ザクⅠが成果を残したので、その後、数多くのモビルスーツが作られることとなった。ザクⅠ以前にもモビルスーツは存在していたようだが、そんなもの後で取ってつけた話だ!
元祖モビルスーツはザクⅠと言っていいだろう。
ザクⅠを紹介
登場作品:機動戦士 ガンダム
正式名称:MS‐05B‐ZAKUⅠ(別名:旧ザク)
ジオニック社は人型の利点を理解してこの機体を開発した。旧ザクの原型は宇宙世紀(UC)73年に作られ、改良を経て、74年に、この形となった。
ガデム大尉(パイロット)
最初にザクⅠが登場した機動戦士ガンダム第3話でのパイロットはガデム大尉。シャアのムサイに補給物資を渡しに来たが、ガンダムの攻撃を受けて、武器も持たずにガンダムに戦いを挑んだ。
結果はモビルスーツの性能の差もあり惨敗。ガデムが乗るザクⅠはガンダムにビームサーベルで切られて爆破。
武装
武器はザクマシンガン、ザクバズーカ、シュツルムファウスト、ヒートホーク、そして、防御も兼ねるスパイクシールドである。多彩な武器はこの機体の汎用性の表れである。
プラモデル
説明書
面白いのはガンダムシリーズが始まった機動戦士ガンダムの1年戦争においても、ザクⅠは旧型のモビルスーツであること。
ジオン公国はこの機体が完成したので、圧倒的に物量的不利の状況で、戦争を仕掛けてきたともいえる。
モビルスーツにはそれだけの戦術的価値があるということだ。
完成品
サクッと組み立てるとこんな感じです。シンプルですが非対称でデザイン性が高い!
塗装 メタリック
できるだけイメージを変えないように塗装してみました。グリーンメタリックと、グリーンメタリック+シルバーで筆塗り。
ジオン色でのザクⅠと言えるだろう。ザクバズーカーとスパイクシールドは必須だ!バズーカーはシルバー、スパイクシールドは太ももなどと同じ色。
少し、アップにしてみた。ザクと違いあご周りのホースはない。右肩には丁寧に、バズーカーラックもあって、実用的です。
多分、バズーカの砲身を安定させて、照準を合わせやすくしたのだろう。スパイクシールドは他の機体に継承したいな。
実弾やビーム兵器だけでなく力任せの戦いには有効な武器になる。撃ちあいだけが戦いではないはずだ。
塗装(背面)
バックパック(別名:ランドセル)も小さくシンプル。モビルスーツの原点は旧ザクにあり!
製作を終えて
子供のころから作ってみたかった旧ザク。あの頃は朝早くプラモデル屋さんに並んでも欲しいプラモが手に入らなかった時代。
すごい社会現象だったんだと思う。30年の時を経てようやく作れた。
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