【半径5メートル】を手短にご紹介|おでんオジサン予備軍にご注意!日常の違和感をテーマに記事を書く2折!

まあまあ(70~79点)
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おすすめ度:79点(まあまあ)

半径5メートルは2021年春、NHK、毎週金曜夜10時に放送。主演は芳根京子さんです。「なぜ私はこんな思いをしているのだろう?」――世の女性たちが日々感じている違和感や生きづらさ。

女性週刊誌の若手編集者と型破りなベテラン記者のバディが、身近な話題から世の中を見つめていく。

感想

第1話

子供にレトルトおでんを買おうとした主婦が見知らぬオジサンに注意された。これがSNSで”おでんオジサン”として話題となっている。おでんオジサンは主婦に子供にはおでんぐらい作ってやれよと言っていた。

おでんオジサンの言いたいことも分からくもないが、人に自分の考えをおしつけるのは今の世の中に逆行している。

この主婦の夫も手作り料理を子供に食べさせる派で、たまたま夫が出張の日にこの主婦はレトルトおでんを買っていた。主婦も手を抜けるときは抜いたほうがいいと私は思う。

これをテーマに記事を書くことになった風未香(芳根京子)でしたが宝子(永作博美)と一緒に仕事をすることで視点が変わっていきます。そして風未香がたどり着いたのは、おでんオジサンも何かのしがらみでそういう発言をする人になったんだということ。

子供には・・・から始まって、男だから、女だから、男は強くないといけない、男は泣いてはいけない、男は女を守らないといけない。男と女の役割もあると思うが、それが人によっては考えが違う。

男だから、女だからと言ってはいけないのかと言われると、上手く答えることはできない。

こういうドラマを見ると面倒な世の中になったものだと感じます。発言の自由は認められるが、言いたいことを言うと叩かれる。今、世の中は考えるだけで発言してはいけない方向へ進んでいるのかもしれない。

風未香はおでんオジサンの事を書くのではなく、”おでんオジサン予備軍”について、風未香は記事を仕上げていた。では”おでんオジサン予備軍”になってはいけないのかと考えると答えは導き出せても、その答えを表現することは自分がおでんオジサンになった証拠となる。

ということは、私はおでんオジサン予備軍なのだ。断定してはいけない世の中は窮屈だな。というと誰もそんなことを言っていないと反論が来そうだ。う~ん、どうどう巡りを楽しもう。

全話見終えて

身近な出来事を記事にするのが2折。身近の例えとして半径5メートルだ。風未香(芳根京子)が亀山宝子(永作博美)からいろんな事を学びながら物事の本質を見極めて記事にする。

途中、宝子が過去に携わった事件について関与した風未香。宝子が記事の本質にこだわる理由を知った風未香はさらに事件の本質を探ろうとする。

記事に書いて世間に公表するとそれは消すことができない。だからしつこく取材をする。メディアの人が大変なのは分かるが、取材を受ける側の意見が通るとは限らないとみんなが思っている。

その思いを押しのけて風未香は取材をして、記事を書きながら成長します。風未香の頑張りは分かるが、やっぱりメディアは鵜呑みにできない。と思っている私も一般人だ。

風未香が書く人を助ける記事は売れるのだろうか?やっぱり売り上げ重視なのが週刊誌だと思ってしまう。読者にはライターの気持ちはなかなか伝わらない。

それが私の半径5メートル。

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登場人物

前田風未香 – 芳根京子

前田風未香(まえだ・ふみか)は週刊「女性ライフ」の若手編集者。最初は芸能ゴシップを追いかける「1折」班にいたが、スクープ撮り逃しの失敗を犯し、「半径5メートル」の関心事を扱う「2折」班に異動。テンパると口が悪くなる。

山辺晃人 – 毎熊克哉

山辺晃人(やまべ・あきと)は「女性ライフ」1折班のフリーの記者。 風未香は山辺の「顔がタイプ」。人の懐にするっと入っていくのが得意。

亀山宝子 – 永作博美

亀山宝子(かめやま・たからこ)は「女性ライフ」2折班で、「さすらいのオバハンライター」コーナーが人気のフリーの名物記者。 物事に対して、いつもひと味違う独自の視点とアプローチで迫り、風未香に刺激を与える。手首の赤いミサンガには何か秘密があるらしい。

内容

第1話

週刊「女性ライフ」編集者の風未香(芳根京子)は、芸能スクープを扱う「一折(いちおり)」班で大失敗し、読者の「半径5メートル」の話題を掘り下げる「二折(におり)」班に異動。名物記者・宝子(永作博美)と出会う。二人は、レトルトおでんを買う主婦を非難してSNSで話題になった「おでんオジサン」のネタを取り上げるが、女性たちの怒りの声を集めようとする風未香に対し、宝子はなぜかコンニャク作りを始める。

出典:半径5メートル 公式HP

ネタバレ

風未香は宝子にいわれて、おでんオジサンの立場も理解しようとします。なぜ、コンニャクオジサンは主婦にそんなことを言ったのか、おでんオジサンにもオジサンなりの人生によってそうなったに違いない。

そんな考えにたどり着いた風未香は”おでんオジサン予備軍”の記事を仕上げる。

家に帰った風未香でしたが晃人が訪ねてくると、お酒を呑んで風未香は朝を迎える。ベッドの横には晃人がいて、2人は裸になっていた・・・。

第9話(最終回)

風未香(芳根京子)がかつて熱愛スクープを撮ろうとして失敗した浅田航(倉悠貴)に、新恋人が出来たという報道が流れる。お相手はITベンチャーのやり手社長・興津美咲(西原亜希)。その会社が自治体に納入している子育てアプリを宝子(永作博美)と共に取材する風未香だったが、アプリが不具合を起こしていることがわかると、興津の会社を信用しない山辺(毎熊克哉)と取材方針が対立することに……。

出典:半径5メートル 公式HP

ネタバレ

浅田航と元恋人の綿貫さゆりと興津には何かのつながりがあるとみる風未香。航を直接訪ねると、航と興津は昔から姉弟みたいな関係だったことを知り、航から興津の人間性を聞くと、風未香は動き出す。

航と興津は同じ児童養護施設の出身者だった。興津が4歳の時シングルマザーの母が突然帰ってこなくなっていた。

この経験から子育てアプリを立ち上げるのが自分の使命だと感じた興津だったが役所の縦割り体制が邪魔をしてアプリは完成していたがデータが間に合わなかったために休止状態になっていた。

風未香は興津の想いを記事にすることを決意します。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は芳根京子、毎熊克哉、真飛聖、山田真歩、北村有起哉、尾美としのり、永作博美です。

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