私のマラソンシーズンは秋に始まり春に終わる。夏の大会もあるがそこまで自分を追い込めないので、夏は休憩。
そして、今シーズン最後のマラソンとして選んだのが兵庫県温泉町で開催される麒麟獅子マラソン。前回の篠山マラソンから2ヶ月半ぶりのレースとなる。
会場入り
日本海沿いを走るコースだ。漁師町で田舎であるこの地域がなぜかマラソンに力を入れ、今回は30回大会。
開会式では30回連続出場している人が表彰されていた。30回連続は凄い記録だ。少なくとも30年マラソンを続けている。
現在のマラソンブームを作った多くのランナーの中の一人であることに敬意を表したい。
コースの高低差は一般的で走りやすい。驚くのは国道を渡る際に、ランナーを止めて車が通過するのを待つことがある。
地方のレースとして、こういうのもあるのかと驚いた。他は海沿い、川沿い、山間と景色の変化が楽しめるコース。
会場は浜坂北小学校で、結構盛り上がりっていた。スタート時刻が近づき、スタートラインに並んだ。
レース
スタート
今回も後方に位置取り、スタートを待つと、しばらくしてスタートの号砲が鳴った。
天気は良好、コースも悪くない。気温が高め20℃ぐらいで、海沿いを気持ちよく走りはじめた。
今回の目標タイムは2時間を切ること。最近なかなか2時間を切れない。スタートしてからは順調にペースを刻む。
海や山、田んぼなど田舎の風景がいい感じだ。しかし、太陽がサンサンと照りつける。
近くを走っていた人から「暑いですね。このレースはいつもそうなんです」と声をかけられ、思うことはみんな同じのようだ。
国道の横断近くに来ると、係の人が選手を止めたり、進めたり指示を出している。タイミングが合えば、ノンストップで国道を渡れるが、私は運悪く止められてしまった。
他の選手も待つことになり、20秒ぐらい待って通してもらえ、その後、山へ向かう。山間の幅4m程度の小さな道を走る。
折り返してくるランナーともすれ違う。トップを走る選手はさすがに早い。すごいなーと思いつつ自分のレベルを実感する。
折り返してくる選手がどんどん増える。折り返しはどこ?と思いながら進んでいくと上り坂が始めった。
折り返し
体力が消耗し始め、ようやく、折り返し地点まで来て折り返す。折り返した後は、往路の人とすれ違う。
後ろの方の人は苦しそうに走っていた。歩いている人もいた。この人たちは完走できるのかな?”頑張って”っと心の中で応援しながらも、暑さが私の体力を消耗させていた。
【参加賞のTシャツ】
そして、再び国道の横断地点まで来る。すでに私の体力も限りが見えてきていた。復路の横断は、止められずに渡ることが出来た。
ゴールに向かって
残り5キロ、ここから、田んぼを抜けて、川沿いを走り、海に出る。苦しい中で走り続けるいつもの私のパターンだ。
いまだ、ハーフマラソンのペースがつかめていない。自分の体力を有効に使い切るペースを模索している。
レースのたびに思うのだが、今回も違うなと考えながら走る。マラソンはそれまでの練習量と当日の走るペースが重要。
完全に我流の私にはそれがなかなかつかめない。今回もまた、苦しいレース展開となった。私の理想は楽しむマラソン。
タイム設定もそれほど高く設定していないはずだが、なかなか満足のいく走りができない。
海に出た時には、ゴールはまだかと、後ろ向きな気持ちが大きくなるた。ようやく小学校に戻り、ゴール。時間は2時間3分と、今回も2時間を切れなかった。
【参加賞の袋】
レースを終えて
この大会は、参加賞に海産物ももらえる。私はカレイを頂いた。おいしくい食べさせてもらいました。コースはいいコースなので機会があれば、再度挑戦したい。
ハーフマラソン5レース連続で2時間が切れない。次こそ何とかしたい。
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