【トモダチゲームR4】を手短にご紹介|借金2000万円、参加費200万円はクラスの修学旅行費?悪魔vs天才のはずが…バカは後の祭り?

おすすめ(80~89点)
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おすすめ度:89点(おすすめ)

 トモダチゲームR4は2022年夏、テレ朝系、毎週土曜夜11時に放送。主演は美少年です。突然背負わされた多額の借金を返済するため、4人の友だちとともに拉致され、謎多き「トモダチゲーム」に参加することになった高校2年生。

ゲームがスタートすると、裏切り者が出現!何より大切な友だちであり、固い絆で結ばれていたはずの彼らの心に猜疑心が芽生え、友情はもろくも崩れ始めます。

感想

第1話

5人で友達の中の誰かが2000万円の借金を抱えている。クラスの修学旅行の費用を使って、トモダチゲームに参加することになる!2000万円の借金を5人で分けて各自の借金は400万円からスタートする。

誰が借金して、誰がトモダチゲームに参加することにしたのかさっぱりわからない。

5人がそれぞれ簡単な問題を出題して1問でもクリアすると全員40万円獲得…。

ゲームの様子はネットで配信されている。

「みんな一緒ゲーム」スタート!

ゲーム中、声を出すと借金が倍になる。

1人目の四部(井上瑞樹)が問題カードを引くと何やら顔色が変わり「日本一高い山は富士山である」と出題するが、5人の回答は「NO」を指す。何が起きているのか…。

2人目の沢良宜(久保田紗友)が問題カードを引くと「1+1=2である」と出題する。しかし、またもや5人の回答は「NO」を指す。

3人目の美笠(佐藤龍我)が問題カードを引くと「日本は英語でジャパンである」と出題する。しかし、またもや5人の回答は「NO」を指す。

どういうことなのか…。

4人目の片桐(浮所飛貴)が問題カードを引くと、そこには、「問題は出題者が考えろ」と書いてあり、右下には「不正解の場合、出題者のみ借金が半額」と書いてある。

みんなこのカードを見て、自分の借金を減らすためにわざと彩ったのか?

片切はみんなを救うために「1週間は7日間である」と出題すると、5人の回答は「NO」を指す。なぜだ?誰かが最後の心木に借金を背負わせる気なのか?

5人目の心木(横田真悠)が問題カードを引くと、これまでと違い「私たちはこれからもずっと友達だ」と書いてあり、読み上げる。

ここで答えが間違えば心木にすべての借金が行くルール。

その時、片切が声を上げる。この時点で片切の借金が倍になる。片切は友達を挑発するが、他の者は声を出さない。片切は問題用紙に「ゲームがクリアできなかった場合、全員分の借金を背負うのは、その時点での借金額が一番すくない者」とルール変更が書いてあったと嘘をつく。

でも、最後に冗談だよ。と言葉を添える。この話は本当なのか…。と疑心暗鬼になる4人。

すると、心木の質問に対して、5人の答えは「YES」を指して、ゲームクリア。この時点で、片切、心木の借金は360万円、他の者は160円になるが表情は疑心暗鬼の表情が隠せない。

ゲームが終わってから少しずつ心の内を話し始めるが、これがどうなのか…。とここで1話が終わる。

あかん、めちゃめちゃ怪しい。誰が話をしても本当なのか、嘘なのか。だ、ダメだもう信用できない。「友情は見えないけど、友情が壊れるのは目に見える」byノベル(菊池風磨)は名言かも。

人間不信に陥る第1話でした。

全話見終えて

本当に友達?トモダチゲームに参加するきっかけとなったのは天智(佐藤龍我)だったが、そんなことは大した問題じゃない。大した問題じゃないと言ってしまうが、大した問題じゃないとことが重なってゲーム進んでいく。

友達の関係性は小さなことでひびが入るが、それもまた大した問題じゃない。小さな傷を負い、修復を繰り返していくのも友達だからできること。

単純なようで、複雑な関係性を楽しむのがこのドラマ。

さて、友一は友達思いですが、過去に人を殺したこともある。冷徹な性格を持つ悪魔。友一は悪魔の自分を押し殺して学校では天智、志法(久保田紗友)やゆとり(横田真悠)、誠(井上瑞希)と友達関係を築いていた。

しかし、トモダチゲームに参加することで友一の悪魔の心が顔を出す。トモダチゲームの運営側から与えられる試練を友達を利用して、時には運営側を欺いてゲームをクリアしていく。

途中、登場するグループKのバスケチームの天才・紫宮(藤井直樹)との駆け引きは緊張感が高まる。天才vs悪魔どっちが勝つ?と迎えたセミファイナルゲームでは言葉を交わさずともお互いの行動を見てアイコンタクトで手を組み、勝者となる。

そして、最後のゲームでは真の裏切り者が誰かと問われる。大方の予想では運営側にいた志法なのだが、真の裏切り者はこのゲームをの発案者のゆとりだった。

ゆとりは学校でいじめられていたが、友達がいるユートピアを夢見て、トモダチゲームの漫画を描いていた。その漫画を火室(菊池風磨)が見つけて具現化したのが大人のトモダチゲームだった。

しかし、ゆとりの思いとは裏腹に参加する友達グループは裏切りを続ける始末で、ゆとりは友達の絆のもろさに失望感にさいなまれていた。

そんな時、ゆとりは天智を使って友一たちとともにトモダチゲームに参加していた。友一はこれまでの事を振り返ってみるとゆとりの不審な行動に気付く。

真の裏切り者がゆとりであると判明するが、友一たちはゆとりを友達として受け入れる。ゆとりは裏で糸を引いていたがそれでも友一たちの友達であることには変わりない。

ゲームをクリアして日常生活に戻る友一だったが、果たして悪魔の心を持つ友一が普通の生活を送ることに満足できるだろうか?とドラマは終わる。

ちょっと、ゲームのルールが複雑でしたがあまりルールを気にすることなく友一の悪魔を楽しく見ていた。毎回、ゲームのどこから友一がゲームを支配していたのか振り返って説明してくれるが、友一の仕掛けはかなり早い。

紫宮との共闘も見事で、仲間を助けながらも、単純なクロサキだけが敗北した時の爽快感は見もの。天才と悪魔の共通点は意味のない行動をしないこと。

単純馬鹿で悪人の黒崎は無駄な動きばかりだったので、バカは頭が切れる人とコンビを組んではいけない、いや組めない。頭のいい人が近づいてきたら要注意!

自分の身の丈にあった人とコンビを組みましょう!でも、頭のいい人が本当に味方(友達)になったときはしっかりついていきましょう!

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相関図

登場人物

片切友一 – 浮所飛貴

片切友一(かたぎり・ゆういち)は高校2年生。両親を亡くして以来、一人暮らしをしている。バイトをしながら貧乏生活を送っているため、お金に対する考え方は超シビア。友人の美笠天智、四部誠、沢良宜志法、心木ゆとりとともに「トモダチゲーム」に参加することになり、過去の経験から得た洞察力や交渉術を活かして戦いに臨む。友達を大切にしているが、ゲームが進むにつれ知られざる過去や本性が明らかに…!?

沢良宜志法 – 久保田紗友

沢良宜志法(さわらぎ・しほ)はクラスの副委員長で頼れる存在。警察官の父をもつ、品行方正でマジメな優等生。四部から好かれているが、実は友一に好意をもっている。

火室ノベル – 菊池風磨

火室ノベル(ひむろ・のべる)は「トモダチゲーム」の運営に、新人としてやってくる謎めいた男。

モニタールームからゲームの戦況を見守る。一方で片切友一とは過去に何かしらの因縁があるようで、特別な視線を送っている。物語全体の鍵を握るキーマン。

内容

第1話

高校2年生の片切友一(浮所飛貴)は、母の教えを守って、幼い頃から“お金よりも友達を大切にする”をモットーに、明るく学生生活を送っていた。両親を亡くして以来、貧乏生活を強いられている友一だが、どうしても友だちと一緒に参加したいと、必死にアルバイトをして修学旅行費を捻出。しかしある日、クラスメイトの修学旅行費200万円が盗まれる事件がぼっ発する…!
犯人捜しが始まり雰囲気が悪くなる中、友一は、学年トップの秀才・美笠天智(佐藤龍我)、お金持ちのボンボンでムードメーカーの四部誠(井上瑞稀)、刑事の娘で正義感の強い沢良宜志法(久保田紗友)、おとなしくて漫画好きな心木ゆとり(横田真悠)ら、仲のいいクラスメイトとともに拉致されてしまう…。
5人が目覚めると、そこは謎めいた「トモダチゲーム」の会場だった――。何が何だかわからず大パニックに陥った友一らの前に現れたのはゲームの案内人・マナブくん。マナブくんは、「この中に2000万円も借金をした人がいるから、みんなでゲームに参加して返済してほしい」と言い始める。理不尽な言葉に憤慨する5人だが、この中の誰かが参加費200万円を払ったと知り、がく然…。しかし、“何か事情があって友だちを頼ったに違いない”という結論に達し、5人は一人あたり400万円の借金を抱えてゲームに参加することになる。その際、マナブくんから告げられたゲームの秘訣はただ一つ、「友だちを疑わないこと」。友だちを信じてさえいれば簡単にクリアできるはずなのだが…!? 一方、ゲームに臨む友一らをモニタールームから悠然と見守る布袋昭稔(杉本哲太)、水瀬マリア(片山友希)、如月ハル(内藤理沙)、そして火室ノベル(菊池風磨)ら運営側の思惑とは…?
そんな中、ついに5つの問題にYES/NOの2択で解答する『みんな一緒ゲーム』がスタート! 超簡単な問題にひとつでも正解するとクリアと聞き、安心する5人だが…いきなりありえない事態が起こる!
まさかこの中に裏切り者がいるのか――? 疑心暗鬼になった5人の友情は早くも崩壊寸前!? 極限状態に追い込まれた息詰まる心理戦が、ついに幕を開ける。

出典:トモダチゲームR4 公式HP

第8話(最終回)

いよいよ『友情の檻ゲーム』が最終局面を迎え、見張りのいない1日が始まる。片切友一(浮所飛貴)、美笠天智(佐藤龍我)、紫宮京(藤井直樹)と一時的に手を組んでいたクロキサトル(深水元基)は、密かに鍵を入手。見張りのいない日に、友一らを裏切ってひとりで脱獄しようと目論んでいた。巨額の賞金を独り占めし、友一らに吠え面をかかせてやると、ひとりで浮かれるクロキだが…!?
一方、トモダチゲームの主宰者・火室ノベル(菊池風磨)は、“悪人”の本性むき出して「運営をぶっ潰す」と宣言した友一に、最後の勝負を持ちかける。天智、四部誠(井上瑞稀)、心木ゆとり(横田真悠)、そしてトモダチゲーム運営に身を置く沢良宜志法(久保田紗友)ら“友達”を人質に取られ怒りに燃える友一は、火室の用意したゲームに挑む。すると火室がこれまで秘めてきた2人の過去について語り始めて…!? 友一と火室の因縁の戦いが、ついに決着の時を迎える――。
友達とは何なのか、そして真の友情とは? 嘘、嫉妬、駆け引き、裏切り…人間の欲望がむき出しになる究極の心理ゲームがついにクライマックス! 本当の裏切り者は、果たして誰だ!?

出典:トモダチゲームR4 公式HP

 主な出演者

主な出演者(敬称略)は浮所飛貴、佐藤龍我、井上瑞樹、久保田紗友、横田真悠、藤井直樹、岩崎大昇、猪狩蒼弥、金指一世、那須雄登、菊池風磨、伊藤俊介、片山友希、杉本哲太、内藤理沙です。

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