【和田家の男たち】を手短にご紹介|ミルクすき焼きアルパカで休日を優勝?家族の元カノは遠い親戚?関ヶ原の朝にハムカツ?

見てほしい(90点以上)
スポンサーリンク

おすすめ度:90点(見てほしい)

 和田家の男たちは2021年秋、テレ朝系、毎週木曜夜9時に放送。主演は相葉雅紀さんです。息子は《ネットニュースの記者》、父は《テレビ局報道マン》、祖父は《新聞記者》――3世代がそれぞれ異なったメディアに携わっている“マスコミ一家”の「和田家」を舞台に、男だらけの家族が織り成す、【異色のホームドラマ】をお届けします!

感想

第1話

すき焼きにミルクを入れるとコクが出る。両方とも牛なので相性抜群!と言うこと。デリバリーを辞めて、優(相葉雅紀)が最初に書いた記事はおじいちゃんの寛(段田安則)から聞いたミルクすき焼き。

ネットの記事には校閲はなく、昔ながらの寛や秀平(佐々木蔵之介)は頭を抱えるが、優の記事はビューを稼いでいた。見出しも素人とは思えないセンスで、私も真似しようかな。

ネット記事では見出しが大事だ!分かっていても上手く書けない。くそ~、優のセンスが欲しい。

この報道関係3人家族で世代や、立場が違うと言うこともあり、報道に対する考え方が違う。特にネット記事ライターの優は2人とは大きく考え方が違うようだ。優は今風、秀平は少し古く、寛はさらに古い。

3人の歯車がかみ合ったり、合わなかったりするのだろう。

ちょっと気になるのが、りえは本当に死んだのかなってこと。ひょっこり登場するんじゃないかな。どうなんだろう。

小さくほっこり楽しめそうなドラマです。

全話見終えて

新聞、テレビ、ネットと3世代で3つのメディアに関係する和田家の男たち。秀平の妻で、優の母親であるりえ(小池栄子)の死の真相を追及する隆平。そして、放送当日、和田家の関ヶ原と気合が入る3人は、朝からハムカツを食べて勝負に出る。

しかし、秀平の作戦は局に見抜かれあっさり失敗。やっぱり、ハムカツではゲン担ぎが足りなかったのか・・・。

それでも元気な和田家の3人。立場は違っても記者魂はみんな同じ。考え方が違っても、真実を発信すること、読者の期待に応えることを大切にするのが3人の共通点。メディアに携わる人のプライドを感じます。

誠実そうに見えた政治家・清宮(高橋光臣)の隠ぺいした過去を暴く秀平の執念と失敗に終わった時の潔(いさぎよ)さ。そして、優が最後に清宮に会いに行ったけど何も言えなかった気の弱さがそれぞれの性格を表していた。

結局、優が小説「熱狂する男たち」を出版して、寛と秀平がネットニュースサイト「和田家」を立ち上げるのは予想できなかったなか~。

優はウーバーイーツのアルバイターから小説家になって、一番の出世頭でしたが、奥ゆかしい性格は変わらず、これまで通り、寛と秀平の食事を作っているところが凄い。

寛と秀平の頑固に付き合う優はただ者じゃない。

スポンサーリンク

相関図

登場人物

和田優 – 相葉雅紀

和田優(わだ・ゆう)はコロナ禍で14年勤めた会社が突然倒産。デリバリーサービスの配達員をしながら生活をする37歳。配達先でたまたま、20年以上ぶりに祖父・寛と再会を果たし、さらに父・秀平も居合わせたことから、3人で暮らすことになる。

実は秀平は26年前に亡くなった母・りえの“再婚相手”。優が10歳のとき、「好きな人がいる」と告白され、母の幸せを願い、再婚を認めた。しかし再婚後、両親ともにテレビ局で働き多忙を極めていたため、家のこと全般は優が担うことに。その結果、たいていの家事はこなせるようになっていた。

デリバリーの配達員を続けながら和田家で暮らし始めた矢先、大学の後輩のツテでネットニュース『Buzz Topic News(通称:バズとぴ)』編集部の記者として新たな道を歩むことになる。

和田秀平 – 佐々木蔵之介

和田秀平(わだ・しゅうへい)は優の父。血は繋がっていない。テレビ局に勤務し、報道番組『フロンティアニュース』の総合プロデューサーを務めている。27年前、先輩記者だった優の母・りえに恋をし、結婚。しかしほどなくして事故でりえを亡くしてしまう。

大学卒業と就職を機に家を出、疎遠気味になっていた優と再び一緒に暮らすようになり、同じ“マスコミ”に携わる人間として価値観の議論を戦わせていく。

和田寛 – 段田安則

和田寛(わだ・かん)は秀平の父で、優の義理の祖父。長く新聞記者を務め、大手新聞社の社長にまで登りつめる。しかし任期途中で部下の不祥事の責任を取り、辞任。現在は論説委員として週に一回コラムを寄稿している。妻を亡くして以来一人だが、女性の影が跡を絶たない。

新聞記者としての矜持を今でも持ち続け、テレビマンの秀平、ネットニュース記者の優の取材、報道へのスタンスには常に苦言を呈している。

内容

第1話

コロナ禍で14年勤めた会社が突然倒産し、生活費を稼ぐためデリバリーサービス『クイデリ』の配達員を始めた和田優(相葉雅紀)。ある日、配達先で、数年間疎遠になっていた父・秀平(佐々木蔵之介)と、秀平の父、つまりは祖父の寛(段田安則)と再会する!
優が10歳の頃、母のりえ(小池栄子)と再婚する形で優の父親となった秀平。26年前にりえが事故で亡くなってからは、父子2人で暮らしてきたが、社会人になったのをきっかけに優が独立してからは、なんとなく頻繁に連絡をとらなくなっていたのだ。
優が職を失ったことを知った秀平は、寛をひとりにしておくことへの不安もあり、「ここで3人で暮らさないか?」と提案を持ちかける。平日は帰宅が遅い秀平からの「うちのことをやってくれたら、今のバイト代の3倍は出す」という申し出にちょっぴり心が揺れた優は、そのまま押し切られる形で寛の家へと移り住むことに…。
こうして、数年来疎遠だったテレビ局報道マンの父、幼い頃に数回しか会ったことのない元新聞記者の祖父との共同生活が始まった優。初日の食卓から、さっそく寛と秀平が「報道のあり方」についての議論を交わすのを目の当たりにする中、優には大学時代のゼミの後輩・三ツ村翔星(正門良規)から、ネットニュース『バズとぴ』のライターをやらないかという誘いが舞い込む。数日前に寛から教えてもらった“すき焼きの裏技”についての記事で好感触を得た優は、寛と秀平に仕事が決まったことを意気揚々と報告するが…?
取材の対象的に、まったく交わることなどないと思っていた優と秀平だったが、ある出来事が意外な繋がりを導き出すことになり…!?

出典:和田家の男たち 公式HP

ネタバレ

優が偶然撮った那須高原でのアルパカ取材の写真が国土開発大臣・高田と(株)マイニー藤井社長の癒着問題の大スクープに繋がった。寛はその写真で秀平が手柄を立てたことを喜ぶが、優は黙って報道に使った秀平に不信感を抱く。

優のネット記事は順調にビューを稼いでいた。

第8話(最終回)

ついに母・りえ(小池栄子)の死の真相にたどり着いた和田優(相葉雅紀)秀平(佐々木蔵之介)。26年前、りえを殺したのは現国土開発大臣の清宮恭介(高橋光臣)だったのだ! 秘書の証言をもとに真実を報道しようと動き出す秀平だったが、寛(段田安則)は、その結果秀平が窮地に立たされる可能性もあることを危惧。「秀平は矢面に立たされ、『フロンティアニュース』も終わるかもしれない」と忠告するが、秀平の決意は固く、とうとうその思いを尊重することに…。
リスクヘッジのため、『週刊アスタ』の編集長・岸文子にも清宮の件を共有し、秘書の証言VTRの編集も自ら手掛ける秀平。そしていよいよ『フロンティアニュース』で清宮の罪を明らかにする日がやってくる…!
一方、優と志麻さと美(石川恋)の関係にも新たな動きが。そして亜蓮(草刈民代)と結婚した寛も、亜蓮が「どうしても叶えたい」という願いを叶えてあげることに。秀平と文子の恋にも進展があり、和田家の男たちの恋もさらに加速していき…?

出典:和田家の男たち 公式HP

ネタバレ

フロンティアニュースで報道するはずだった秀平が編集していたブイは放送直前に差し替えられ、和田家の関ヶ原は敗北に終わる。これをきっかけに秀平は局を退職してしまう。

和田家の男たちには結婚の波が押し寄せ、寛と亜蓮の自宅結婚式を開き、秀平と文子(堀内敬子)も結婚することを明かし、優とさと美も結婚に向けて進んでいた。

そんな中、秀平が間違えてバズとびに間違えて送った小説が三ツ村の目にとまり、秀平は小説「熱狂する男たち」を書くと大ヒット!

寛と秀平は優の勧めでネットニュースサイト「和田家」を立ち上げると120万人の登録者数となる。こんな状況になっても寛、秀平、優は今日も3人で食卓を囲む。

秀平は寛と同じく、文子とは別居結婚。やっぱり、秀平もこの家族が好きなんだ。

後日談として、清宮の過去の事件はりえの事は伏せられたままだが、文子の力で公になり、清宮は大臣を辞職した。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は相葉雅紀、佐々木蔵之介、段田安則、小池栄子、潤浩、岡部たかし、正門良規、石川恋、駒木根隆介、宮澤美保、堀内敬子、草刈民代です。

出演者の関連記事

 

タイトルとURLをコピーしました