評価：95点（見てほしい）
仮面ライダーセイバーは2020年9月～放送された令和仮面ライダー2作目となる仮面ライダーです。主人公は内藤秀一郎さんです。小説家の仮面ライダー！消された記憶が悪夢で蘇る。
遥か昔、世界は“ある一冊の本”から出来ていた。神話、物語、生き物や科学技術などの源、そして人間の歴史が詰まった “本”。その“本”を守ってきた組織、その名はソードオブロゴス。
彼ら“聖剣に選ばれし剣士たち”によって人知れず世界の均衡は守られてきた・・・。
仮面ライダーセイバーはこれだ！
仮面ライダーセイバーは主人公の神山飛羽真が変身します。こちらは最も登場するブレイブドラゴンフォームです。剣ににワンダーライドブックを入れて、腰に巻くと変身します。
決めゼリフは「物語の結末は俺が決める！」です。
さらに、いろんなブックを差し込むことで能力が追加される。本の属性には神獣、生物、物語がある。
フォームについて
＜ドラゴンジャッ君＞
ブレイブドラゴンに”ジャッ君と土豆の木”のワンダーブックを挿すと、左側が緑色になってドラゴンジャッ君フォームになる。剣から豆を出して巨大な蔦（つた）をはやして攻撃できる。
変身シーン
こちらの変身シーンは初回変身です！
その他の仮面ライダー
この物語ではたくさんの仮面ライダーが登場します。
仮面ライダーブレイズ
仮面ライダーブレイズは新堂倫太郎が変身する第2ライダーで、水の力を用います。決めゼリフは「この水勢剣流水に誓う。僕が必ず世界を守る！」。
仮面ライダーエスパーダ
仮面ライダーエスパーダは富加宮賢人が変身し、雷の力を用います。決めゼリフは「俺は俺の想いを貫く！」
仮面ライダーバスター
仮面ライダーバスターは尾上亮が変身し、土の力を用います。決めゼリフは「問答無用！」。
仮面ライダー剣斬
仮面ライダー剣斬は緋道蓮が変身し、風の力を用います。決めゼリフは「猿飛忍者伝！」。
仮面ライダースラッシュ
仮面ライダースラッシュは大秦寺哲雄が変身し、音の力を用います。
仮面ライダーカリバー
仮面ライダーカリバーは先代のセイバーである上條大地が変身する、闇の剣士です。異世界の真実を手に入れるために現実世界を破滅させようと企みます。
今は飛羽真たちの敵ですが、飛羽真たちが所属するソードオブロゴスを裏切ったのは理由があるようで…。
ソードオブロゴス
太古の昔に世界を作り上げた大いなる力を持つ本を守り、世界の均衡を保ってきた検視の任務をバックアップする組織です。
南極大陸にはソフィアが統括するサウザンベースがあり、北極にはノースベースがある。倫太郎たちはサウザンベースに所属していた。
ストーリー
メギドとは
物語に登場する怪人で、アルターライドブックに閉じ込められている魔物たち。テザストは15年前、ソードオブロゴスとの戦いで封印されていたメギドの幹部たちで、シミーはメギドの戦闘員です。
新たな世界の構築を企むストリウスら幹部がアルターライドブックを使って生み出す怪人。ブランクのアルターライドブックを開き、現実世界を異世界へ飛ばすと、そこで破壊行為を行う。
始まり
太古の昔この世界は偉大な力を持った1冊の本から出来ました。その本にはすべての歴史が詰まっていて、聖剣に選ばれた剣士たちがその本を守っていた。
だが、ある時その本を奪おうとするものが現れ、本はバラバラになってしまった。両者の戦いは何年も続いて今も続いている。
そして、15年前、メギドとソードオブロゴスの戦いで、少女が異世界へ飛ばされた。
その場面に偶然居合わせた少年は剣士から「覚悟を越えた先に、希望がある」と言われ、手にはある本を持っていた・・・。がそれは飛羽真の悪夢かもしれない。
序盤
ある日、飛羽真が暮らす街がメギドに襲われて飛羽真は悪夢を思い出す。飛羽真はメギドを倒すために仮面ライダーセイバーに変身することになる。
その後、倫太郎たちと出会い、ソードオブロゴスに所属する剣士たちとメギドと戦う。
その中で、飛羽真の忘れていた記憶がよみがえり、悪夢は現実だったことを思い出す。
一方、メギドに協力する仮面ライダーカリバーが現実世界と別世界をつなげて偉大なる力を手に入れようとしていた。
飛羽真たち6人の剣士はメギドやカリバー（賢人）ーは飛羽真たちに妨害されながらも別世界へ行く道を作り出すが、別世界で飛羽真にやられて、目論見は崩れ去る。
中盤
上條が消える前に残した言葉「真の敵はソードオブロゴスの中にいる」。飛羽真は上條に託された。賢人の父・隼人が仲間を裏切った理由は「すべては仲間を救うため真の平和へと至る道だ」と言っていた事。隼人は暗黒件剣・暗闇を手にしたことで未来を見ていた。隼が言っていた「あのお方」とは誰か？
ソードオブロゴスの剣士たちはソードオブロゴスを離れ飛羽真の仲間になっていくが、倫太郎はソードオブロゴスに残る。そして復活した健人は世界を救うためにすべての聖剣を封印する行動に出る。
倫太郎は組織を正すために裏切り者を見つけようとしたが、マスターロゴスの手下である仮面ライダーデュランダルに窮地に追い込まれるが飛羽真が助けにやってくる。
ノーザンベースではマスターロゴスに捕らわれていたソフィアが復活して、倫太郎も仲間になって真の敵がマスターロゴスであることが判明する。マスターロゴスはすべての聖剣と本を集めて、”全知全能の書”を復活させ、その大いなる力を自分のものにしようとしていた。
ルナを手に入れたマスターロゴスはルナを使って剣士たちの聖剣を手に入れていく。全知全能の書を完全復活させるには11本の聖剣と19冊の本と世界をつなぐ存在・ルナが必要だった。
すべてを手に入れたマスターロゴスは目次録を出現させ、全知全能の書を復活させようとすると、飛羽真がルナを取り戻して阻止して、それに浮かび上がった陣形を打ち砕きます。
しかし、すでにマスターロゴスの手には新たに現れた本が・・・。本を手に入れたマスターは姿を消す。そして、助けたルナの姿も消えていく。賢人は自分が知っていた未来が変わったことを知ると、暗黒件を持たずに姿を消す。
マスターロゴスに奪われた聖剣と本は再び亮たちの元に戻ってきた。
終盤
マスターロゴスが手に入れた本は不完全な全知全能の書だった。マスターロゴスは破壊の神となり人々に戦争を起こさせることを企てる。これを阻止するのは物語を終焉に導く聖剣・火炎剣烈火である。
一方、これまでマスターロゴスの手下だった凌牙と玲花も卑劣なマスターロゴスを見限り倒すことを決意するが、飛羽真たちとは手を組まない。
飛羽真はハバトとの戦で覇王剣クロスセイバーを手に入れ、さらなる進化を遂げ、マスターロゴスが破壊した街を元に戻すが、マスターロゴスには逃げられてしまう。
マスターロゴスは飛羽真たちとの戦いを繰り返し、世界を自分のものにしようとするがことごとく敗れ、最後は裏で手を組んでいたメギトのストリウスに消滅させられてしまう。
ストリウスは不完全な全知全能の書を手に入れる。
最終決戦
凌牙と玲花も加わった仲間たちの協力でワンダーワールドでのストリウスとの最終決戦に挑む飛羽真。全知全能の書に書かれたとおりに世界が終わる瞬間を待ち望むストリウスだが、飛羽真は仲間を守るために戦う。
2000年前ストリウスも飛羽真と同じく物語を綴る詩人だった。しかし、ストリウスは歴史に残る大傑作を書き終えたが、すでに全知全能の書に記されていた。人間に創造力などないことを悟っていた。ストリウスはその事を飛羽真に伝え、全知全能の書を変える力などないと言い放つ！
その言葉に負けずに飛羽真は物語を書いてルナを喜ばす物語を作って、かけがえのない仲間にも会えた。たとえ与えられた物語でもどうでもいい。だから仲間のために物語を描く。そして、2人の戦いが始まる。
戦いながらもストリウスは人々が住む世界を消し始めます。戦いは飛羽真が劣勢になり、追い詰められますが消滅しかけるルナやこれまでの戦いでボロボロになった仲間たちが助けにやってきます。
ルナは飛羽真に新しい物語を作るように頼み、宙に浮かび、みんなの声を集めワンダーライドブックになります。それを手にした飛羽真は再び立ち上がり、仲間たちも信じる力によって再び立ち上がります。
飛羽真はストレウスを倒すが世界が終わりを迎え始め、飛羽真が倒れます。芽衣は世界の人々にネットで「物語が世界を救う」と呼びかけ、飛羽真の叫びが世界の人々の心に届きます。すると、暗闇になった世界が人々の想いで満ちあふれ、世界が物語に彩られます。
1年後、飛羽真が消え世界は救われていたが、一部の人は消えたままだった。飛羽真が書いた『エターナルストーリー』が賞をもらい、芽衣が舞台の上で飛羽真を紹介します。
その頃、飛羽真は新しいワンダーワールドで小説を書いていた。そして、復活していなかった人たちもみんな復活して、飛羽真も元の世界に復活した。
人の想いが、物語が世界を作る。
登場人物の紹介
神山飛羽真 – 内藤秀一郎
内藤秀一郎さんは仮面ライダーセイバーに変身する主人公・神山飛羽真を演じます。飛羽真はファンタジージャンルの小説家で「ファンタジック本屋かみやま」の店主。
大きな本屋ではなく子供たちに本を紹介することが大好き。15年前のソードオブロゴスとメギドの戦いの場にいたがその時の記憶は失っている。
突然現れたメギドから人々を救うために仮面ライダーセイバーとなることに。
新堂倫太郎 – 山口貴也
山口貴也さんは仮面ライダーブレイズに変身する新堂倫太郎を演じます。ソードオブロゴスに所属する剣士の1人で、丁寧な口調で、真面目な性格。ソフィアや剣士たちを家族のように思っている。
須藤芽郁 – 川津明日香
川津明日香さんはビブリオユートピア出版に勤める『月刊グリム』の飛羽真担当の新人編集者です。好奇心旺盛で剣士たちにも積極的に近づき、普通は入ることが出来ないソードオブロゴスに入り、ソフィアからも頼りにされる。
富加宮賢人 – 青木瞭
青木瞭さんは仮面ライダーエスパーダに変身する富加宮賢人を演じます。飛羽真の幼馴染で仕切り屋で明るく、温厚な性格。父の隼人が15年前の戦いでソードオブロゴスを裏切っていたことで、負い目を感じている。
尾上亮 – 生島勇輝
生島勇輝さんは仮面ライダーバスターに変身する尾上亮を演じます。36歳と他の剣士に比べて年配だが、15年前の戦いを生き残った最強の剣士です。若手の育成に尽力しており、一人息子・そらがいる。
緋道蓮 – 富樫彗士
富樫彗士さんは仮面ライダー剣斬に変身する緋道蓮を演じます。強さにこだわる剣士で、「正義＝強さ」を信条としている。賢人を尊敬し、賢人の幼馴染の飛羽真には対抗心を燃やす。
大秦寺哲雄 – 岡宏明
岡宏明さんは仮面ライダースラッシュに変身する大秦寺哲雄を演じます。ワンダーライドブックと聖剣、ベルトのメンテナンスを担当しながらも自らも仮面ライダーとして戦うマルチな存在。
人見知りが激しいが変身して、ロックバンドワンダーライドブックを装着するとテンションが上がって性格が変わる。
神代凌牙 – 庄野崎謙
庄野崎謙さんは仮面ライダーデュランダルに変身する神代凌牙を演じます。マスターロゴスに従い飛羽真たちと闘うものの・・・。
神代玲花 – アンジェラ芽衣
アンジェラ芽衣さんは仮面ライダーサーベラに変身する神代玲花を演じます。凌牙の妹で、兄の凛々しさに魅了されています。
サーベラは煙をつかさどる能力を持っていてかなり手ごわい。
上條大地 – 平山浩行
平山浩行さんは先代の仮面ライダーセイバーで、ソードオブロゴスを脱退して、メギドに協力する仮面ライダーカリバーに変身する上條大地を演じます。
ソフィア – 知念里奈
知念里奈さんはソードオブロゴスのサウザンベースの指揮者で自称「本の守護者」であるソフィアを演じます。賢人の父・隼人や上條と撮った昔の写真を持つ。
その他のレギュラー・準レギュラーはこちら
冨加宮隼人 – 唐橋充
仮面ライダーエスパーダに変身する冨加宮賢人の父で、15年前の戦いでソードオブロゴスを裏切っている。
尾上そら – 番家天嵩
尾上亮の息子。本に興味を持っていなかったが、飛羽真の戦いを見て本に興味を持つ。
ルナ – 岡本望来
15年前の現世界と異世界を結ぶ存在として異世界に吸い込まれた少女。子供の頃の飛羽真が助けようとしたが助ける事が出来なかった。
こんなところにも、ちょっと出演！
ルナ（大人）- 横田真悠
44話～登場する大人になったルナです。
主な出演者
主な出演者（敬称略）は内藤秀一郎、山口貴也、川津明日香、青木瞭、生島勇輝、富樫慧士、岡宏明、古屋呂敏、高野海琉、才川コージ、市川知宏、アンジェラ芽衣、庄野崎謙、相馬圭祐、谷口賢志、岡本望来、番家天嵩、レ・ロマネスクTOBI、平山浩行、知念里奈です。
まとめ
小説家が世界を救う！小説家と仮面ライダーの二刀流であり、文字と剣を操る文豪でもある神山飛羽真。世界は誰が作るのか、どうやってできているのか？物語の結末はみんなが決める。
キャスティングも豪華で力を与えてくれる結末に納得しない人はいないだろう。
いつの時代もみんなの想いで乗り切っていこうと感じるとてもいい内容です！
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