評価:85点(おすすめ)
ズバッと内容:みんなが魔法使い(仮面ライダー)!
『劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land』は2013年8月に東映系で公開されました。
ゲストの忍成修吾さんと陣内孝則さんが悪役を演じます。街のみんなが仮面ライダーになる夢ような世界なのですが、良い事ばかりじゃないようです。
仮面ライダーウィザードの本編はこれだ!
ストーリー
金色の魔法使いと仮面ライダーウィザードの戦いから物語は始まります。
戦いの中で、ウィザードとコヨミ(奥仲麻琴)は虹色の竜巻に巻き込まれて別世界に行きます。そこは元の世界と同じなのですが、全員が魔法使いで買い物もお金ではなく、魔力で支払います。
晴人は瞬平(戸田純貴)や凛子(高山侑子)と出会いますが、彼らも魔法使いで、仮面ライダーメイジに変身します。しかし、彼らは晴人とコヨミの事は全く知りません。晴人たちは凛子とともにエメラルド城に行き、マヤ大王(忍成修吾)に会いますが、晴人はマヤ大王が金色の魔法使いかもしれないと疑います。
晴人は自分たちは金色の魔法使いを探しますが、凛子から紹介されて仁藤(永瀬匡)とも出会います。仁藤も晴人の事が分かりません。仁藤は世の中が魔力で成り立っている事に疑問を持ち、独自の方法で魔法使いとして存在し、仮面ライダービーストに変身するためのベルトも自分で作ったと話します。
次に晴人とコヨミは面影堂に行きますが、店主の輪島(小倉久寛)も晴人たちのことは分かりません。そして面影堂では母親を虹色の竜巻に殺された子供のシイナ(瀧澤翼)と出会います。街の人々がマヤ大王を崇拝する中、シイナはマヤ大王が虹色の竜巻を起こして母親を殺したと考えています。
ある日の夜シイナが虹色の竜巻について街中を探索していると、虹色の竜巻を見つけますが、怪人・ファントムのソラたちに襲われます。そこへ晴人と仁藤が助けに来ますが、シイナは虹色の竜巻を起こした者がエメラルド城の方に行ったと聞いて次の日、晴人と仁藤はエメラルド城へ行きます。
そこで見たのは、城の地下にある人の骨で出来た”タナトスの器”でした。マヤ大と話をしていますが、晴人たちは見つかってしまい戦いが始まります。
この時の戦いでは晴人たちは一旦逃げますが、街中では晴人が侵略者とされています。晴人は人々が使っている魔力流通システムを破壊していきます。そして、マヤ大王が器に貯めた魔力を人々に逆流させると人々は苦しみます。
全てはオーマ大臣がマヤ大王が魔法が使えないことを利用して、人々をファントムに変える計画だった事が明らかになると、仮面ライダーウィザード(晴人)と金色の魔法使い・仮面ライダーソーサラー(オーマ大臣)の戦いになり、ウィーザードが勝つと再び虹色の竜巻が発生して晴人とコヨミは元の世界に戻ります。
元の世界ではシイナは母親と、マヤ大王は普通の人として家族と楽しそうに街を歩いています。
特別ゲスト
オーマ大臣 – 陣内孝則
陣内孝則(じんない・たかのり)さんは仮面ライダーソーサラーであり、怪人・ドレイクにもなるオーマ大臣を演じています。
オーマ大臣はこの物語の敵ボスでマヤ大王が子供の頃から魔法が使えなくて悩んでいる事を利用して人々をファントムに変える計画を企みます。
マヤ大王 – 忍成修吾
忍成修吾(おしなり・しゅうご)さんは生まれつき魔法が使えないマヤ大王を演じます。
世界を収める王となるマヤが魔法を使えないことをマヤの父はな悩み、オーマにマヤの事を任せます。
マヤ大王はオーマ大臣と世界から魔法をなくそうと考えていましたが、オーマ大臣はさらに人々をファントムに変える事を企んでしました。マヤ大王はオーマ大臣に利用されています。
まとめ
皆が仮面ライダーになるのは夢の世界です。KABAちゃんも、小倉久寛さんも仮面ライダーになって楽しそうでした。でも、すべての人が仮面ライダーになったらまるで、量産型仮面ライダーに見えます。
怪人・ファントムにしてみるとなんてこった!でしょうね。だから、オーマ大臣は人々をファントムにしようとしたのかな。
怪人と仮面ライダーにもバランスというのがあるんですよ。みんなが仮面ライダーになるとウィザードも不要になる!とかいろいろ言いながらも、楽しめる内容でした。
主な出演者
主な出演者(敬称略)は白石隼也、奥仲麻琴、永瀬匡、戸塚純貴、高山郁子、小倉久寛、中山絵梨奈、篤海、前山剛久、池田成志、相馬眞太、川口真五、川野直樹、KABA.ちゃん、田谷野亮、小宮孝、忍成省吾、陣内孝則、瀧澤翼です。
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