を捕まえようとしていることを話す。この件は警察に頼れない。しかし、八神は「圭介に騙された」と妙子から送られてきたメールを見せ、圭介を力ずくで締め上げる。
だが、圭介は八神の足に麻酔注射を打って、八神から逃れ、船を乗り換えて逃亡する。
医者の勝ち!!!やっぱり、力より知恵、力より文明ですね。
お、おい、なに最後にこずえ(堺小春)の涙すすってんだよ佐々木(安田顕)!気持ち悪いぞ!圭介の活躍のいい話が台無し!ぶち壊しの佐々木だな。
全話見終えて
救いたがりの医手一律の藤木圭介(成田凌)は妙子(桜庭ななみ)殺人容疑で逃亡しながらも、けがをした人たちを助けていく。しかし、圭介もまた人々に助けられながら逃亡を続け真犯人を探す。
ちょっと変わっているのですが、圭介は手術をするときいつも音楽を聴きます。しかも、昭和の懐メロ。聞いたことある曲や聞いたことがない曲も流れるドラマ。
圭介は手術のテンポで曲を選ぶようだが私には選定の理由はよくわからない。
藤木の逃亡を一番助けたのは第1話で圭介が助けた美香子でしたが、あの時、一度腕を切断したのに気が付けば普通に腕を動かしていた。よっぽど圭介の腕がいいのだろう。
妙子の兄・拓郎(松岡昌宏)は初めは藤木を追っていましたが、途中で妙子を殺した真犯人がいると知ると、心強い藤木の味方になる。拓郎は元軍人で海外でのボランティア活動をしているいい人で、妹思いのいいお兄さん。
しかし、本気を出すと、街も破壊してしまうランボー(1982年、シルベスタ・スタローン)にもなりそうな…、ランボーも昭和だな。
意外といい奴だったのは刑事の筋川(和田聰宏)だった。拓郎に弱みを握られていやいや拓郎の指示に従っていたが、最後はしっかりとした刑事になっていた。後輩の野末(古屋呂敏)からも最終回で「ダメな先輩が、成長しました」と言われてました。
終盤になって妙子が生きていることを知ってから一気にドラマが加速しました!もう少し、佐々木vs圭介を見たかったです。
さて、黒幕がだれか?なのですが、バイオネオの狂った研究者の佐々木(安田顕)は小ボスだったようです。最後は飛び降り自殺を図りましたが、圭介によって助けられました。でも、術後逮捕されました。
大ボスは烏丸(前田敦子)だったようだ。妙子が圭介に殺されたとされていた屋上からの落下も烏丸が絡んでいたが、そこは追及なし。妙子も自分を追い込んだのは佐々木の手下の仕業だと思っている。妙子や圭介たちは烏丸が行方不明になたことはそれほど気にしていない。
烏丸は佐々木が開発したガイスト、妙子が開発したSSDη(エスエスディイータ)、そしてこれらがうまく作用して過去に死の淵からよみがえった圭介の血液サンプルの3つを海外で多額で売ったようだ。
ガイストは特効薬だが正常な箇所への影響が出る。SSDηはくすりを患部に届けることができる。なので、この2つを使うと、難病を治すことができるのだが、まだ日本では認証されていない。
しかし、圭介が過去に階段から落ちた時に圭介を助けるために、違法だが佐々木と妙子が使用に踏み切り成功していた。
海外ならこの手の事は早く認証されるので、烏丸はガイスト、SSDη、圭介の血液サンプルのデータをはじめから狙っていた。烏丸は上手く勝ち逃げに成功しました。
微妙だったのは美香子(森七菜)の気持ち。どうみても圭介のことが好きなのですがが、圭介と妙子の間に入れない。なんかちょっとかわいそうですが、美香子はすべてが解決して漁船に戻りました。
相関図
登場人物
藤木圭介 – 成田凌
藤木圭介(ふじき・けいすけ)は帝都医大所属の脳外科医。豊富な医療知識と、天才的なオペ技術、そして例え犯罪者でも目の前に患者がいれば治療するという“医手一律”の精神を持つ。
研究医で同僚でもある恋人・八神妙子を殺害した容疑をかけられ、事件の真相を突き止めるため逃亡する。現在、全国指名手配中。
沢井美香子 – 森七菜
沢井美香子(さわい・みかこ)は藤木が乗組員として身を隠す海洋観測船「第一海風丸」 で働く駆け出しの海洋観測士。
漁師だった亡き父の影響を受けて船の上の仕事を志望し、その夢を叶えたばかり。藤木と出会うことで、大きく運命が変わっていくことになる。
八神拓郎 – 松岡昌宏
八神拓郎(やがみ・たくろう)は天才脳外科医・藤木圭介に殺された八神妙子の兄。レンジャー部隊に所属していた元自衛官。
幼くして両親を亡くしたため、妹のことを娘のように溺愛していた。藤木が最愛の妹を殺害したと知らされてからは復讐の鬼として、執拗に藤木を追い続ける。
内容
第1話
天才的なオペ技術を持つ帝都医大の脳外科医・藤木圭介(成田凌)。前途洋々な未来が待っていたはずの藤木はその日、同僚で恋人の研究医・八神妙子(桜庭ななみ)を病院の屋上から突き落として殺害したという“無実の罪(冤罪)”を着せられ、天才医師から一転、警察に追われる殺人犯へと転落する……。
2週間後――。妙子の殺害事件の捜査本部に一人の男が乗り込む。妙子の兄で元自衛官の八神拓郎(松岡昌宏)。刑事の筋川二平(和田聰宏)たちの制止を振り切り、ホワイトボードに容疑者として貼られた藤木の写真を見つけた拓郎は、妹の恋人だった藤木が犯人であることを確信。藤木への異常なまでの復讐に燃える……。
そんな中、逃亡を続ける藤木は、『鳴海健介』と名乗り、ある人物に会いに行くため、海洋観測船・第一海風丸にアルバイトとして搭乗しようとしていた。先輩観測員・沢井美香子(森七菜)は、初めての後輩である藤木の指導に張り切る中、その手がツルツルであることに気づき、どんな仕事をしてきたのかと興味を持つが……。
その頃――。拓郎は、ある策略を巡らして筋川の弱みを握ると、藤木を追うための捜査情報を自分に横流しするよう迫っていた……!
一方、船上では、指名手配犯のポスターを目にした美香子が、『鳴海健介』の正体が恋人殺しの容疑者・藤木圭介であることに気づく……!着々と藤木に近づく捜査網! そんな中、船上でまさかの大事故が発生し、美香子が利き腕を失うかもしれない大怪我を負う! 逃げるのか、助けるのか? 追っ手が迫る中、藤木は手術道具の少ない過酷な状況下で、自分にしか助けられない患者を前に、医師としての選択を迫られる……!
さらに、藤木の無実を信じる後輩医師・長谷川輝彦(桐山照史)、不審な行動を取る妙子の親友・烏丸京子(前田敦子)、そして、バイオベンチャー企業の天才研究者・佐々木世志郎(安田顕)と、事件を巡って藤木の周囲の人間関係が不穏な渦を巻き始める……。出典:逃亡者F 公式HP
第10話(最終回)
治療を終えた妙子(桜庭ななみ)を「バイオネオ」から奪還した藤木(成田凌)たち。
いまだ妙子の意識が戻らない中、佐々木(安田顕)は藤木たちを捕まえようと血眼になっていた。
一方、藤木たちに、筋川(和田聰宏)から長谷川(桐山照史)が留置所で殺されたと連絡が入る。筋川と共に長谷川の妻・浩子(大後寿々花)に会いに行った美香子(森七菜)は、長谷川が遺したUSBを発見。烏丸(前田敦子)は、その中のデータが佐々木(安田顕)の秘密裏に行った違法な臨床試験に関係あると推理する。
そんな中、ついに妙子が目覚めた……!言葉にならない気持ちを共有し合う藤木と拓郎(松岡昌宏)。
そして、佐々木は留置所内の長谷川を殺したことで警察や政府の協力者たちに見放され、逆に逃亡せざるを得ない状況となっていた。佐々木は幹(堺小春)に、「DDSη(イータ)」と「ガイスト」、そして藤木の血液サンプルを守るよう言い渡す。
一連の事件について説明するべく、警察に出頭する覚悟を固めた藤木だったが、そこに佐々木から連絡が入る。
ついに、追い詰められた佐々木との最終対決。逃亡の果てに掴んだ、驚愕の真実とは!?出典:逃亡者F 公式HP
主な出演者
主な出演者(敬称略)は成田凌、森七菜、桐山照史、桜庭ななみ、堺小春、古屋呂敏、和田聰宏、酒向芳、前田敦子、安田顕、松岡昌宏です。
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