【獣になれない私たち】を手短にご紹介

おすすめ度：77点（まあまあ）

中学聖日記は2018年秋、日テレ系、毎週水曜夜10時に放送されました。主演は新垣結衣さんと松田龍平さんです。恋と友情、大人のお付き合いを描いています。

他の主な出演者（敬称略）は山内圭哉、犬飼貴丈、近藤公園、伊藤紗莉、黒木華、田中圭、菊地凛子、田中美佐子、一ノ瀬ワタル、松尾貴史、飯尾和樹です。

飯尾和樹さんは相関図では表記していません（第8話まで内緒）が、橘カイジ役です。

内容
登場人物
1. 深海晶 – 新垣結衣
2. 根元恒星 – 松田龍平
相関図
ドラマを見終えて
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内容

深海晶はECサイト制作会社の営業アシスタントをしていました。人が良く、よく働くことから人から頼られ過ぎストレスを溜めこんでいきます。それでも晶は仕事で気性の荒い九十九社長（山内圭哉）に、何とかついていこうとしますが、最後は社長に対して、不満をぶちまけ、自分の区切りとして会社を退職します。

恋愛でも、4年付き合った花井京谷が別れた引きこもりの元彼女・長門朱里（黒木華）と同棲していましたが、晶は過去の不幸な境遇から京谷から離れならない心境となってしまい、朱里の事は出て行ってもらうということで、京谷とのお付き合いを続けます。そしてあろうことか、朱里と晶が同じ職場で働く事にもなります。

一方、根元恒星はある企業の粉飾決算に協力を続けて、この呪縛から逃れようと、自分の会計士人生をかけて、告発し、最後は事務所をたたむことになります。恒星も破天荒な女性である橘呉羽（菊地凛子）との恋愛を経て、一人となっています。
呉羽とは別れてからも、知り合いとして付き合っています。呉羽はすでにゲームクリエーター橘カイジ（飯尾和樹）と結婚していますが自由な女性です。

そんな、晶と恒星がクラフトビールバー「5tap」を中心にちょっと変わった男と女のお付き合いをしていきます。”恋をすると心の鐘が鳴る”がキーワードです。

登場人物

深海晶 – 新垣結衣

深海晶（しんかいあきら）はECサイトの制作・運営を手がけるIT企業「ツクモ・クリエイト・ジャパン」でアシスタントをしていますが、人の好さからいろんなことを任されます。そのためか、周りの社員たちは晶を当てにして今一つの仕事っぷりです。社長の九十九からも当てにされ過ぎて、ブチ切れますが、逆に「特別チーフクリエイター」の役職を与えられ、前と変わらない業務対応を求められます。私生活でも不運な生き方をしており、心が弱ることも多々あります。

根元恒星 – 松田龍平

根元恒星（ねもとこうせい）は「根元公認会計士・税理士事務所」の会計士・税理士です。仕事に関しては忠実なのですが、ビールバーで出会った晶には晶の笑顔を「嘘くさい」、「キモい」といいます。元恋人の橘呉羽（菊地凛子）は別の男性と結婚してしまいました。それでも強がる恒星です。そんな構成にも闇の部分があります。兄の借金問題を解決するために粉飾決済の税務申告に加担してしまい、憤りを感じながら生きています。

相関図

ドラマを見終えて

毎回お酒を飲むビール店「5tap」の店長タクラマカン斉藤（松尾貴）、近所のラーメン屋でよく出てくる岡持三郎（一ノ瀬ワタル）の演技が面白い。深海が務める「ツクモ・クリエイト・ジャパン」の同僚、松任谷夢子（伊藤沙莉）、上野発（犬飼貴丈）、花井京谷の母親花井千春（田中美佐子）と新旧の演技者が上手く絡み合っていた。個性あふれるわき役はドラマの宝。

　特に、橘カイジは名前は出ていたが、第8話まで登場せず、誰が演じるのか楽しみでした。そして登場した時には、意外にも飯尾和樹で、ちょっと苦笑したが、呉羽の夫としてピッタリ。なかなかのキャスティングでした。

新垣結衣は可愛さは抜群だが、色気演技には欠けるものがあったかな。第一話を見た時の期待に比べると、やや残念なドラマ展開だったかな。ドラマに出てきた「鐘がなる」経験をした人はどれだけいるのかな。私には鳴らなかったような気がする。これから鳴るのかな。