おすすめ度:83点(見てほしい)
最高のオバハン 中島ハルコは2021年春、フジ系、毎週土曜夜11時40分に放送。主演は大地真央さんです。
大地真央さんがきれいで、オバハンとは言えない。大地真央さんがオバハンなら他の人はどうなる?大地真央さんの言葉には気品と力強さがある!背筋もピン!さすが元宝塚歌劇団月組トップスター・・・、遠い昔の話か?
感想
第1話
松本まりかさんの魔性ぶりがゼロ、今回は大地真央さんが演じるハルコに助けられる展開です。大地真央さんって、きれいに見えるけど、何才?
というわけで少し調べてみると、65才ということでビックリ。美の魔術師です!
さて、ドラマの内容ですが、名古屋が舞台で、名古屋城がいきなり登場!お城はいいですね。行ってみたくなります。
尾張の国と言えば織田信長、ハルコの振る舞いが織田信長に見えきます。でも、名古屋城を作ったのは徳川家康なんです。
細かいことはさておき、不倫ということで、袴田吉彦さんが登場!いまでは鉄板ネタになってます!
役者としての袴田さんのポジションは確立されたようです。
ハルコが「大阪のケチは値切るだけ、名古屋のケチはお値打ちが好き。」と言ってました。面白い表現に「なるほど~」と、ハルコのペースにハマりました。
期待以上のドラマになりそうで楽しみです!
全話見終えて
このドラマから学んだことは名古屋の人が家康を輩出したことを誇りに思っているということ。家康が江戸幕府を開いたのだから東京を作ったのは愛知だということ。
愛知に住まない私にはピンときませんが、このドラマを見て私の脳裏に刷り込まれました。
ハルコさんがどうしてもオバハンに見えない!それは、大地真央さんのせいですね。いや、待てよ、愛知のオバハンはみんな美しいのか?と思って大地真央さんの出身を調べたら、兵庫県の淡路島。淡路島と言えば玉ねぎ・・・。
中島ハルコの正体は淡路の玉ねぎオバハンでした・・・怒られそうですが、ハルコ風に言うと、こんな感じですね。
ハルコとは対照的なのがいづみのひ弱さ、運の悪さ。いつもハルコに振り回されるいづみですが、魔性の女を演じることが多い松本まりかさんのこれまでとは違う演技にちょっと残念だったかな。
新しい、一面が見えたのはよかったのですが、主役を越えるインパクトを残す松本まりかさんが見たかった。でも、大地真央さんと松本まりかさんの新しいコンビはなかなか良かったと思います。
続編がありそうな終わり方でしたが、さらにパワーアップした続編に期待しています。
相関図
登場人物
中島ハルコ – 大地真央
中島ハルコ(なかじま・はるこ)は名古屋生まれ、名古屋育ちのお嬢様。短大卒業後、親の勧めで一度目の結婚をするが、社長夫人生活が退屈過ぎて離婚。一念発起し、医大受験。その後、美容外科医として独立後に二度目の結婚をするも、夫の浮気でバツ2に。その後は仕事に邁進。ハルコクリニックを成功させた敏腕経営者。人当たりは最悪。口を開けば、自慢話か毒舌か。上からズケズケとモノを言い、人の弱点を看破し、容赦なく傷をえぐる。なのに憎めず、むしろ不思議と痛快なのは、それが真実だから。
菊池いづみ – 松本まりか
菊池いづみ(きくち・いづみ)は弱小出版社に勤務するグルメ雑誌の編集者兼ライター。埼玉県出身。中学生の時、両親が離婚。母と弟が今も実家に住んでいる。裕福ではない暮らしの中、堅実に質素に育つ。就職を機に、東京で一人暮らしを始める。出来れば結婚し、好きなものだけ書いて過ごしていきたいと思っているが、未だに夢は叶わず。実は10年ものの不倫を抱えているダメンズ女子。ハルコとの出会いで、その常識を度外視した嵐のようなエネルギーに翻弄されながらも、徐々に女性として、人間として成長していくことに!?
内容
第1話
38歳独身、弱小出版社の編集兼フードライターの菊池いづみ(松本まりか)は、ひとり名古屋の東山動植物園にいた。10年物の不倫相手に200万円を貸した後、5か月も連絡ナシ…。ため息交じりにイケメンゴリラを眺めていると、突然、携帯電話に着信が…。
「ちょっとあんた!シャバーニに会うときぐらい携帯切っときゃーよ!」といきなり一喝してくる隣のオバサン。その後、タクシーに乗ろうとすると、先ほどのオバサンがいきなり同乗、行き先が一緒と知るや勝手に運転手に指示を出しこう言い放つ!
「あなたラッキーね、私と話せるなんて」。着いたのは老舗ホテル。そこでパーティの取材を終えたいづみは、会場内で「ハルコ先生」と呼ばれ、ドレス姿で優雅に微笑む、あのオバサンを発見!その正体は自らを「美のスーパードクター」と名乗る中島ハルコ(大地真央)。東京・恵比寿の超人気美容クリニックを経営。名古屋では超有名セレブ、政財界からも一目置かれる人物だという。
いづみはひょんなことからハルコとお近づきになり、計らいでホテルのスイートルームに宿泊させてもらうなど、別世界を味わうことに…。
「私の事、もしかして、貴方の人生を変える女神って思うわよねえ」ハルコの口ぶりはかなり怪しいが、後日、いづみは豪華なセレブパーティーにお供するのだった。
そこで遭遇したのはイケメン実業家・大貫研一(袴田吉彦)と、その愛人・吉岡久美(大西礼芳)。くしくも10年物の不倫女を前に、自身の境遇を重ねて心苦しくなるいづみ。久美はハルコに「彼が籍を抜いてくれないと再婚できない…」ととんでもない相談を持ち掛けるが、そこで、ハルコが放った超毒舌アドバイスとは!?
さらに矛先は絶賛不倫中のいづみにも向くかと思いきや…。
オトナの土ドラ史上最強スーパーレディー爆誕!
世の不正や悩みをなぎ倒す、痛快毒舌エンターテインメント、開幕!
出典:最高のオバハン 中島ハルコ 公式HP
第8話(最終回)
リトルハルコは詐欺師一味のボスだった!
倉庫に監禁されたハルコ(大地真央)といづみ(松本まりか)たち。小夜子こと本名・青柳かめ子(NANA)の手下によって放たれた炎が二人に迫るが、ハルコの辞書に諦めるという言葉はなかった!一方、バカがつくお人よしのイケメンシェフ・沢田(平岡祐太)はかめ子一味によるイベント詐欺にひっかかり1000万円の借金を背負うことに。さらに寄付金を出した町民たちにもつるし上げられ、万事休すかと思われたその時、ハルコの声が響き渡る!
「騙された原因は郷土愛。そんな余計なものを持ってる甘ちゃんだからダメなのよ!」
地元・愛知を愛するハルコが、まさかの郷土愛否定!? ハルコの真意が分からずいづみもただ戸惑うばかりだが…。
令和の水戸黄門ことハルコの最後の逆襲が始まる!
小夜子(NANA)、大石(武田航平)ら悪人たちに鉄槌は下されるのか!? いづみと沢田の恋の行方は!?
そしてラストには豪華メンバーが終結! 老舗ういろう屋の4代目・三島昭宏(田山涼成)、その息子と婚約者の隆行(永嶋柊吾)、真澄(小林亜実)、ハルコの従妹・聖子(高橋ひとみ)、ハルコにぶった斬られたはずのグルメインフルエンサー・ケイスケ(河相我聞)らのほか、祭nine.の寺坂頼我、神田陸人も本人役で急遽参戦!ドラマ史上、最もカオスな最終回!? 中島ハルコの痛快毒舌を最後まで見逃すな!
出典:最高のオバハン 中島ハルコ 公式HP
主な出演者
主な出演者(敬称略)は大地真央、松本まりか、合田雅吏、蕨野友也、真魚、今野浩喜、田山涼成、シャバーニ(ゴリラ)、高橋ひとみです。