松江城マラソン2023(2023年12月3日)に参加しました。今シーズンの目標としている国宝5城完走の第3レース。
中海の大根島と江島に感激!シジミ汁の誘惑に…。
コース
レース前
小雨が降り、冷たい風が吹く中、スタート前の緊張感が走る!しかし、スタートゲートは見当たらない。
今日は4時間30分を狙う!!と意気込む。
レース
前半戦 ~中海を目指して~
あまり派手なスタートじゃない。
まあ、いいや。とりあえず、初めはゆっくり走ろう。
スタート地点の松江市総合体育館から松江城、松江駅と行って、再び総合体育館に戻ってくる。
ここで約4km、もう少し進んだところで、5km地点。タイムは31分1秒と、いい感じ。
ここから10kmまで平坦。流れに身を任せて走っていると、10km地点を59分51秒で通過。
あれ?いいペースだ。と調子がいいことを確認。これが罠の始まりかもしれないと、思いつつも、ポジティブ思考であまり考えない。
(参加賞Tシャツ)
ここからが第1の坂が始まる。ちょっとペースを落としたが順調に坂を上り、重力に任せて坂を下る。すると、中海が見えてくる。
デカい!あれ、日本海に抜けたのか?と思うほどデカい。このころ、雨が強くなってきた。靴も濡れている。
しかし、ペースは順調。逆になぜ?と疑問に思いつつも調子がいいからだとポジティブ思考のまま。
15km地点を1時間29分で通過。キロ6分と考えても1分の貯金がある。これは好タイムが狙えるかも!?
そして、大根島を目指して中海の陸橋を走る。天気が良ければ気持ちいいと思うがあいにくの雨と風。
湖面(海面?)の上を走っている気分になる?
ここで、少しずつペースが落ちてくる。長い直線に少し気が滅入(めい)る。緩やかなカーブなのですが、体感的には数kmのずーっと直線。
20km地点を1時間59分58秒で通過。ほぼキロ6分。ここからどこまで辛抱できるか…。と、思っていると空腹が襲ってくる。
後半戦 ~エイドの楽園~
お腹減ったな~、風が冷たいな~、とパワーダウン。ハーフを2時間7分35秒で通過したが、そこから、腹が減って、どんどん苦しくなる。
遠くに見えていた江島大橋(通称:ベタ踏み坂)が目の前に見えるが、もうそれどころじゃない。
この坂を上るコースじゃなくてよかった…。と苦しみながら横目で江島大橋をチラッと見る。25km地点を2時間31分48秒で通過する。
26.8km地点にエイド。シジミ汁、羊羹(ようかん)3種(あん、柚、抹茶)、芋アンパン、漬物…。空腹の私は誘惑に完全に敗北。
おお、シジミがいっぱい入っている。体も温まる。ここは天国か?楽園か?
か、からだほっしている…。たらふく食べることに…。
もう、ここから動きたくない!!と悪魔のささやきが聞こえてくる。
しかし、そうともいかず先に進む。これまでのマラソンでこんなに長い間エイドに滞在したのは初めて。10分ぐらいいたかも。
食べ過ぎて、これ、走れるのか?と自問自答していた。とりあえず、消化しなければ…。とゆっくり走る。
しばらく走ると、今度は左ひざに痛みが発生。やっぱり、前半とばし過ぎたかなと、振り返りながらあっさり歩き始めた。
もう、こころの緊張の糸は切れている。スタートの頃には戻れない。
(参加賞Tシャツ裏)
そんなこんなで、ラン&ウォークで30km地点を3時間15分20秒で通過。この5kmは43分32秒。エイドに長期滞在しすぎた…。でもおいしかった。
こうなると、タイムはあきらめて狙うは完走のみ。足の調子を見ながらラン&ウォーク。第2の坂を上ったところにある35km地点を3時間53分41秒で通過。
第3の坂の下り途中にある40km地点を4時間29分36秒で通過。最後の意地を少しだけ見せた!誰に見せた?自分だよ!と一人ノリ・ツッコミ。
そして、最後の力を振り絞り、4時間43分13秒でゴール。
タイムは今一つでしたが、忘れられないのは26.8km地点エイドのシジミ汁の温かさと、柚羊羹のおいしさ。他にもたくさん食べたな~。
タイムが遅いのは力不足かな~。
レースを終えて
私のタイムは悪かったけど、いいコースだと思います。特に中海エリアはお勧めです。
途中のエイドの誘惑には要注意。あれはランナーにとっての楽園…。
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